北海道のカップルによる同性婚訴訟の全国初の控訴審判決が、
言い渡された。14日(木)
札幌高裁は、同性婚が認められないのは違憲 と判断した。
この裁判で北海道内に住む同性カップル3組は、同性婚を国
が認めないのは憲法が保障する婚姻の自由などに違反している
として、国に一人あたり100万円の損害賠償を求めていた。
生成AIが、次のように説明してくれてた。
札幌地裁は、日本で初めて同性婚に関する違憲判決を下
しました。同性愛者に対して婚姻によって生じる法的効果
を認めない民法及び戸籍法の規定が、憲法14条1項に違反
すると判断されました。
同姓カップルらが国に訴えていた裁判で、札幌地裁の
武部知子裁判長が法の下の平等を定めた憲法14条1項に
違反すると判断され日本で初めて違憲判決を下した。
札幌高裁齋藤清文裁判長は同2項にも1項を踏まえた上で、
社会生活上の不利益を受けていてその程度は著しい。個人の
尊厳をなす人格が否定されていると、憲法に違反すると判断
日銀が、政府の意を汲んで金融緩和を決めた。
解決困難な難題が噴出し、内閣支持率が限りなく0に近づ
こうとしているのを救おうとするものか。
それに対してこの裁判には、三権分立の通り司法の
独立を確約するとして違憲判決が下されたかに見える
少子化対策に異次元を付けるほど躍起になっているのに
同性婚を認めたら、子どもは増えないじゃないか ・・・。
dig. komut.hatenablog.com
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一昨日、昨日と、やっと西寄りの風が弱まって、17℃、19℃と
穏やかな天気になってきた。
南の方では、満開だとか、菜の花と競演しているとか、聞いて
いて羨ましい。
それでも、あと5日から7日くらいかかるらしい。
河津桜だ。知ってるよ、それでも、観たい。
・・・ 桜のなかりせば 春の心はのどけからまし だ。
私も標準木は、一昨日少しも赤みを帯びていなく寒そうだっ
たから、今日はちょっと南側へ足を向けてみた。
冷たい西風を受けないところのやつはどうだろう。
あった。いた。
13:35
子どもの頃なら、笹舟が流れるほどの小川の中空に、陽を浴
びようとしている枝々が首を長くしている。
水に近い方はね、二輪、三輪、開いているんだった。
これで満足だった。今年初めての桜だ。
周りの木々が芽吹き、染井吉野になっていくのだろう。
近くに、山桜のいいのがあって、それも確かめて帰る。
樹形が全く変わらずも、開花はずっと先だろう。
帰路に桜餅を買う。
今日は休肝日にしようという旨さだ。
一つを仏壇に供えてから、渋いお茶でいただいた。
ここらの染井吉野の開花には、まだ10日はかかららしい。
ゆっくりでいい。私にも好運が来るようにと願う。
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今日13日、今夏パリ五輪マラソンの日本代表が正式決定した。
男子は、昨年10月15日での成績の順に1位から、小山直城、
赤崎暁、大迫傑。
MGCファイナルチャレンジは3日に行われた東京マラソンで、
設定記録の2時間5分50秒を突破した選手はなく、MGCで3位
の大迫になった。
東京で日本人トップになった22年世界選手権代表の西山雄介
は、2時間6分31秒で、日本陸連の設定タイムを突破すること
が出来なかった。41秒届かなかった。
西山雄介
また、日本記録保持者の鈴木、日本歴代3位の記録を持つ
山下は30kmまでに脱落した。
五輪を目指す難しさ、重圧があったのでは と言われた。
'23 10.15 MGC(国立競技場発着都内コース)での記録
小山直城2:08:57 赤崎暁2:09:06 大迫傑2:09:11
世界のマラソン界は高速化が進んでいるが、ここまで絞る
必要があるのか。12/7福岡、2/25大阪、3/3東京とあったが、
初めのMGC に出ておいた方が有利だという感は否めない。
女子も、MGC1位鈴木優花2°24′09″、2位一山麻緒2°
24′43″に、3位の細田あい2°24′50″が待っていた。
突破設定記録の2時間21分41秒 1/18大阪国際 3/7東京
