さくらは、西行の桜か、石部の桜か、ある山桜か・・・。古に倣して桜を眺め 

    自らの過去・現在・未来の生への執着・悔恨・不情理・謝罪・希望・理想を記して      

    この生の証しとする。
ふきのとうを食べる
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     二日続きの淡雪。

     

     寒いのに、蕗の薹が首を伸ばしていた。

     

     

           

     

     立春過ぎの冷えは、粉雪が舞う。

     

      気温が低い中で、築山の南向き傾斜に、

     

       確かな春を告げる蕗の薹。

     

     

     

     こんなのがあったと思い出す。

     

        君がため春の野に出でて若菜つむ

     

             わが衣手に雪は降りつつ  光孝天皇

     

     

     百人一首に収録されている和歌。

     

      あなたに差し上げようと、春の野原に出て

     若菜(蕗の薹ではないだろう)を摘む私の袖に、

     雪が降り続いていることだよ。

             若菜を送るために添えた和歌とある。

     

     

     私は、その蕗の薹を食べる。

     


            さっと湯通し

     

     

     そのままで、食べる。

     

     春の香りが、気分が広がる。

     

     

     

            digression     komut.hatenablog.com

     

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    身体の酸化に抗する
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       私たちは日々、多くのストレスの中で暮らしている。

       これらによって身体が、それをつくる最少の細胞群が傷

      つき痛んでいる。

       

       酸化すると表現されることがあり、これから身体を守る

      ために「抗酸化」の暮らし方が言われる。

       

       それには、「アルカリ化食」を取り入れることが、何より

      も先に求められることで、野菜を食べることだとずっと

      思ってきた。

       

       それが腸内環境を整えることで、癌予防などにつなが

      と言われれば、そういう文言には惹き付けられる。

       

       

            抗酸化野菜

       

       

       病気に罹らない身体作り は アルカリ化食 と ・・・。

       それは、良質なタンパク質たっぷりの豆や野菜、きのこ

      を使った栄養たっぷりのおかずがいいという のには、

      注目せざるを得ない。

       

       さらにアグレッシブに、昔から健康増進に使われてきた

      酢を、「抗菌作用の高さ」から使えというのに出合った。


          腸内の有害な細菌を減らす  

          胃腸での消化をよくする  

          体重や体脂肪率を減らす   と説明していた。 
       

       

             納豆に酢

       

       

       りんご酢が食べやすいと勧められている。

       腸内の黴を減らし、体重と体脂肪も減らしてくれると。


         毎朝小さじ1杯の 酢ドリンクで 1か月

       

       まず、ここから。

       もう、始めた。

       

       

       

                            digression     komut.hatenablog.com

       

       

      Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 21:16 | comments(0) | - | -
      slowな立春から4日目
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         春が立ってから4日目となった。進んではいない。

         立春は、こんな始まりだった。

         

             翌日の午後から3日目まで雪になり、

            融けるのに今日から何日かかるか ・・・。

         

           

         春だといっても、まだまだ寒い。

         私のところは低いが山裾なので、朝の冷えが続いていた

         曇っているから、2℃でなんとか止まっている。

         

         

             

         

           いいような。偶然に救われたような ・・・。

           新しい春を始めるに当たって、力まないでいいから

         

         

          ところがね、昼頃になると晴れてきてしまった。

          雲がなくなれば、北寄りの風が吹くに決まっている。

         

          それが、怠け者ではいられない、困った日になった。

          仕方なく、5km の Walk&Run で、勘弁して貰う。

         

         

         今季2度目の雪は、ゴルフの私に容赦なくやった来て。

         もう帰路はシャーベット状が続いていた。

         

          夜も、昔のように、沈々と降り続いた。

         

         

              

         

                ふ き の ふ る ま ち を ・・・

         

         雪は闇に積もり続けた。

         翌朝には真っ白な景色が広がって、まだ、続いた。

         

         

             

         

                枝垂れ桜の線が冷たそう 

         

          深いところは、9cm もあった。       

         

         

         そして、4日目の今日。雪が融けるける日だ。

         私は怠け者。雪掻きなどしない。だだ待っている。

         

