タイポグリセミア現象
2018.08.01 Wednesday
全国でも「暑いところ」に数えられる茨城県大子町は、私の住んでいるところから東へ15km、車で20分の所にある。
祖母の妹が住んでいて、夏休みには久慈川畔の花火に案内してくれたり、大洗へ海水浴ら連れて行ってくれたりした。
その「勝代おばちゃん」が亡くなってから10年になるのか。
生活必需品を買いに行くこともあり、住まいを壊して更地にしてあるが私名義の土地を車から眺めると、それこそ50年も前のことが蘇る。
私が迎えに行くのだが、決まった酒やお菓子を持ってきてくれた。
その菓子舗が閉店(倒産)した。
風景は変わらず
人の暮らしの常ならんや ・・・。
富山県の老舗和菓子屋「中尾清月堂」は、看板商品のどら焼き「清月」を大幅改良し、お知らせを出したところ、10日間の期間中5万9200個のどら焼きを売り上げ、過去最高の販売実績になった、とか。
文字の順番を入れ替えても正しく読めてしまう文章で広告し、どこが変わったのかをクイズで答えるリニューアルキャンペーンを開催した結果だという。
「タイポグリセミア現象」というらしい。
みなさまにだいじなおしらせ。このたびなかおせいげつどうが
ぜったいにばれないように どらやきのリニューアルをおなこいま
した。
これは使えそうだ。
近隣住民の高齢化、過疎化が進む地域にあっては、難しいだろうが ・・・。