そして、1月の大阪国際女子で前田穂南が日本新記録
(2時間18分59秒)を樹立して代表入りした。
東京では、新谷仁美が2時間21分50秒で、前田には追い
つけなかった。
鈴木亜由子
MGCに参加資格を得たランナーは、最初のMGCに出場
すべきだ。
その後の設定ては、記録更新が難しくなっているようだ
パリ五輪を想定しての選考だが、マラソンそのものから
考えると、コースの設定も記録が出やすいコースもあった
という評価も見られた。
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確定申告のシーズンだ。
税務署に、政治家の裏金問題に対する文句が、多く寄せられて
いるという
ニュースが、鈴木財務相の政治資金問題で、納税を行うかは議
員が、判断すべきとの発言を報じ、物議を呼んでいる状況だろう
世界最高級の議員報酬を受け取っている日本の国会議員
が、政党助成金を貰い、さらには裏金までつくっていると
いう、やりたい放題に国民は激しく怒っているのだ。
岸田首相は、14日の衆院予算委集中審議で、裏金の受領が脱税
に当たる疑いがあるとの野党の批判をさておく格好で、「法令に
のっとり適切に申告、納税を行うようお願いしたい」と発言した
(政政治活動費の残金は・・・)
国会議員は裏金をつくっておいて、刑務所へも行かず、軽い罰
金刑で終わってしまう。
国民は一人として納得できる筈がない。政治・政府腐敗は根絶
することが出来ないか。
裏金や汚職という政治腐敗が、割に合わない行為であることを
政治家に思い知らす方法はないか。
選挙で落選させることだというのもあるが、いざ投票になると
国民は諦め、忘れてしまっている。
残念だが、選挙によって腐敗がなくなることはない。
派閥解消で誤魔化されてはいけない。
腐敗が当たり前になってしまうという腐敗の罠にはまっている
選挙での競争が激しければ激しいいほど、政治家は特定の人た
ちのために政策を変えにくくなるから、選挙のやり方に金を使う
ようになる。政治腐敗は、必ず起こるから、と放置すれば、社会
の倫理感は崩壊する。
政府腐敗を無くす、減らす方法はないものか。
生成AIが、その原因を分析する。
世襲と権力の私物化(権力・人間関係・利害関係のフルパッケージ)
欲望と政治のリビドー(政治の基本は、自己利益を拡大すること)
金に纏わる。
依然として世界中に蔓延して、指導者
への不信を助長し、民主主義の根幹その
ものを脅かしている。
政治腐敗を減らす数少ない方法として、「監査」を入れることだ
とする考えがある。
今企業がやっている務諸表のようなものを義務化したらいいか
法制化しないと出来ないのかな ・・・。
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今季2度目の雪だ。
障子越しに、あんまり明るいから雪はあると思っていた。
起床後直ぐに確認した。記憶と耳から駄目押しされた。
そして予定も、それに伴った連絡もあるので起こされた。
昨夜遅く湿った雪が降り出していたから、銀世界に間違いは
ないと思っていたが、弱い雨になっていたが、道路以外には
3cmぐらいは積もっているだろう。
ゴルフだ。大型のコンペの日だった。
間もなく、クローズ、コンペ中止の連絡を貰った。
昨日までの心配も決まってしまって力が抜けてしまった。
降り積もった雪も、好ましい結論だと頷いた。
耕作放棄地の真ん中の枝垂れ桜が、全身雪に包まれている。
寒そうだ。あと3週間ぐらいで開花することが出来るのだ
ろうか。
蕾を膨らませるための水分を吸うためにはいいのだろうが、
寒い日をなんにちが過ごさなければならないだろう。
その向こうに、染井吉野の若木がある。
樹氷ならぬ 樹雪だ
水分を含んだ雪がへばり付いた枝々。
足下から包まれていて、凍えているようだ。
2週間ほどまえに2日続けて降ったが、たいしたことは
なかった。今日の方が、より春雪だろうが、より冷たい
ように感じる。
春が到来が遅れはしまいか。
桜の開花に、私たちの首が長くなってしまわないか。
私のそれだって、春に向かいたいのに、そのチャンスが
送りになってしまったようだ。
それが、明後日にまた南岸低気圧東進の予報が出ている。
6日3時
