さくらは西行の桜か、醍醐桜か、ある山桜か・・・。周りに起こる出来事から
自らの過去・現在・未来の生への執着・悔恨・不条理・謝罪・希望・理想を綴り、
自らの生の確認としたい。
嫁いでいく姪
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     弟の長女の結婚を祝ってきた。

     この田舎町で生まれ、高校を卒業する18歳まで過ごした。

     

     その後地方都市で4年間を過ごして、東京に出て3年間を暮らした。

     ちょっと会わない間に、すっかりきれいになっていた。

     

     

          発光液キャンドルで

     

     

          末永い幸せを祈るばかりだ。

     

     友人たちに優しく楽しく祝ってくれて、仕事の同僚に祝福され、披露宴は盛り上がった。

     

     実質的な子育ての身近なところを担っていた祖父母も、80歳を超えた皺だらけの顔で喜んだ。

     どこの家庭でも同じように、両親は少し複雑だったろう。嬉しさと嫁にやってしまう寂しさと ・・・。 

     

     披露宴が進んで新郎が礼を言うころになって、新婦の姪の心には幸せにと誓いのようなものが大ききなったことだろう。

     

     

                  末永い幸せを祈るばかり。

     

            

                 ハープ演奏のチャペル

                  

                 

                         ヒルトン東京ベイ

     

     

    Posted by : 桜の好きなKOMUT | さくら | 20:51 | comments(0) | trackbacks(0) | -
    最も悲しいはずの死
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       私たちが人の死を悲しいものだと感じる最初は、肉親の死に直面した時ではないだろうか。

       楽しいことも、時には何か辛いことに出合って励まされたことも、そして小さな諍いをしたこともあっただろう。思い出すその一つ一つが、彼らの血を受け継いだという事実以上のものとして、その悲しみを呼ぶのだろう。

       

       

       そういう場面を綴った「はず」のエッセーを

      目にした。さくらももこ著『もものかんづめ』

      の「メルヘン爺」だ。

       

       

           

         祖父が死んだのは私が高二の時である。
         祖父は全くろくでもないジジィであった。

        ズルくてイジワルで怠け者で、嫁イビリは

        するし、母も私も姉も散々な目に遭った。
         そんな祖父のXデーは、五月の爽やかな土曜の夜に突然訪れた。
         夜中十二時頃、祖母が「ちょっと来とくんな、ジィさんが息してない

        よ」と台所から呼んでいる。私と父と母はビックリして祖父の部屋に行っ

        た。なるほど、祖父は息をしておらず、あんぐり口を開けたまま動かな

        かった。あまりのバカ面に、私も父も母も、力が抜けたままなんとなく

        笑った。
         まもなく医者が来て、祖父の屍をひと目見るなり「これは大往生です

        ね」と言った。死因は幸福の条件の中でも最も大切な要素のひとつであ

        る”老衰”であった。

       

       

           

       

       

         夜中三時頃、続々と親戚が集まってきた。こんな大騒ぎにもかかわ

        らず、姉は自室で熟睡している事を思い出したので、私は慌てて起こ

        しに行った。
         「ジィさんが死んだよ」と私が言ったとたん、姉はバッタのように

        飛び起きた。「うそっ」と言いつつ、その目は期待と興奮で光輝いて

        いた。私は姉の期待をますます高める効果を狙い、「いい? ジィさん

        の死に顔は、それはそれは面白いよ。口をパカッと開けちゃってさ、

        ムンクの叫びだよあれは。でもね、決して笑っちゃダメだよ、なんつっ

        たって死んだんだからね、どんなに可笑しくても笑っちゃダメ」とし

        つこく忠告した。
         姉は恐る恐る祖父の部屋のドアを開け、祖父の顔をチラリと見るな

        り転がるようにして台所の隅でうずくまり、コオロギのように笑い始

        めた。死に損ないのゴキブリのような姉を台所に残し、私は祖父の部

        屋へ観察に行った。誰も泣いている人はいない。ここまで惜しまれず

        に死ねるというのも、なかなかどうしてできない事である。

       

       

       

        「ジィさんの顔、口を閉じてやらなきゃ、まずい

       なァ」と誰かが言った。私は、そのままでも面白い

       から問題ないと思ったのだが、そういうわけにもい

       かないらしい。
        「白いさらしの布で、ジィさんの頭からアゴにか

       けて巻きたいのだが、布はあるか」と親類の男が尋

       ねるので、母と祖母は必死で探したのだが見つから

       なかった。深夜なので買いにも行けず、モタモタし

       

