さくらは西行の桜か、醍醐桜か、ある山桜か・・・。周りに起こる出来事から
自らの過去・現在・未来の生への執着・悔恨・不条理・謝罪・希望・理想を綴り、
自らの生の確認としたい。
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映像が文字を超えつつ
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     公開から3ヶ月も経った今頃、話題のアニメ映画を観た。

            「この世界の片隅に」

     

     

          

     

     

     ニュース、コマーシャル、ダイジェスト版などにつかまえられた。

     

       今やアニメを抜きにして日本映画は語れない。子ども向けの娯楽

      一辺倒の作品は相変わらず目立つが、総合芸術の名に恥じぬ良質の

      アニメも少なくない。その代表の座を確かにしただろう。(天声人語)

     

     

     これまでの日本映画歴代1位の興行収入を誇るジブリの「千と千尋の神隠し」、これに同じアニメ映画の「君の名は。」が続いた。それで2016年の国内の映画興行収入は過去最高の2355億円を記録したという。そして「この世界の片隅に」だ。 

     

     制作側は、これほどに観客を集めるとは思っていなかったのか。私が考えているよりも制作費がかかるのか。

     

       エンドロールでは映画製作に賛同し、広く薄く集める手法のクラ

      ウドファンディングで資金を提供した3374人の名前が映し出され

      る。良質な映画にありがちな資金難を解決する一つの方向性を示し

      ている。(AERA 2017年1月2-9日号)

     

       日本映画製作者協会新藤兼人賞授賞式で俳優津川雅彦の乾杯挨拶

        「日本映画が素晴らしいのは、安く作ってもいい作品ができること

      だ。」とほめ、一方で 「配給会社は利益を吸い取る。制作側が儲か

      るわけがない。」、こうぶちあげた。(同)

     

     

      戦艦「大和」が停泊する軍港の広島県呉市を舞

     台に、広島市から嫁いだ若き女性の主役。度重

     なる空襲で姪を亡くし、自身も腕を失う。美し

     い色調の画面に、過酷な日々が描かれていく。

              

     

     観客に子どもが多く含まれると想定していなかったと片渕須直監督は言っているが、上映時間は親子で観られる設定にさせられていたようだ。

     

        戦争の無情さ、苛酷さ、 を重く感じる。

        (これは優れた反戦映画だ。私は戦後生まれだが。)

     

     

     小中学校の教科書に載っている戦争を扱った教材は、消えるが先か、アニメ映画に負けてしまうかもしれない。

     ちいちゃんのかげおくり(小3) 一つの花(小4) 大人になれなかった弟たちに・・・(中1) 夏の葬列(中2) ひよこの眼(高3) 他

     

     

          

     

     今はない「石うすの歌」(6年 光村図書) は、範読に涙を禁じ得なかった。

     

     

       

     

    Posted by : 桜の好きなKOMUT | ひとりごと | 22:31 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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