いろいろと気を揉んでいる ・・・。
https://komut.hatenablog.com/
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外から帰ったら、直ぐに酒を飲んでしまう。私。
出かけないなら、昼間に飲んでしまうことだってある。
酒を控えたい、減らしたいが、なかなか出来ない。
そんな人にこそ、禁酒や断酒ではなく、減酒がお勧めと
言われても ・・・。
国が初めて、飲酒ガイドラインを発表した。
飲酒によって体調を崩したり、思わぬ煩事に出くわした
りしているのか。
どのように生活習慣を改善するとよいのか ・・・と様々な
アドバイスを眼耳にするが、意志の弱さもあってか、なか
なか長続きしない。
仕事をしている人が夕方になると、「今日はどこへ
飲みに行こうか。」と考えてソワソワし始めるという。
仕事帰りに行きつけの飲み屋でちょっと一杯など、
日々の飲み方を自分で決めて楽しんでいる場合は、
たとえ退社前にソワソワしたとしても、酒に対する依
存度はそれほど高くない。
それができず、飲みたい気持ちに流されて飲んでしまう
というのは、依存度が高くかなり危険な状だと区別される
私は、この域に入っているか。
夕方からが絶好調という人は、危ないとも言われる。
離脱症状というのがあって、
酒を飲み始める夕方の5、6時くらいが一番
調子がよく絶好調。11時、12時くらいまで飲ん
で、翌朝起床からどんどん具合の悪さを感じる
ようになる。
日中は絶不調でパッとしないのですが、夕方
が近づくにつれて気力を取り戻し、飲み始める
と急にイキイキし始める。
離脱症状 :アルコールが体から抜けていく
時に起こる不快な症状、頭痛、イライラ、吐
き気、手が震える(振戦しんせん)という症状
ここまでではないから、少しは救われるか。
それでも、夜も昼もアルコールが全然身体に入ってい
ない、残っていないという状態だったら、やっている事
がどんなにか上手くいっていただろうと、
ああ夢だったのか ・・・ という夜があった。
これが、気持ちいいと感じるのだから、止められない
訳だ。 闘いの日々は続く ・・・。
戦っているという訳でもないが、常に頭にはある。
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スウェーデンが、NATOに加盟した。(26日洪議会)
世界最大の軍事同盟NATOが、32か国へと拡大した。
瑞は露の軍事侵攻を軍事的中立の方針できたが、
一昨年転換し、芬とともにNATO加盟を申請。
すべての加盟国の承認が必要に、芬は昨年4月
実現。瑞は、土と洪での非承認で難航。
西欧がさらに平和に向かったのかと思った。
しかしこれは、露の西進を封じ、東に押しやること
には、なるだろうが、大西洋に出るにはウクライナを
越えなければ出来ないことには変わりがない。
24日で露の侵攻から2年、膠着状態が続いていた。
ゼ大統領は、欧米諸国の軍事支援の感謝を投稿し、
あらためて連帯を求めていた。(22日X)
これで、バルト海のほぼ全域をNATO加盟国が取り
囲んで露の脅威を大きく減衰させることが期待される
瑞海軍は、数週間にわたる長期の潜航
が可能なAIP搭載。空軍はグリペン多用途
戦闘機を擁することを誇っている。
# # # # #
露の、次の標的とするバルト三国(エ・ラ・リ)の
安全保障環境を格段に向上させた。
露がここへの侵攻にはNATOの陸路で軍部隊派
遣には、スバウキ回廊を通過する必要があった
瑞の加盟で、NATOがバルト海の制海権を確保し
三国に応援部隊を派遣するのに海路で増援して、
露軍を撃退するシナリオを描けるようになった。
# # # # #
それで、日本はどうするのか。
米の尻を追って、ウクライナ支援を続けるのか。
西を封じられた露が、当時の「不凍港」を求めたよ
うに、東に向かいはしないか。
ちょっと嫌な史実が思い浮かぶ。北方領土 ・・・。
日露戦争時、露がウラジオストック以外にも、不凍港
を求めて南下してきた。
互いに戦力を誇る両国は、中国東北部での戦いから
日本海で激突し、当時隆盛を極めていたバルチック艦隊
を、日本海軍が撃沈した。
その戦争では勝利したものの、第二次大戦敗戦で、