       

         ているうちに死後硬直が始まってしまいそうだったので、やむをえ

        ずありあわせの手ぬぐいで代用する事になった。
         この手ぬぐい、町内の盆踊り大会で配られた物であり、豆しぼりに

        『祭』と赤い字で印刷されていた。
         ジィさんは、祭の豆しぼりでほっかむりされ、めでたいんだかめで

        たくないんだか、さっぱりわからぬいでたちで、おとなしく安置され

        ていた。祖母は、「ジィさんは、いつでも祭だよ」と力なく呟いた。

        私が姉に「ジィさんのくちびるから、祭ばやしが聴こえるねェ」と言っ

        たら、彼女はまた台所のゴキブリになってしまった。

       


         体をS字にくねらせて、頬に手を重ねるジジィの姿は、ちょうど夢

        見るメルヘン少女のようであった。
         ジィさんの戒名の称号は居士であった。死ぬと無条件に仏の弟子に

        なれるというこの世のシステムには改めて驚かされる。もしジィさん

        が本当に仏の弟子になってしまったら、インチキはするは酒は飲むわ

        で一日で破門であろう。
         それなのに”居士”だ。私が、「立派な戒名もらってヨカッタねえ」

        と母に言うと、彼女は、「あたしゃ、生きているうちにいい目に逢え

        りゃ、居士でもドジでもなんでもいいよ」と言いながら,葬式まんじゅ

        うをパクパク食べ始めた。位牌が少し傾いたような気がした。

       

       

       

        こんなに長く引用することもないんだが、あんまり酷い書き方な

         ので、誰かに、誰にでも見て欲しいと思って、そうしたのだ。(8月

         31日弊欄でさくらももこさんのことを賞賛したが、舌が乾かないう

         ちに取り消しをさせて貰わざるを得ない。)

           祖父の死を、こんなに酷い書き方をするには耐えられない。多少

         の虚構があるにしても、静かには読めない。

       

       

        私に人の死、命の尊さを教えたのは、曾祖母の死・祖父母の死

           であり、それよりずっと後の両親の死は、もっと辛かった。

         これは私だけではなく、ほとんどの人がそうであると思っている。

            小さい子どもを教える立場にあって、皮肉にも肉親の死が命の

         大切さを理解する最大の機会であると思ってきた。今そうでなく

         ても、そういう場に遭遇したら、その子(人)は必ず分かるだろう

         と、無理に説明など要しないとしてきた。今もなお、そう確信し

         ている。

       

       

       

       

      Posted by : 桜の好きなKOMUT | ひとりごと | 09:21 | comments(0) | trackbacks(0) | -
      日本語教育が必要な生徒
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         文部科学省が、初めて調査したとした「日本語教育が必要な生徒」の調査結果を発表した。

         「日本語」で「国語」ではない。

         対象に、想像と少しズレがあるかもしれない。

         

         実は、外国で育つなどして日本語が十分にできず、「日本語教育」が必要な生徒について調査したものらしい。

         

            公立高校生のうち9.61%が、昨年度に中退していたという。

              全公立高校生の中退率の1.27% に比べたら7倍以上だ。

                     進学率は 平均の約6割

                     就職の場合 平均の約9倍が非正規

         

         

             

                     

              支援の不足が背景にあるとしている。

         

         

         私は、「国語」と読んでしまった。

         「国語教育」といっても、現実的には、言葉としての「日本語」だ。

         国語科として学ぶ「日本語」は、日本文化を網羅した土台の上に成り立っている。 

         

         

             

         

         

         だから、国語科を疎かにしている生徒を見ると、様々なところで「日本(人)らしさ」が確実に失う方向に進んでいると思う。

         

         「生産性」云々と言った人がいたが、「負」の再生産と、どちらがいいか甲乙付け難い。

         

         

         

         

        Posted by : 桜の好きなKOMUT | ことば | 23:07 | comments(0) | trackbacks(0) | -
        色づき始めた那須
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           那須で紅葉が始まったと、soonが教えてくれた。

           

           

                28日

           

           

               マウントジーンズ那須の那須ゴンドラ。

               山頂駅(標高1410m)付近の遊歩道で、

              ゴヨウツツジやモミジが色づき始めた、と。

           

