新電車山あげでお出迎え
2014.03.14 Friday
15日、全国で初めての営業運転となる新型蓄電池電車ACCUM〈アキュム〉が、JR烏山線に登場した。
宇都宮から到着する最初のACCUMを、
烏山は重要無形民族文化財の「山あげ祭」を
もって迎えた。
450年以上の伝統のある祭りで、異例の
春の開催を持って歓迎したのだ。山あげ保存
会芸能部による「蛇姫様」が、午前午後の2
回上演された。
午後1時過ぎには、市指定無形民俗文化財
の宮原八幡宮太々神楽も披露された。
ACCUMは、非電化区間もバッテリーの電気で走ることができるEV-E301系電車だ。蓄電した電気で走行するから、排ガスの出ない環境と人に優しい電車というわけだ。
登場当初は、2両編成で1日3往復(1往復は、烏山〜宝積寺間。)、少しずつ置き換わるという。
塩那台地を走り抜けるACCUMを見ることが出来た。新型車両と少しずつ入れ替わっていくディーゼル気動車両も、力強い走りを見せていた。
まだまだ引退が早いだろうという野球選手みたいだ。
それでもACUUMは、この山間に明るさをもたらしてくれそうだ。