大きな仕返しを受け、未だに屈辱が続いている。
こんなのを辿っているようには見えないか。
米に擦り寄って、手負いの海豹を追い詰めると、必ず
大きな竹篦返しに遭うに違いない
歴史は、繰り返す ・・・。
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二日続きの淡雪。
寒いのに、蕗の薹が首を伸ばしていた。
立春過ぎの冷えは、粉雪が舞う。
気温が低い中で、築山の南向き傾斜に、
確かな春を告げる蕗の薹。
こんなのがあったと思い出す。
君がため春の野に出でて若菜つむ
わが衣手に雪は降りつつ 光孝天皇
百人一首に収録されている和歌。
あなたに差し上げようと、春の野原に出て
若菜(蕗の薹ではないだろう)を摘む私の袖に、
雪が降り続いていることだよ。
若菜を送るために添えた和歌とある。
私は、その蕗の薹を食べる。
さっと湯通し
そのままで、食べる。
春の香りが、気分が広がる。
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私たちは日々、多くのストレスの中で暮らしている。
これらによって身体が、それをつくる最少の細胞群が傷
つき痛んでいる。
酸化すると表現されることがあり、これから身体を守る
ために「抗酸化」の暮らし方が言われる。
それには、「アルカリ化食」を取り入れることが、何より
も先に求められることで、野菜を食べることだとずっと
思ってきた。
それが腸内環境を整えることで、癌予防などにつながる
と言われれば、そういう文言には惹き付けられる。
抗酸化野菜
病気に罹らない身体作り は アルカリ化食 と ・・・。
それは、良質なタンパク質たっぷりの豆や野菜、きのこ
類を使った栄養たっぷりのおかずがいいという のには、
注目せざるを得ない。
さらにアグレッシブに、昔から健康増進に使われてきた
酢を、「抗菌作用の高さ」から使えというのに出合った。
腸内の有害な細菌を減らす
胃腸での消化をよくする
体重や体脂肪率を減らす と説明していた。
納豆に酢
りんご酢が食べやすいと勧められている。
腸内の黴を減らし、体重と体脂肪も減らしてくれると。
毎朝小さじ1杯の 酢ドリンクで 1か月
まず、ここから。
もう、始めた。
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今週の米男子ゴルフでは、
マスターズなど海外メジャー3勝、WR1位の名手
ジョーダン・スピース(米)がまさかの失格処分という
ニュースになってしまう出来事があった。
No.4のパー3で、4打ボギーだったのを「3」と記載。
スコア誤記が発覚し失格処分を受けることとなった、
という。(the-ans.jp/の記事の表現通り)
本人は「全ての手順を踏んだと思ったが、スコアリン
グエリアから出てしまった。」と振り返った、と掲載
した。
公式な大会やコンペ等で使われるスコアカード
スピースはXで、「今日、私は間違ったスコアカードに
サインし、それが正しいことを確認するために全ての手
順を踏んだと思ったが、スコアリングエリアから出てし
まった。」(以下略)と釈明したという。
問題は、4 のところを、3 と書いて、間違いを
確認せずに提出したこと。
プロは、プレー中に自らのスコアを記録しないのかも
しれない。スコアを確認してくれる大会スタッフのマー
カーが付いて歩いてくれるからなのか。
ホールアウトしたときに、キャディバッグからスコア
カードを出す姿を見たことはあったが。
そのゴルフ場のスコアカードは使わないとしても、何
らかの方法で記録していそうだ。
自分でも、同伴競技者のマーカーになっている訳だか
ら、何もやっていないとは思えない。
普段に使うスコアカード
golfdigest.co.jp は、初日好発進のジョーダン・
スピースが、第2ラウンド終了後にスコアの過少申告
により失格となったと告げた。
4番(パー3)が2オン2パットのボギー(4打)
だったところ、「3」と記入されたスコアカード
に署名して提出したため失格となった。
トータルのスコアに記入されていた「72」も、
実際は「73」だった。
the-ans.jp/ の「誤記」という表現はおかしい。
