昨日15日で、沖縄が日本に復帰して46年が過ぎた。
沖縄県内で始まった「5・15 平和行進」は13日に最終日を迎え、宜野湾市の宜野湾海浜公園で「平和とくらしを守る県民大会」が開かれたという。朝日デジ
大会宣言として、「日米両政府によって強行される米軍基地の強化、拡大に反対する。」を採択したと。
宜野湾海浜公園
県内外の市民団体や労組等から3500人。山城博治沖縄平和運動セン
ター議長の辺野古移転阻止に対する協力呼びかけ、国会議員の沖縄の
現状を伝えてほしいという訴え。
同じ国内でありながら、米軍基地や安全保障などの施設や言葉に遠い環境
にあると、沖縄の苦悩は忘れられがちだ。
46年前、私は高校2年生だったからあまり強い印象を持たなかったろう。
佐藤栄作首相の「復帰前の沖縄訪問時の演説か、本土復帰を祝う政府主催の記念式典の挨拶」の場面だけが記憶に残っている。
少し気にかけるようになったのは、10年後くらいだろう。
復帰は、「核抜き・本土並み」とされ、
衆議院は当時、速やかに米軍基地の整理
縮小を進めるめるべきだと決議した。
しかし今も、国土面積の約6%しかな
い沖縄に、在日米軍専用施設の約70%が
集中している。
■ 米軍基地
沖縄の米軍基地問題は、重大な岐路に直面する。
宜野湾市にある普天間飛行場の、名護市辺野古への移転だ。
政府は7月にも、海を埋め立てる土砂の投入に
踏み切る構えを示している。
基地建設は、日本を取り巻く安全保障環境を理由に進められてきた。
しかし、北朝鮮の非核化、日中の関係改善が見えてきた今、(彼らはなかなか信用がおけないが)在日米軍の在り方や沖縄の米軍基地の整理縮小も再検討することになると期待している。
膵癌公表で退院の翁長知事が、早く知事選対策を始めてほしい。