さくらは、西行の桜か、石部の桜か、ある山桜か・・・。古に倣して桜を眺め 

    自らの過去・現在・未来の生への執着・悔恨・不情理・謝罪・希望・理想を記して      

    この生の証しとする。
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拡がる桜色
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     さくらへのあこがれは、島田恭子の桜や街中の河津桜を観て、一気に急かされた。頭の中のさくら色は拡がり続ける。

     菓子店のショーケースを見ても、中の桜色に目が留まる。

     

     かくして、その桜のロールケーキを食べることになる。

     

     

          

     

     

     桜色は、苺。― ただ、それだけのこと。

     しかし、私の中でさくら色が拡がる。

     

     

     それに、さくら色のスイートピーを添える。

     

      

          ケーキの隣の花屋で  

        一本だけ買ったもの。
               

     

     気持ちだけは盛り上がった …。

     桜はまだ咲いていない。沖縄や伊豆とは違う。

     

     それでも調子に乗って、私に近くで最も早く咲く河津桜を見に行った。

       遠くから見ると、枝先が赤みを帯びているようにも …。

     

     

          大田原市福原

     

     

     

     河津桜はこの辺りだって、染井吉野に先がけて咲くだろうが、あと1ヶ月ぐらいかかるのだろうか。

     

     まだ春の雪に遭うこともあるかもしれない。それでも、必ず咲く。

     私の中のもう一つの桜は、遅れても開くだろうか。

     予感を辿って、小さな確証を求めて彷徨ってしまった。

     

     

       足元の水仙は、幸せの黄色で  

      首を縮めて咲いている。

                  ひなのひに

     

     


                           

    Posted by : 桜の好きなKOMUT | さくら | 20:30 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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