故意であったかどうかにかかわらず、「失格」とした
golfdigest.co.jp の言い方が正しい。
ジョーダン・スピースに、マーカーはいなかったのか。
4打だったと、誰が確認したのか。
TV放送などの画像も判定資料になる。翌日に発覚して
認められることもある。
ゴルフはプレーヤー自身が審判だというが ・・・。
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日本の自動車メーカー各社が、24年春からの新車・モデ
ルチェンジの予定を発表し、コマーシャルの頻度を上げて
いる。私には買い換えの意思がないので ・・・。
トップのトヨタのクラウン、レクサス等が桁違いの
新車を発表しているのに対して、他社の対抗意識も目
立っているように感じる。
Lexus-LFA
トヨタは、それでもいいだろう。
何と言っても、販売台数を世界一なのだから。
今期の業績予想で連結
売上高は約50兆円純利益5兆円
一方、行く末を診るている、経営のプロたちがいる。
私老人には不要かもしれないが、勉強しておこう。
下請けDの車を買ったばかりだからね ・・・ 。
ソニー出身グーグル元日本法人社長辻野晃一郎氏は、
豊田章男さんは立派な経営者だった。グローバルで
戦える数少ない日本人経営者には違いない。ガソリン
車時代の人、そこに気づいているから社長の座を譲っ
たのか、会長として院政を敷いているように見えるの
はやや残念だ。
元ペンタックス社長浦野文男氏は語る。
一連の不祥事にガバナンス不全を指摘する。ただの
世襲とは違い、経営能力も高い。カリスマ性があり、
結果も残してきた。08年のリーマン・ショックで71年
ぶりに連結営業赤字に転落していたが、見事にV字回
復させた。'10年米で大規模なリコール問題が起きた
ときにも、事態を収束させた。
豊田氏があまりに偉大だったため、彼の言う通りにすれ
ばいいという雰囲気がグループ全体を覆い、従業員が自分
で判断して行動するという意識が失われていったという。
1月の会見で「創業の原点を見失っていた」と認めた。
豊田氏が先頭に立って原点回帰を進めれば必ずトヨタ
グループは再び信頼を取り戻せるという浦野氏。
しかし、原点回帰までには、いくつものハードルが
あると指摘するのは、元カルビー社長の中田康雄氏。
これまでの日本の優良企業では「顧客第
一」が目標だった。その前提となる「品質
第一」を追求し顧客満足につなげていくと
いう組織風土だった。
しかし、この20年ほどで「株主第一」と
いう新自由主義的な発想が浸透し、品質よ
りも『売り上げと利益が第一』となって
しまった。
トヨタの問題もこれが根っこにあると思う
一連の問題は、開発スケジュールがタイトだったこと
が根本原因だと。商品をリニューアルすることで売り上
げを最大化させようとする考え方があったからだと。
毎年どこかをマイナーチェンジして、目新し
さを演出し、売り上げを伸ばす。しかしこれは
本質的な商品開発ではない。
こうした開発が組織からゆとりを奪い、従業員が潰され
組織的な不正につながった原因だと言われる。
トヨタはもう一度、品質保証に軸足を戻し、
顧客第一主義という原点に戻って経営を建て直
さない限り、復活は厳しいのではないか、と。
すかいらーく創業者の一人、横川竟氏は長年トヨタ
車を愛用してきた。しかし、今年1月に納車された
レクサスに乗って、同社の異変を感じ取ったと言う。
今回のレクサスは明らかに顧客目線では
ないと感じた。私は、'10年のリコール問題
で矢面に立つ姿を見て、豊田章男さんのこと
を日本でナンバーワンの経営者だと思って
きた。
しかし、そこが彼のピークだったのかも
しれない。
新しいレクサスの運転席はよくできてい
るが、後部座席が大変乗りにくく、顧客目線
を欠いていると感じた。後部座席にお客さん
や経営者が乗るはずだが、彼らの乗り心地に
ついて考えられていない。つまり、これは
乗る人のために作られた車ではない。
トヨタが儲けるために作られた車だと
感じた。商売は消費者の生活を豊かにする
ためにやるもの。
TESLA
ところが今回、私は1700万円のレクサスを買うこと
で豊かさを感じられていない、このままではテスラに
