12日、スポーツ界で驚く発表があった。
女子テニスの世界ランク1位大坂なおみが、コーチのサーシャ・バイン氏との契約解消を自身のツイッターで。グランドスラム2大会連続優勝を支えてきた手腕を誇る名コーチとの師弟関係解消したというのだ。
サーシャとは今後一緒に活動しない。彼の
仕事に感謝しているし、将来の成功を祈って
いる、と。
バイン氏もツイートでリプライ。「ありが
とうナオミ。僕も、本当に幸運を祈っている。
なんという道のりだったんだろう。僕を加え
てくれてありがとう。」と感謝の気持ちを示
していた。 THE ANSWER
全豪オープンで優勝を果たしたばかりの新女王がよもやの方向転換。豪州メディアは「全豪オープン女王ナオミ・オオサカは2度目のメジャータイトル獲得後、誰も理解できない衝撃の発表を行った。」と報じているとか。
昨季のWTA年間最優秀コーチを受賞したバイン氏。不調に陥った
選手が環境を変えるためにコーチを変更することはテニス界では、
珍しくないらしいが、最強を証明した選手とコースの組合せを解消す
る決断は世界を驚かせただろう。
もう一つは、競泳女子で来年東京五輪の金メダル候補の池江璃花子が、
白血病であることを自身のツイッターで告白したこと。
応援してくださる皆様、関係者の皆様へ
ご報告があります。この度、体調不良とし
てオーストラリアから緊急帰国し検査を受
けた結果、「白血病」という診断が出まし
た。私自身、未だに信じられず混乱してい
る状況です。。
今後は、少し休養を取り、治療に専念し、
1日でも早く、またさらに強くなった
池江璃花子の姿を見せられるよう頑張って
いきたいと思います。これからも温かく見
守っていただけると嬉しいです。日刊スポ
池江は先月18日から約3週間の予定でオーストラリア合宿に出発。今月7日までの予定だったオーストラリア合宿を途中で切り上げて帰国していた。
昨夏のジャカルタ・アジア大会では日本勢最多6冠で、女子初の大会
MVPに選出された。現在、個人種目12個とリレー種目9個、計21種目の
日本記録を保持している。
今のトレーニングと大会出場を続けられないのは残念だ。
周囲の人たちの励ましなどで最も悲しく感じたのは、お祖母ちゃんが苦しい胸の内を明かしたものだ。
「オーストラリア合宿の前、1月2日に家族全員がうちに集まってくれ
ました。孫も5人が来てくれて、わいわい騒いでくれました。アジア大会
のメダルを持ってきてくれたので、家族全員で代わる代わるかけたりし
ましたね。」
「水泳なんてやんなくていいから、とにかく長生きしてほしい。私よ
り先に逝っちゃうなんて、いやだから、とにかく長生きしてほしいです。
生きてさえいれば、私は……。生きてください。私が死ぬ前に死んでほ
しくない。私だって80歳なんだから。」週刊新潮WEB
スポーツでは偶然の悪戯が、こんなふうに出てきてしまうのが悲しい。
お祖母ちゃんの悲しみに、涙を禁じ得ない。