体幹トレーニング
2016.01.07 Thursday
遠い知人に、マラソンの赤羽ややり投げの海老原を指導した人がいる。
かつて、場を同じくして、トレーニングについて、ある話を聞いたのを今頃思い出した。
2015年の陸上競技世界選手権は北京での開催だった。参加国の
内、北京の大気汚染等を嫌った国々は、関西を中心とする日本で
も事前合宿を行った。日本は東京五輪の予行演習に喜んだ。
北欧の国だったか、・・・も宇都宮でキャンプを行った。
それを見てきた時のことだ。
「体幹を鍛える」という言葉を、各種競技の練習や体調維持から
一般の人々の健康管理に渡って、様々なところで聞く。
その方法として、その選手やコーチ達が採用していた動きが、い
わゆる「フロントブリッジ」だったというのだ。
優れたパフォーマンスを発揮したり、ここ一番での瞬発力や持久力を出したりするために、「体幹を鍛える」ことが必要とされてきた、その事を、この一つの動き(そこから派生する動きも含めて)に、かなりの時間を割いているというのだ。「それに尽きる」と言っていいほどだと、力を込めていた。
以前腰痛で整形外科を受診したとき、
理学療法士の指導で体を動かした。これ
らの動きに似ていたと思う。
ハンド・ニー と呼ばれる筋トレ法だ。
正確にやればきついが、簡単な動作で、
場所も取らない。
正しい姿勢を誰かにチェックして貰った方がいい。それよりも、継続してやることが何より難しい。
思い出した時を、出発点としよう。