抜かれてしまうと危惧していると、言い切っている。
このままではテスラに抜かれてしまう、経済界の
大御所たちがみな心配する「トヨタの行く末」、
財界大御所の叱咤激励は豊田会長に届くか ・・・。
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ゴルフ場内にも、道路が走っている。
ゴルファーを乗せたカートや整備作業のための車が移動
するためだ。
これが、意外に邪魔者だ。
打球が当たって予期せぬ樹の元や打ちにくい傾斜に行っ
てしまったり、新しい球に傷が付いたり、嬉しくないこと
が多い。
コースの真ん中にはないから、距離を稼げることは
ほとんどない。
ここ(カートパス)に、ボールが止まってしまうことがある。
アスファルト舗装だ。そこから打ったらクラブが
駄目になるから、無罰でボールを移動させて打つことが
出来る救済が認められている。
ゴルフはあるがまま、と強がっている人も、これには
参ってしまうだろう。
樹の根っこの間は、そのまま打つか、
アンプレアブルを宣言して、
+1罰打で、救済を受けて打つか。
カートパスはアスファルト舗装。そこで打ったらクラブ
が駄目になる。無罰で、別の場所から打つことが出来る。
当然どこからでもいい、という訳にはいかない。
そこで、ルールの解釈と具体的な処置が行われる。
先週、PGAツアー競技でローリー・マキロイが、救済エリア(後方線上の救済)の処置を誤り、2罰打を課せられた
スパイグラスヒルGC No.7par5でのティーshotを
大きく左に引っかけたボールは深いラフの中に立つ、
小さな松の木の下にあった。そのままではグリーン方
向へはもちろん、フェアウェイ方向に出すことも困難
そこでマキロイはアンプレヤブルを宣言。1罰打
で、ホールとボールがある箇所を結んだ後方線上に
救済のドロップを行い(規則19.2b後方線上の救済)、
そのホールをボギーとした。
ところがスコアカード提出の際に、オフィシャル
がNo.7での救済処置に過失を指摘した。
マキロイが選択した「後方線上の選択」は、2023年
に改訂された。改訂後は、「元の球の箇所とホールを
結ぶ線上で、その元の球の箇所の後方にドロップす
ることができる」となっている。
つまり、ボールがあった箇所とホールを結んだ後
方「線上」にドロップし、その落下地点から方向に関
係なく1クラブレングス内が救済エリアとなり、同
エリア内にボールが止まれば救済完了となる。
改訂前は、「後方線上に任意で選んだ地点を基点に
それよりもホールに近づかない1クラブレングスの
範囲が救済エリアであった。
マキロイの救済処置は、誤所からのプレーとなって2罰
打が付加され、トリプルボギーとなった。
裏リブゴルでは、優勝したホアキン・ニーマンが、同じ
ように救済エリア(「動かせない障害物」からの救済)の処置
を間違え、同じく2罰打を受けるプレーがあった。。
打球はホールの右を走るカート道路奥、レッドペナ
ルティーエリアに飛び込んだ。そこでラテラル救済を
選択。2クラブレングスの救済エリアにドロップ。こ
の範囲はほぼカート道路。道路上で救済のドロップを
終えると、次にカート道路(動かせない障害物)からの
救済を選択。そして、道路のすぐ左に「完全な救済の
ニヤレストポント」を決め、2クラブレングスを測っ
て目印のティーにドロップ。プレーを続行。
「動かせない障害物」からの救済はニヤレストポイント
から1クラブレングスの範囲だから、ニーマンは救済エ
リア外にドロップしたボールをプレーしたことになり
「誤所からのプレー」で2罰打を課せられた。
23年規則改正のイメージがまだ弱いかもしれない。
19年のままプレーしているような気がする。
2クラブレングスの救済エリアは「罰あり」の時だけ。
「罰なし」の救済は、基点から1クラブレングス。
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春が立ってから4日目となった。進んではいない。
立春は、こんな始まりだった。
翌日の午後から3日目まで雪になり、
融けるのに今日から何日かかるか ・・・。
春だといっても、まだまだ寒い。
私のところは低いが山裾なので、朝の冷えが続いていた
