7日未明米がシリア・アサド政権の軍事施設を空爆した。
中国の習近平主席を迎えて首脳会談の直前だ。
米軍は地中海東部に浮かぶ駆逐艦2隻から59発のトマホークミサイル
をシリア中部の空軍基地に打ち込んだ。
シリアのイドリブ県で4日に行われた化学兵器によるとみられる攻撃
で86人が死亡したのに対して、米政府はアサド政権によるものだと断定
その拠点だとする空軍基地への爆撃。
※ この空爆について、国連の安全保障理事会は5日、緊急会合
を開いたが、意見が対立していて、当初目指していた非難決議
案の採決先送りされていた。
トランプ大統領は最初に、「致死的な化学兵器の拡散を妨げることは米国
の安全保障上、極めて有益である。」とコメント。
(ikily.xsrv.jp)
シリアにおける米ロの関係がはっきりしている。
アサド政権を支援してきたロシア。攻撃された基地にも武装ヘリを配備。
米国防総省は、攻撃の2時間前にロシアに、基地から撤収するよう通告。
プーチン大統領は、攻撃を非難するコメントを出していた。
「主権国家への侵略行為であり、国際法違反である。シリア軍は
化学兵器を保持していない。廃棄した事実が国連機関によって
証明されている。」
7日 安倍首相が、「化学兵器の使用を許さないアメリカ政府の決意
を日本政府は支持する。」と表明した。(16時01分)
7日 国連の安全保障理事会の緊急会合
米ヘイリー国連大使「民間人が犠牲となった化学
兵器の使用は許されない。我々の行動は十分に正当
化される。」と、更なる軍事行動の可能性を示唆。
これに対して、アサド政権を支えるロシアは「アメリカの攻撃は
国際法違反であり侵略行為だ。自制を求める」と強く非難した。
(TBS NEWS etc)
支持はどうかなぁ・・・。傍観者でいると、存在は軽視されるが。