文化の日は祝日だが、今の私には、いつもと同じ休日だ。
明治天皇在位の時代から1947年(昭22)まで、明治天皇の誕生日(天長節・明治節)として祝わってきたからだという。
そして、46年(昭21)に日本国憲法が公布された日で、日本国憲法が平和と文化の重視から、48年(昭23)に公布・施行された祝日法で「文化の日」と定められた。施行が公布半年後の5月3日だから、この日が憲法記念日。(Wiki.)
だから、この日ぐらい憲法について考えなければならないだろう。
憲法改正反対集会
先の第48回衆院選で、自民,公明両党の獲得議席が自民党の追加公認も含めて310議席となり、改憲発議に必要な3分の2に達した。
そして、憲法改正を公約の柱の一つに据えていただけに、安倍首相は早速「与野党にかかわらず、幅広い合意形成をする。」と改憲に意欲を見せた。
第四次安倍内閣の結束は強そうだ。小泉進次郎議員のような人も少ないだろう。
9月憲法9条に自衛隊を明記するとした首相の意志は現実化に向かう。
国民は、安倍首相の下での憲法改正をどう思っているか。
共同通信が、全国緊急電話世論調査を実施した。(11/1,2)
内閣支持率 支持 49.5% ←→ 不支持 38.3%
憲法9条への
自衛隊明記 支持 38.3% ←→ 不支持 52.6%
栃木県のデータ
全国値に対して保守的のようだ。
その衆院選の小選挙区での当選者所属党そのものだ。
これに対して栃木県においては、市民団体(戦争法の廃止と立憲主義の回復を求める県民ネットワーク)が講演会を開いた。
「STOP!戦争への道 栃木県民集会」 11/3県総合文化セ
講師 水島朝穂 早大教授 (現行9条の重要性と自衛隊の存在を憲法に
明記する「加憲」の危険性を指摘)soonによる
「教育の無償化」によって、平和な日本を持ち続けようという国民を育て続けてくれればいいのだが。セクハラ、暴言、不倫、居眠り、椅子取りゲームに現を抜かす国会議員では危ない。
国民投票という関所を生かすためにも、考える国民でありたい。