さくらは西行の桜か、醍醐桜か、ある山桜か・・・。周りに起こる出来事から
自らの過去・現在・未来の生への執着・悔恨・不条理・謝罪・希望・理想を綴り、
自らの生の確認としたい。
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如月の望月
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     低い山から上がった今夜の月。

     

     

         

     

     

     満月なだけで普通の月だ。

     

     如月の望月なのだと言っても、桜がない。

     咲き誇る満開の桜越しに眺めれば、西行のそれに近づくのだろうけれど、どうもその辺りの努力が足りないようだ。

     

     

        西行は釈迦入滅の日の「この日」桜の下で果てたいという

       「願はくば花の下にて春死なむ …」と、詠んでいたと言われ

       ている。そして、願い通り建久元年二月十六日、河内の弘川寺

       にてこの世を去ったと。

     

     

     この西行の歌と死は重なったように見えるが、時間的にもズレがあったことは証明されている。

     この頃のように染井吉野がいつもより一週間も前に満開になれば、山桜にでも、その願いは叶ったかもしれない。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

      上って二時ほど過ぎた   

     

     

     

     この望月に、闇を見たのはよかった。

     満開の桜とともに …という熱意に欠けていた。

     

     江戸彼岸越しに弥生の月を眺めて、わが想いを重ねることにしよう。

     

     

     

     

    Posted by : 桜の好きなKOMUT | さくら | 20:48 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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