さくらは西行の桜か、醍醐桜か、ある山桜か・・・。周りに起こる出来事から
自らの過去・現在・未来の生への執着・悔恨・不条理・謝罪・希望・理想を綴り、
自らの生の確認としたい。
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薄墨桜も葉桜に
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     薄墨桜も、葉桜だった。

     下野市天平の丘公園の国分尼寺跡にある岐阜根尾谷の枝を接ぎ木したものだ。

     

     葉桜も一興だが、やはり祭りの後は少し寂しい。

     太宰の短篇『葉桜と魔笛』を引っ張り出して読みなさいと言われているようでもある。

     

     

         

     

     

                

     

     

     薄墨桜は彼岸系の桜だから咲き誇って豪華というわけではない。

     これは手入れがよく行き届いていて、花の数が多い。

     

     散り際に、花びらに薄墨が差すと言われているが、いまだに見たことがないし、認めたことがない。

     

     公園は平日だというのに、桜など気に掛けない家族連れで、溢れていた。

     お陰で葉桜を独り占めし、あれこれと想いを巡らすことが出来た。

     

     

     我に返って、気持ちの帰り支度をする。


     「安行の寒桜」も

    満開を過ぎていた。

       

     河津桜に近い種類だろう、

    ピンクの濃い大きめの花びらは、

    暖かい空気の中で、ゆっくりと

    宙を舞っていった。

     

     

     

     私の「桜巡礼」は、渡辺淳一的に持ち込めずに終わった。

     いや、次に続く。葉桜のせいだよ。

     

     それは満開の染井吉野に始まって、盛りの枝垂れ桜が次を予告した。

     

     

     

         市貝町赤羽

     

     

       市貝町文谷

     

     

     

     葉桜を見せられたのは、振られたようなものだ。

     私に、巡礼を続けるエネルギーが蘇るだろうか。

     

     

     

     

    Posted by : 桜の好きなKOMUT | さくら | 20:25 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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