普段テレビをあまり見ない。ニュースもラジオによっている。
それでも日曜日の夕方、「ちびまる子ちゃん」と「サザエさん」を必ずミる。
時々ミるのに、NNN ドキュメントがある。
この間の番組は、「少々長いタイトルです。」と言っていた。
ドナルド・レーガン
福島第一原発の事故で放出された放射能の8割は、実は太平洋の海の方に流れた。
海の上を漂う放射能プルーム、そこを通過したのがトモダチ作戦で、日本の被災地支援を行った米空母ロナルド・レーガンだった。
乗組員は今、ガン、体の痛み、大量出血、抜け毛など様々な健康被害を訴えている。そして希望に満ちあふれていた生活も一変してしまった。
すでに2人が白血病で死亡しているという。余命宣告がされた米兵へのインタビューもあった。
福島第1原発事故発生後の米軍による被災地支援活動、いわゆる
「トモダチ作戦」に従事したという米国居住の157人が、放射能被
ばくによる被害を受けたとして、50億ドル(約5450億円)の基金の
創設や損害賠償を求めて米国の裁判所に提訴したと発表している。
もっとたくさんの情報に当たった方がいいようだ。
3月16日ホワイトハウスは日本在住の米国市民に対して原発
の半径50マイル(約80km)以内から退避勧告を出したり、日本
国外へ退避するためのフライトを準備したりするなどの対策強
化に方向転換した。日本政府が出した国民への対応の違いを考
えると、これによる被爆は考えられないし、米国が日本の情報
を信用していなかったことの現れだ、とする人も少なくない。
(「トモダチ作戦」コラム)
NNNとは、NipponNews
Network の略。日本TVなど
民放29社が参加している。
北海道から沖縄まで、時には
海外にも目を向けて、様々な出
来事を取材報道してくれている
人々の日々の喜怒哀楽を見つめ、生きる力となる「希望」や「絆」を描いてきた。何かに思い悩み、それを乗り越える瞬間に、カメラは寄り添ってきた ・・・とか。
番組は時代を記録しつづけ、今日より明日、明日より未来へ、少し
でも笑顔が増えていきますように、日曜日の深夜、視聴者の皆さまと
ともに考えていきたいと思っています、とある。
夜中に、ちょっと考えさせられる番組ではある。