今年最初のフルマラソンは、気温の高いことや膝痛による練習不足などで、条件が整わないうちの敢行だった。
こだわってきたサブ4は眼中になく、ハーフでリタイアか、その少し後の関門で打ち切りに合うかなどと思っていた。
函館マラソンは、今までに参加したことのない「都市型」で、丁度手の5指を辿るように折返しを繰り返してスタート地点に戻るコースだった。
私は同じ風景を走らないワンウェイの方が好きだったが、その点では今回も辛かった。
ビルの間
市電の横
5日前に20kmを2時間 (6分/km)で走っていたから、6分30秒/kmでよいとすればハーフは行くだろうと考えてはいた。
中間点を過ぎたら、膝や脹ら脛がどれくらい痛くなるかだった。30kmを超えたらスタミナ切れになり、下半身全体が痛くなって歩き関門にかかるだろうと思っていた。
結果的には、4時間32分48秒で完走した。
大いに、満足だった。
4時間で完走する(5分41秒/km以下)と申告した「Cブロック」からのスタートだったが、とにかく中間点まで6分30秒/kmくらいで行けばよいと走った。
コースには下りもあったし、エイド毎に十分に給水したり、最短のコースをとったり、省エネの走りを心がけたりした。
それほど苦しいとも感じなかった中間点を、2時間05分35秒で通過した。
後半を3時間(8分30秒/km)かけても、歩いても時速7kmで、最終関門をクリア出来ると計算した。
こう力まずに走ったのは成功で、秋冬に向けた土台作りが出来た。
23kmまで、5分台で走っていた。時計のデータで確認。
36kmまで、6分台。
7分台は、ゴールまでの最終6km。
ゴール
フルマラソンには3,310人が出走し2,783人が完走。
完走率が84.08%('16の−6%)だったという。
美味い魚を食べて走りたい、JR「大人の休日倶楽部」パスを使って行きたいとエントリーした函館マラソンだった。
身体全体の疲労は、まだ奥の方に残っているかもしれない。脹ら脛の筋肉痛や膝痛は、一般的に言われている48〜72時間の水曜日の朝には、ほとんど消えた。8月は北海道マラソン。