           

           那須の紅葉は、私にとっては、北温泉と姥ヶ平のそれを意味している。

           しかし、時間に余裕が出てから、昨年など身近に眺めていない。

           

           

           

           一昨年の姥ヶ平の紅葉を引っ張り出した。

           

               

                2016.10.01

           

           

           

                    

           

           

           姥ヶ平は標高1600mくらいだから、もう紅葉は始まっているだろうが、まだ間に合うだろう。

           沼ッ原から三斗小屋温泉に通じる遊歩道から登ることが多い。5月の「峰桜」を見るときなどもそうだ。茶臼岳の表側、峰の茶屋を巡る登山道は人が多くて、それを見るまでの心が乱される。周りの空気や景色を独り占めできない。

           

           

                

           

           

           台風が去った週末にでも行ってみようかなどと思って、地図を広げて予定時間を書き込んでみた。

           今まで出発点にしていなかった那須五峰で最も南にある黒尾谷岳から、最北の三本槍岳までと欲が出てきた。

           南月山はいいが、茶臼岳、朝日岳は遅いだろう。体育の日(旧)までがいい時季だと思ってきたから、今年最後の那須だろう。

           

           

           

           

           

          Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 20:18 | comments(0) | trackbacks(0) | -
          十五夜雲のかげ
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             仲秋の名月、今年もすっきりとした満月にはならない。

             

             夕方のニュースは、関東の南の方の十五夜をはっきり見せていた。

             曇りの予報が出ていたから、だめだろうとは思っていたが、その映像に期待させられて一晩中雲の間から顔を出しはしないかと、浅い眠りと障子の間からの垣間見を繰り返した。

             

             

                  19:30

             

             

             望月どころか、立待、居待、寝待、臥待の月になっても、満面の笑顔は拝めない。

             更待の月に期待して、日を跨いでしまう。

             

             昨年もそうだった。この時季、天気には恵まれていないようだ。

             十六夜を、と思ったが、今年はそれも望めないらしい。

             

             

             

            Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) | -
            環境危機時計
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               環境危機時計というのがある。この頃初めて見た。

               旭硝子財団が発表した。ホームページにある。

               

               

                    

               

                  地球環境の悪化に伴って回答者が人類存続に対して抱く危機感を

                 時計の針で表示する「環境危機時計」を独自に設定し、毎年危機感

                 の認識調査。各国の研究者ら約1800人対象。4〜6月に実施。
               

               昨年2017年から、14min. 進んでいると評価されている。悪化していると見られている。

               9:47 まで進んだ。「極めて不安」の赤色だ。

               

               

                

               

               

               地域毎のデータもある。

               回答者が重視した分野は、気候変動、生物多様性、水資源だったという。

               

               その中には、行政の担当者なども含まれるが、分針の進行を遅らせるような方策は見えてこない。

               私たち一般の者たちは、その辺りを求めていかなければならない。

               

               

               

               

              Posted by : 桜の好きなKOMUT | ひとりごと | 22:03 | comments(0) | trackbacks(0) | -
              山栗は食べないだろう
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                 気温が20℃を切って、いよいよ走れる、11月に向けて走らなければならないころになった。

                 今朝の日の出が5時23分で、その少し前に走り出した。18℃だった。

                 

                 朝走るようになってから変わらない。ライトをつけた新聞配達のバイク、明けていく東の空、稲刈りが始まった田んぼ ・・・。

                 

                 

                 細い国道の歩道に落ちる「山栗」(野生の栗 親指先大ほど)を踏まないように飛び跳ねて避ける。

                 

                 

                     

                 

                 

                 山栗は、実の大きい栽培種よりも早く熟して落ちる。

                 だから、これがとても甘いと知らない人はほとんど食べない。

                 小さいし、始末が面倒だから、食べるなら昔の人だろう。

                 

                 

                           

                 

                 

                 まだ、落ち始めたばかりだ。

                 私は家に戻って昼近くになってから、拾いに行った。

                 

                 このまま煮て食べよう。自然の甘さを確かめよう。

                 栗御飯にだってできる。

                 

                 

                    この道を走るようになって、毎年見ていた光景だ。

                    今年は、今までになく重いほど拾うことが出来た。

                 

                 明日は、敬老の日だ。

                 

                 

                 

                 

                Posted by : 桜の好きなKOMUT | ひとりごと | 21:25 | comments(0) | trackbacks(0) | -
                いよいよ走り出す
                0

