さくらは西行の桜か、醍醐桜か、ある山桜か・・・。周りに起こる出来事から
自らの過去・現在・未来の生への執着・悔恨・不条理・謝罪・希望・理想を綴り、
自らの生の確認としたい。
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銀杏降る
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     銀杏が、降っている。

     黄色くなった小さな蝶は、ゆっくりと舞って落ちていく。

     

     

          

                       高根沢町歴史資料館

     

     

     曇りばかりが続いて、やっとやってきたら小雨模様。

     積もる、募る、今年の実り。

     

     

         

     

     

     だから、落ち葉で遊ぶ子どももいない。

     

         母と子と 拾ふ手許に 銀杏散る   虚子

     

                 といった光景には出合えない。

     

     

     晴れていたら黄金色に輝くのだろうと思いながら、誰もいなくて独り占め

    していることに、どこか悪事をしているような興奮を覚える。

     降る音が繰り返し打ち寄せるしじまのせいだろう。

     

     

         

     

     

              金色の ちひさき鳥の

                 かたちして

               銀杏散るなり 夕日の岡に

                              晶子の短歌。

     

     

     

     

    Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 20:48 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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