寒さに耐えて
2017.12.15 Friday
冬至を目前にして、マイナスの最低気温に、一桁の最高気温の日が続く。
立春までが、一年中で最も寒い季節だ。
冬眠する動物もいるが、私には来たるべき春に向かってエネルギーを蓄える時季と考えている。
カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』の
「壁」(ノーベル賞授賞記念講演より)、『忘れら
れた巨人』の「記憶」が気になる。
安部公房前後の戦後派から第三の新人までの作
家と比べられそうだ。
常に変わる筒井康隆は面白いは余談。
外では、ゴルフで意識を変えて始めたが、出ばなをくじかれた。
昼12時の気温が7℃、北の風7m。
シーズンが終わろうとするとスウィングがよくなってきて、やっぱり鍵はパッティングにあると思い返した。
「音」、パターがボールを打つときの音に、音楽があるという ・・・。
芯でとらえたよい音は、すんだ音がする。
美しい音色から最高のタッチが生まれる。
それは意志が伝わった答えだ。
(「ゴルフの女神」から)
冬いうちに、心地よい音が聞こえるようになるだろうか。
そうは言っても、寒い。
風邪などひかないようにね。