さくらは西行の桜か、醍醐桜か、ある山桜か・・・。周りに起こる出来事から
自らの過去・現在・未来の生への執着・悔恨・不条理・謝罪・希望・理想を綴り、
自らの生の確認としたい。
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舌先三寸
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     ここらの不順な天候は、心や身体の隅に小さな不調を持つものには応える季節なっているだろう。

     快方に向かうには、それまでの倍以上の期間を要するだろうから、焦らずにやるがいい。

     

     この島国では、内にも外にも、政治でもスポーツでも、五月病などにもほど遠く動き、ショッキングな出来事が後から後からわき出て来る。

     

      

      

     

     

     TVのニュース番組も賑やかだ。

     「売れっ子」をメインキャスターにして、出演料の安そうな顔を並べる。

     「…に詳しい人」や研究者・評論家に意見をもらう。

     

     

     中島みゆきの「時刻表」が言っている。

         

       街頭インタビューに答えて 私やさしい人が好きよと
       やさしくなれない女たちは答える
       話しかけた若い司会者は またかとどこかで思いながら
       ぞんざいに次の歩行者をつかまえる
       街角にたたずむポルノショーの看板持ちは爪を見る

     

       昨日9時30分に そこの交差点を渡ってた
       男のアリバイを証明できるかい
       あんなに目立ってた酔っぱらい 誰も顔は思い浮かばない
       ただ そいつが迷惑だったことだけしか
       たずね人の写真のポスターが 雨に打たれてゆれている

     

       海を見たといっても テレビの中でだけ
       今夜じゅうに行ってこれる海はどこだろう
       人の流れの中で そっと時刻表を見上げる


       満員電車で汗をかいて肩をぶつけてるサラリーマン
       ため息をつくなら 他でついてくれ
       君の落としたため息なのか 僕がついたため息だったか
       誰も電車の中 わからなくなるから
       ほんの短い停電のように 淋しさが伝染する

     

       誰が悪いのかを言いあてて どうすればいいかを書きたてて
       評論家やカウンセラーは米を買う
       迷える子羊は彼らほど賢い者はいないと思う
       あとをついてさえ行けば なんとかなると思う
       見えることとそれができることは 別ものだよと米を買う

     

       田舎からの手紙は 文字がまた細くなった
       今夜じゅうに行ってこれる海はどこだろう
       人の流れの中で そっと時刻表を見上げる※繰り返し
       

     

     その場に求められてはいるものの、舌先三寸のコメントに真実味が感じられない。何とも情けない。

     殺人遺棄事件の容疑者に、大学教授は「性善説」による意見。元刑事の犯罪ジャーナリストは、いかに有罪を立証するかの取り調べ方を語たり続ける。

     

     薄っぺらが蔓延している。

     

     

     

     

    Posted by : 桜の好きなKOMUT | ひとりごと | 23:06 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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