さくらは、西行の桜か、石部の桜か、ある山桜か・・・。古に倣して桜を眺め 

    自らの過去・現在・未来の生への執着・悔恨・不情理・謝罪・希望・理想を記して      

    この生の証しとする。
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鎌倉のさくらは
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     沖縄の寒緋桜を観てきた。この後に楽しめるのは、伊豆の河津桜のはずだが、2月の中旬には開花しているので、もう遅いと思った。3月に入って、気温の低い日が続いても、もう葉桜だろうと諦めた。

     6日に発表された、今年の「さくら開花前線」では、最も早いのが九州中南部と四国南部で、20日となっている。私の住む関東の北部など4月の3、4日頃だから、まだ1ヵ月近くあるわけだ。
     だから私たちの生活は、どうも緑色よりは茶系のものに包まれていて、春が進む感じがしない。。

     やっぱり河津桜を見に行こう。河津町には遅い。三浦市や松田町も有名だが、「さくら祭り」のニュースを聞いたから、これらも遅いだろう。

     鎌倉しかない。思い立った翌日には、長谷寺にいた。
     俯き加減の蕾は、あの緋寒桜。満開の、やや色あせているのが河津桜。


                                                                     


     御霊神社や鶴岡八幡宮、鎌倉宮にもあるという情報に辿り着いていたが、みな門の前に参拝者を迎えるように植えられた若木だった。

       
       御霊神社         鶴岡八幡宮
       
        旗上弁財天社         鎌倉宮 


     「世の中に絶えて桜のなかりせば ・・・」と出かけてきたが、空振りに近かった。この歌は、〈染井吉野〉を詠んだものだからね。

     本当は、「花の寺」瑞泉寺が目的だったと言いたいところだったが、こちらも時季外れだった。


      黄梅 



     私のささやかな野球史の中で度々出ていただく海老先輩に会って、かつて教えた六大学の投手を応援し続けている(今日は練習試合で、教え子の成長した姿が見られて嬉しかったと、目を細めていた。)という話を聞きながらの帰途となり、思わぬ土産が出来た。           


     
    Posted by : 桜の好きなKOMUT | さくら | 07:55 | comments(1) | trackbacks(0) | -
    コメント
    昨日はお世話になりました。まさか新宿駅でお会いするとは...色々話が出来て、大変楽しい帰路になりました。
    先輩、野球での出会い、これからも大切にしましょう。
    ONE FAR ALL・ALL FAR ONE
    | 海老後輩 | 2014/03/10 3:27 PM |










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