なぜゴルフ
2019.04.06 Saturday
かつての野球仲間が集まる機会があった。
ずっと学童野球の指導を続けている人、ラジオなどで解説をしている人、シニアリーグに関わる人、連盟の役員として大会の運営にあたっている人、代打専門で今も裏方に回っている人などだ。
野球に関わっていないのは私ぐらいだ。
大学で野球をして卒業し、軟式野球に転換して36歳まで、年間30試合程度15年は、彼らとプレーしてきた。
そこからの3年間、すべてのスポーツを諦め国文学教育研究に浸った後、学校に戻ったが「野球」を再び続けることはなかった。
体力が落ちてしまっていたことが第一の理由だ。
そして、ゴルフを選んだ。
プレーするときの緊張感が野球と同様に快い。投手(だった)が試合を
つくるように、結果は自らの心と身体がつくりだす。
そのために練習し、健康を管理しながら、パフォーマンスのレベルを
上げる。それらが、自分のやりたいときに出来る。
野球の経験は、ゴルフのあらゆるところに顔を出す。
勝負勘のようなものは勿論、ショットもいざというときには、右手指先
の感覚が命だ。
終わりがない。満足がない。
打っても打っても失敗が出る。
自己嫌悪と克己を繰り返す。
打つのは、右肩から。球筋は、ストレート。
落とすエリアは、ストライクゾーン。
最後に沈めるところは、アウトコース低め。