         雪の表面がきらきら光って、ほら融け始まった。

         屋根から落ちる雪の塊、雪解け水が音を立てている。

         

         

           午後になって、雪は随分減ってきた。

           陽の当たる縁側から、それを眺めている。

         

         

             

         

         これだけ融ければ、暮らしに支障はない。

         私の怠け者は正解だった。

         

          やあ、何と平和な世界だ。

         

         

         明日から気温が上がるという。

         立春から5日目。いよいよの春に向かっていくらしい。

         一層の勤勉が求められることになる ・・・。

         

         

         

         

         

        Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 19:55 | comments(0) | - | -
        お供えを下げる
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           まだ正月気分で暮らしている。

           

           歳の初めに特別な事がある、という訳ではない寝正月を続けているということだ。

           

           寒さのせいにしている。北西の風で、気温は3℃ほどしかない。

           

           元旦の初日に小さく誓った事などを、とっくに忘れてしまったかのように ・・・ だ。

           

           誰にも何にも責められたり急かされたりすることもないので、のんびりとやっている。

           

           

               

           

             朝になってやっと晴れた穏やか日の出だった

           

           

           このままでいい。

           

           この安らかな時がゆっくりと流れていけばいい、一人

          頷いている。

           

           そこに、まだ吊されずに立ち上がっていない暦がある。

           

           何も願う訳でもない。

           

           

                   

               

                   九紫 避けるものだけは

           

           

           お供えを下ろした。関東では七日に、正月飾りとともに

          下げるところが多いということだが、我が家では十五日

          ぎりぎりとしてきたので、それに従った。

           

           流石に正月気分から抜け出さないと駄目か。

           

           

           

           

           

          Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 11:55 | comments(0) | - | -
          シラネアオイ揺れる
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             今年は季節の進むのが、1週間から10日は早いと言われている。

             木々の中はどうか、雑木林に入ってみる。

             

             入り口に、山あいの田んぼに水を供給する溜め池がある。

             山桜が水面に、花筏を作っている。

             

             

                  

             

             

             もうすぐそこに、シラネアオイが咲いている。

             

             

               

             

             

                     

             

             

             薄紫も、白いのも、昨日の雨にやられて、花弁がちょっと悩ましくも

            ねじれるように俯いている。

             

             

             ここは標高にしたら200mくらいで、栽培された園芸種を移植したも

            のだが、うまく定着して花が広がっている。

             

             

                      

             

                     ボランティアの人たちの思いやりは実り、

                    花を見に来る人も増えているとか。

             

             

             遊歩道の近くには、ニホンサクラソウも植えられ、林の中での歩を確認するに咲いている。

             

             

                  

             

                 自生種よりも花弁の色が濃いような気がする。

                 生長のはやい周りの雑草に埋もれそうだ。

             

             

             まったくの野草だって花開いている。イカリソウ。

             

             

                  

             

             

             山野草の緑や開花が進んでいる。

             みなそれぞれに自己主張しているのを認める ・・・。

             

             

             

             

            Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 21:58 | comments(0) | - | -
            卒論のテーマは
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               学習院大の目白キャンパスに、4年生への進級後、初めて通学された

              様子が映し出された。

               

               

                       nikkei.com

               

                  文学部日本語日本文学科に在籍中で、今後は卒業論文の

                 執筆などにも取り組まれるという。 12th April '23

               

               

               

               「大学最後の1年間、この緑豊かなキャンパスで、よい学びができ

              ましたらと思っております。」と笑顔で話されたとか。

               

               

               20年の入学以来、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、登校を控え

              オンライン授業を中心で、

               

               今後は、感染状況を注視しながら基本的には通学を続けるという。

               

               

               

               もう学習院の緑は濃いね。

               アカデミックな雰囲気が柔らかいのは、そのせい。

               ああ、ごめんなさい。

               

               

               

               

              Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 22:15 | comments(0) | - | -
              山あいに春の花々
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                 雑木林の入り口に溜め池がある。水田を耕していた頃の灌漑用で、今でも水がたっぷりある。

                 水が温み始めた水面に、若芽が張り出している。

                 

                 