                   

                   ここ一両日、はっきりと気温が下がった。5時で15℃。

                   
                   来月末の今年1回目に向けて、もう走り出さずにはいられない。
                   気温が高いことを言い訳に走らないでいたが、いよいよそれも通用し
                  なくなったのだ。朝の気温が20℃、日中が25,6℃くらいになった。
                   田舎の道には、コスモスが揺れている。
                  ▢ 
                       
                   3ヶ月ぶりの10kmは、結構辛かった。
                   3→4km、6→7kmの上りで足が進めば何とかなる ・・・。
                   いきなり、走りだした。
                   それでも、60分以内で走れれば、合格点だと思った。
                   小さな坂でもきつかった。
                   ▢
                   ▢
                   ▢
                       
                   
                   ▢
                   6時過ぎに帰って来ることが出来た。
                   距離は実測なので、今日の目標をクリアしてれば、まあまあだ。
                   アミノ酸だけを飲んでいる。
                   この疲労が抜けるのに何日かかるか、何日後に走れるかが問題だ。
                   夕方には、下半身はすっかり筋肉痛に包まれている。
                   
                   ▢
                   ▢
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                  Posted by : 桜の好きなKOMUT | らんにんぐ | 21:37 | comments(0) | trackbacks(0) | -
                  ラフのボールが見える
                  0

                     

                     草を刈っていると、ゴルフコース、ラフに入ったボールが思い浮かぶ。

                     

                     

                         

                     

                     

                     この頃、こんなボールが上手く打ててないからだろう。

                      打っても手応えがない。グリーンに届かない。

                     

                     刈り払い機で草を刈るには、名の通り払うように振る。

                     歯の左上部、時計の10時あたりが草を切るように集中する。

                     

                        ラフのボールを、払うように打っていたことに気付く。

                        この歯を立てるように、クラブフェイスを長い芝に

                       入れなければならないんだ。

                     

                     

                     

                      もう一つ。

                      ボールに目を残そうとして、全身の筋肉が

                     固まっているから、貯めた力はボールに伝わ

                     らない。飛球方向に働かないから飛ばない。

                      スムーズな回転で飛ばそうとすると、ボール

                     から速く目が離れ、このように払ってしまって

                     フェイスのスイートスポットに当たらない。

                     

                     

                     

                     

                      しかし。                         

                      クラブフェイスの真ん中で打つために、

                     このアドレスからインパクトまで、視線

                     を釘付けにしようとするのは、身体に、

                     力みをうむ原因になってしまう。

                      草刈もゴルフも、首のあたりに疲労感

                     が残るのは、動きに無駄な力が入ってい

                     た証拠なのだろう。

                     

                     

                     小さい頃からやってきた野球のことを考えたって、そうだ。

                     一番大事なのはインパクトで見ていることで、ボールは投手が持っているときから見ている。そして、自分の好きな位置で、目でバットで、捉える。

                     ゴルフと、投げるボールを打つ野球との違いはそこだ。

                     インパクトに集中すればいいのか ・・・。

                     

                               はやく切り上げ、刈り払い機をクラブに代えよう。

                     

                     

                     

                     

                    Posted by : 桜の好きなKOMUT | ごるふ | 22:11 | comments(0) | trackbacks(0) | -
                    '18 台風21号
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                       台風の発生が記録的に多く、その中でも最大級の威力を持ったまま本州に上陸し北上するだろうと言われていた台風21号。

                       1991年、1993年以来の被害が心配された。

                       

                       正午頃徳島の南端に上陸し、20号の姫路よりも東を日本海に抜けた。

                       近畿地方に大きな被害が出た。東北・北海道が心配なルートだ。

                       

                       

                       見慣れない光景がTVに流れた。

                       

                       

                            大阪住之江区

                       

                           駐車場の自動車がひっくり返って、ぶつかり合い、道路の

                         角に押し集められている。最大瞬間風速60mになったのだろう。

                       

                       

                            兵庫県西宮市

                       

                          駐車場の自動車が燃えている。高潮(5,6m)で海水に浸り、

                         バッテリーがショートして発火、燃料に引火したのだろう。

                       

                       

                       自然の威力を改めて見せつけられた。

                       台風を制御することは出来ないから、これらを記憶に留めて、早めに避難するしかない。

                       

                       

                       

                       

                      Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 20:22 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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