さくらは、西行の桜か、石部の桜か、ある山桜か・・・。古に倣して桜を眺め 

    自らの過去・現在・未来の生への執着・悔恨・不情理・謝罪・希望・理想を記して      

    この生の証しとする。
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ホームコース閉場へ
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     ゴルフ場の経営難の波に、私のホームコースとする新UiG.C.が容赦な
    く、さても軽々と飲み込まれてしまった。
     

     ゴルフ需要の長期減少が顕在化すると言われる「ゴルフ業界の2015年
    問題」を先取りして閉鎖せざるを得ないのだ。。
     需要に対して施設の供給過多が「余剰ゴルフ場」を生んだが、県内でも
    あちこちに見え始めている。
     開場当初の考え方も変わっていないようだし、バブル期のつけと、その
    後の低料金での過当競争によって、もうどうにも身動きが出来なくなった。

     すでに皐月の9ホールには、新しい所有者によって工事が入り、ソーラ
    ーパネルを設置したメガソーラー発電の計画が進んでいる。椿桜の18ホ
    ールは牧草地化されるらしい。

     建設・開場から管理まで長く携わって来た方に話を聞くが、私たちには
    その無念さは計り知れないものだろう。

     
     かつての皐月 No4          無残に工事が進む皐月

     こう比べてみると、「ゴルフ場が自然破壊」だったかどうかの議論は、
    不要だっただろう。「儲かれば何でも有り」に、敗れたのだ。


     メタセコイアも陽光を受けて、   平日もリピーターで一杯。日没を
    オレンジ色に輝き、スタート前の  心配してくれるキャディさんたち。
    弾む会話、以前と少しも変わらず  椿の9番で3組のプレーヤーが楽し
    秋が深まっているいうのに。    むのをクラブハウスが眺めている。

     


     年内一杯での閉場まで一ヶ月あまりとなり、メンバーは今までともにプ
    レーしてきた仲間と、出来るだけ多く来場しようと声を掛け合っているよ
    うだ。私も同様だ。

     23日には、「野村会さよならコンペ」に参加した。
     野村證券OBを中心とする方々が10年以上にも渡って継続してきた。
    今月が最後なので懇親会もあり、宿泊で参加した。今までの参加回数は少
    なかったが快く迎えてくれ、楽しくプレーすることが出来た。

      
      桜 No1        桜 No3
     今後は会場を変えながら、5月と11月の年2回で継続すると決まった。


     24日は、月例だった。
     いよいよ残り2回となった月例競技で、連休でもたくさん参加していた。
    同伴は、姉さんの立場で強気のパットの梶さん、バーディーラッシュの齋
    さん、先日アルバトロスの日さんだ。
     この組合せでのプレーが最もスムーズで、ストレスがなくリラックスし
    てよいが、なぜかスコアにつながっていない。
     最後の参加になった梶さんが、第3位に入り 有終の美を飾った。


      
      プレイ仲間     梶さん 第3位

     休憩や昼食の時間になると、1月からのホームコースをどこにするかが
    話題になった。それぞれ新しい活動の場を決めて、近隣のゴルフ場へと行
    く人が多いようだ。 
     新Uiのスタッフの皆さん、お世話に    
    なりました。フロントからレストラン、    優 勝 田さん 
    スタート室からキャディさんたち、そ
    してコース管理皆さん、ありがとう
    ございました。

     腰痛を患ってゴルフへの取り組み方も考え直しながら、もう一花咲かせ
    ようと思った矢先の「晴天の霹靂」だった。
     私は、ここ10年以上を、土日ごとに、自らの3度目か4度目の青春の
    日々として、ここで過ごしていたから。



     
    Posted by : 桜の好きなKOMUT | ごるふ | 23:54 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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