                      

                 

                 

                 沢に沿って少しずつ分け入る。

                 早い春の花は、その近くに群生していることが多い。

                 

                 白い花の色のせいか、ひっそりと佇むようなイチリンソウに会う。

                 

                 

                      

                 

                    あるところでは、一畳ほども集まっている。

                    風などにやられたか、花びらに切れ込みが深い。

                 

                 

                 カタクリは、それこそたくさん踊っている。

                 

                 

                        

                 

                             

                 

                     いつもより、コントラストが弱い。

                     先月末に2日も雨の強い日があったからね。

                 

                 

                 隣に並んでいるのが、エイザンスミレ。

                 

                 

                      

                 

                    ぽつんと咲いて、こちらに顔を向けてくれた。

                    紅をさしているようにも ・・・ 。

                 

                 

                 谷間の水からちょっと登ったところに、イワウチがパラーっと散らしたように咲いている。

                 

                 

                     

                 

                            

                 

                          細い首に白化粧、ふちどりがおもしろい。

                 

                 

                 山あいに来た花の春を確かめて歩いた。

                 桜と同じに、思っていたより2、3歩進んでいた。

                 

                 

                 

                 

                Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 22:10 | comments(0) | - | -
                スギ花粉飛散悲惨も
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                   今日のスギ花粉の飛散は凄かった。

                   

                   

                        

                   


                   朝から遠く近くの山々が、こんな煙の中にあった。

                   さて、思いつきが一つあり、それを求めて出かけようか、じっと家の

                  中で過ごそうか迷った。

                   

                   花粉を吹きかけてくる南風は弱くならないで昼近くになった。

                   果たして、正午のチャイムが鳴る前になって、北に向かった。

                   

                   どこへ行ったって花粉の中にいることになった。

                   慣れている人は平常、私は再燃だった。

                   

                   

                   

                     よく晴れて季節外れの暖かさになり、スギ花粉の飛散がピーク。

                     九州から関東にかけて、帰宅時間帯まで「非常に多い」予想。

                     花粉症には万全な対策が必要。数日続く ・・・を、みていた筈。

                   

                     ここのところ花粉症は出ていなかったので、甘くみていた。

                   

                   

                         


                     ここらでも、朝からよく晴れて、20℃を超えていった。

                     飛散量の数値を見てはいなかったが、相当大きかったのだろう。

                   

                     週末にかけて「花粉大量飛散」。週明けは雨で一旦落ち着く ・・・

                     東日本は、今月末までスギ花粉ピーク続くという。

                   


                   この花粉の中を出かけたのは、飼っている黄色い金糸雀に春の篭を、

                  春向きの篭に入れてやりたいと思いたった訳だ。

                   洋鳥には鉄製が使われることが多いが、私は竹製を与えてきた。

                   

                   以前からこの人の制作した篭を使っていたが、小鳥店から聞いた携帯

                  電話の番号しか持たずに出かけてしまった。

                   

                      やっぱりね。出て貰えない。SMS を入れるが・・・。

                      自宅から40km程北の田舎の町、近所のことは聞いていても、

                   

                      名前は、○○保で、亡き父の保夫の一字と同じ ・・・ なのに。

                      ここから行き着くのに、3時間近くかかった。

                   

                   

                   やっと辿り着いて、留守番の奥さんに話をした。

                   当の○○保と連絡を取ってくれて、用件だけ話すことが出来た。

                    ― 小鳥店から私のことを聞いてくれていたようだ。

                   

                   

                   私が帰宅するのを追いかけるように、彼は(5つ先輩)電話をくれた。

                   すべて承知した ・・・ 雑談に花が咲いたほどだ。

                   彼は、19番ホールだったと笑っていた。

                   

                      今日私は彼に家に着くまで、何人もの親切を得た。

                      手に、名刺が2枚残っている。

                      私には、仕事を辞めてから立場も、肩書もない。

                   

                   

                   

                   ちょとした興奮が収まるのには、酒の酔いが回ってきたころだ。

                   

                   花粉も居座っている。

                   鼻水とくしゃみで、目が痒く顔がくちゃくちゃになりながら、

                   

