さくらは西行の桜か、醍醐桜か、ある山桜か・・・。周りに起こる出来事から
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グローバル化対応で失うもの
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     14日、文科省が小・中学校の学習指導要領改訂案を公表した。

     「社会に開かれた教育課程」を重視するとした改訂の方向性を示した前文が、新たに設けられた。

     

     小学校で 5,6年生で外国語(英語)を教科化

          プログラミング教育の必修化

     中学校で 主権者教育の充実や部活動の在り方等明記

     全教科で 「主体的・対話的で深い学び」(アクティブ・ラーニング)の導入

     

     3月15日までパブリックコメント(意見公募手続き)を行い、3月下旬に告示される見通しだ。

     

     

     目立つのは、

          グローバル化に対応した英語教育の前倒し。「聞く・話す」を

         中心に英語に親しむ「外国語活動」を小学3,4年に導入し、現

         行で外国語活動を実施している5,6年の英語は教科書を使って

         「読む・書く」も加えた正式教科にすること。

     

     これからの時代に求められる教育の実現のため、学校が社会と連携する「社会に開かれた教育課程」を掲げる具体策がこれか。

          小5,6は英語の授業が年70こまに倍増、小3,4は年35こま

         の外国語活動が新設されるため、この分の授業時間数が増える。

         他教科の時間数は削減せず、15分×3としたり朝の自習時間を

         使ったり、「脱ゆとり教育」路線継承もいいところだ。

     

     

     実施は、小学校2020年度、中学校は21年度、高校は22年度から。

     

      すでに、モデル的に取り組んでいる学校

     があるというから周りが大変だ。

     

      グローバル化への対応のための「主体的

     な学び」の学習効果の検証と向上のために

     と、教員の多忙(感)が解消されないままに

     先行導入することは、学ぶ側・教え目側双

     方に負担が増すだけだ。
      いつでも、まず教員に求められる。

     

     

     

     必修化となったプログラミング教育は、算数や理科、音楽、総合的な学習の時間などを活用して、プログラミング的な思考を身に付けるとした。社会のインフラがプログラミングによって動いている事実を体験的に学ばせるが想定されているという。

     

     またPISA2015の中で、日本の子どもたちの

    読解力が下がった原因が、コンピュータに不慣

    れなせいではないかと指摘し、「コンピュータ

    で ・・・情報手段の基本的な操作を習得するため

    の学習活動が必要」を強調するのは、可笑しい。

     

     

     面白いのは、

       小中学校の社会科で「鎖国」の表記を「幕府の対外政策」に改め、中学歴史でも

      「聖徳太子」を「厩戸王うまやどのおう」に変えるという。

     「開国」は、欧米諸国との関係を表す際に使われていたため現状のまま残すという。

    グローバル化対応で、気をつかったつもりか。

     

     

     嬉しい 中学校の英語科に、「英語に触れる機会を増やし、考えや気持ちなど

      を英語で伝え合えるようにする。」というのがある。

       まず日本語で、国語科で十分にやるべきだ。

     

       グローバル化対応の名の下に、日本の子どもがあるいは各々の学校が

      持っている教育風土や学校文化を失いつつあるのではないか。

     

     

     

    Posted by : 桜の好きなKOMUT | ひとりごと | 23:36 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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