WALKING 思いの外の成果
2014.03.24 Monday
風の強い日が続いたが、気温が上がってきたのでウォーキングに出かけた。(心の中では、「トレーニング」にしようとしている。)沖縄から帰って、約2ヵ月ぶりの八溝山だ。沖縄での活動(運動)量を維持しようとして、意識的に少し長いWALKINGを取り入れている。
八溝は、鳥居のある登山口から山頂まで約7.2km標高差600mだ。始めてしまうと、1週間に1回などの間隔や、歩くペースや所要時間などにこだわって、自らを追い込んでしまっていた。
3月も下旬に入ると気温も上がって、景色を眺めに来る人たちや自動車、サイクリングやツーリングの自転車やバイクに出会うことが増える。路肩に避けたり、あいさつを交わしたりして、少し気持ちに余裕も出る。
背中や尻、太もも、ふくらはぎなどの筋肉の動きを気にしながら、一気に歩き上がる。
2月の雪も車道から両端に後退していた。800m付近からは残っている。
頂標の1,022m付近は、強い北西の風で身体が揺れるほど。脇の展望台から那須を眺める。雪は少なくなっている。
下りの方が下半身には衝撃を与えてくる。すでに膝が笑い始めている。
見下ろす空間に、ヤドリギをたくさん付ける木が見える。ブナだろう。
ヤドリギの葉が、プロペラみたいな2枚羽の形をして、鳥の糞に含まれていた植物の種が、樹木に取り付いて発芽成長したものだとは知っていた。〈笑われるかもしれないが ・・・〉その鳥が、キレンジャクやヒレンジャクに限られている、ということを知らなかった。どうして、ムラサキシキブを食べた糞がくっついても、リョーブを食べたのでも同じ葉のヤドリギになるのか、この上なく不思議だと思いながら、復路を下った。(帰宅後、訪れた弟に、ヤドリギのことを聞いて、やっと分かった。恥ずかし。)
思い返すと、ヤドリギの下には黄色い鳥の糞がたくさんあった。
次回からは、キレンジャクやヒレンジャクと出会うのを楽しみに来ようと思った。八溝へのWALKINGの目的が、トレーニングのほかにもう一つ出来てよかった。