                     この歳になって、カナリアの篭一つで、友だちが広がったと、

                    嬉しいこと限りない ・・・。

                   

                   

                   

                   

                  Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 22:02 | comments(0) | - | -
                  春隣
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                     二月も下旬になって、朝も寒暖を繰り返していた。

                     今朝は、寒い方。

                     

                     昨夜未明にぱらついたらしい雨粒が、もう落ちそうな臘梅の花びらにくっついている。

                     冷えたんだろう、凍っている。

                     

                     

                          

                     

                        もうずっと前に咲いたから、もう散りそうだった。

                        氷の雨粒は朝日に光っても、間もなく一緒に落ちるだろう。

                     

                        その向こうですぐに、ホオジロが囀りを始めた。

                     

                     今朝の冷たさは、冬のものではないだろう。

                     三寒四温というのでもないが、春に向かう温かい雨が急に冷やされた

                    のだろう。

                     

                       思いつきの三寒四温は、春先の時候の挨拶や天気予報の例えなど

                      にも使われる。

                     

                       寒暖を繰り返しながら春がやって来るという意味で、本来は冬の

                      季語(旧暦による)。ー 今日は新しい暦でなら冬だから、気候も移り

                      変わるし、言葉の使い方にも少しずれが出ている。

                     

                     

                     先日発表された桜の開花予報(第1回)は、例年より早まるとの予想だ。

                     今日からも順調に暖かさを加えていったら、生活は楽だが ・・・。

                     

                     

                     そして、弱い、冬残りの風の中を出かけた。

                     久し振りに知人と昼食を摂った。歳を重ねたが、みな元気でよし。

                     

                     

                     帰宅して、土産に貰った饅頭を供えた。

                     そう言えば、曾祖母の命日だったかと思ったが、違った。

                     こんな天気だったなあ、と50年も前のことを思い出そうとした。

                     

                     

                     こういう日の午後は、縁側で            

                    みんなでお茶を飲んだだろうと ・・・。

                     

                     

                     

                     

                     あの頃の家族は、8人だった。

                     今は、ひとり。                   

                            

                     

                     

                     

                     もう寒さの厳しい冬に逆戻りすることはないだろう。

                     しかし、春が近づいているのが感じても、何時という確証などない。

                     

                     すぐそこまで来ている、と期待を膨らませて信じるしかない。

                     

                     

                     

                     春遠からじ、春近し、春隣はるとなり ・・・ なんだ、と。

                     

                           滑稽な 友の話や 春隣

                     

                     

                                  思わず、頬が緩んでいることだろう。

                     

                     

                     

                                       

                     

                    Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 22:51 | comments(0) | - | -
                    春の雪だった
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                       昨日の雪を掻いている。

                       南岸低気圧による春の雪だった。

                       

                       

                            

                       

                           湿った雪だったからガチガチに凍っている

                       

                       夜半には雨になっていたから、雪は少しは溶けたが、樹々にへばり付

                      いて、時々音を立てて落ちる。

                       

                       

                                 

                       

                                雪掻きは進まないが焦るほどでもない

                       

                       

                       春は、光 → 音 → 気温、と来るというらしい。

                       ここだけでも、確かにね。

                       

                       積もった雪の表面が、きらきら光っている。

                       身体に受けているのは、東の方から差しているのは、まさに春の光だ。

                       

                       

                            

                       

                       音は、雪融けの音。

                       屋根に降った雪が溶け、滑り落ちる。雨樋を雪融け水が走る。

                       地面を叩く。 ― その積もった雪の表面で、融ける音が跳ねる。

                       

                       

                       暖かさは、どうか。

                       

                                 

                       

                                 順調に気温が上がった。10℃超10:30

                       

                       寒く、冷たかったが、やっぱり春の雪だった。

                       森羅万象がより活発に動き出す春が、そこにあると実感する。

                       遅ればせながら、私のモチベーションも、ちょっと上がりかけたか。

                       

                           

                           昨日の雪、よく降ったからねー。7〜10cm  1/25-5cm

                       

                               

                       

                       

                       

                       

                      Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 22:20 | comments(0) | - | -
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