曇っているから、2℃でなんとか止まっている。
いいような。偶然に救われたような ・・・。
新しい春を始めるに当たって、力まないでいいから
ところがね、昼頃になると晴れてきてしまった。
雲がなくなれば、北寄りの風が吹くに決まっている。
それが、怠け者ではいられない、困った日になった。
仕方なく、5km の Walk&Run で、勘弁して貰う。
今季2度目の雪は、ゴルフの私に容赦なくやった来て。
もう帰路はシャーベット状が続いていた。
夜も、昔のように、沈々と降り続いた。
ふ き の ふ る ま ち を ・・・
雪は闇に積もり続けた。
翌朝には真っ白な景色が広がって、まだ、続いた。
枝垂れ桜の線が冷たそう
深いところは、9cm もあった。
そして、4日目の今日。雪が融けるける日だ。
私は怠け者。雪掻きなどしない。だだ待っている。
雪の表面がきらきら光って、ほら融け始まった。
屋根から落ちる雪の塊、雪解け水が音を立てている。
午後になって、雪は随分減ってきた。
陽の当たる縁側から、それを眺めている。
これだけ融ければ、暮らしに支障はない。
私の怠け者は正解だった。
やあ、何と平和な世界だ。
明日から気温が上がるという。
立春から5日目。いよいよの春に向かっていくらしい。
一層の勤勉が求められることになる ・・・。
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今メモするのに、PCやスマホが使われている。
私は、ノートや手帳を使うことが多い。
付箋を最強のアイテムだという人もいる。
その効果を
言語化がスムーズ 頭の中が整理される
大事なことに気づける
やるべき事が分かり行動に繋がった・・・とか
記憶を言語化する大切さには、誰もが気づいている
のだろう。しかし、いざ言語化しようとしても、ノート
や手帳には、なぜか書けない。
何をどの順番で書くのか迷ってしまい、ペンが止まる
しかも、ノートや手帳には、ささいなことや、当たり前
のことは書きにくい。
そして、恥ずかしいことや本音の気持ちは、ノートや
手帳にはなかなか書けない。
付箋なら、迷わずに書ける。
恥ずかしいことやくだらないことを書いても、あとで
捨てられる、という。
思考を言語化することの重要性については、多く
の人が語ってきた。気づいている人も多い。
書く難度が高いのだという。
ノートや手帳による自らの思考を言語化しようするためだ ・・・ とも。
試しに付箋を使ってみたら、と言われている。
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近所の人が、昼頃に緊急搬送された。
私より一つ若い男性だ。昭和31年生まれ。
食休みをしていたら、急に胸の痛みに襲われたという。
胸を押さえて酷く苦しんでいたのを、偶然来ていた娘
さんが見て、救急車を呼んだということだ。
後で聞くには、心筋梗塞だったらしい。
彼は、2泊3日で無事帰宅した。
頃合いを見計らって、彼を見舞った。
彼の元気なのに、よかったと頷いた。
普段元気なのを見ていたから。3年前に仕事を引退して
から、お母さんと奥さんの介護に一生懸命だったものね。
彼は笑って、胸の痛みから、延べ3日の病院での出来事
を息もつかずに話してくれた。以前の彼と同じだ。
安心した。以前の彼だ。
何たって、同じくらいの年齢だから。
カテーテル・インターベンション処置 だった
彼に、何か自覚症状はあったのか。
胸の痛み・圧迫感 不整脈 動悸 脈の異常 ・・・
リスク要因はあったのか。
高血圧 肥満 糖尿病 高脂血症 喫煙 ストレス ・・・
心筋梗塞の引き金になることに、急激な温度変化が
ある。この時季だから。
昨年正月早々に、同級生が緊急ヘリで搬送され、2週
間後やはり元気な姿で自宅に戻っている。
激務などによる極度の疲労 睡眠不足 精神的・肉
体的な強いストレス 暴飲暴食 欝状態
どれも当たらない。尚一層、私に注意を促す。
心筋梗塞の代表的な症状は強い胸の痛みで、突然
意識を失い、そのまま死に至ることもある。
急激な胸の痛みや胸のしめつけ感、呼吸困難、吐
き気、冷や汗等。
致死的な心筋梗塞の多くは、発症後1時間以内に死に
至っているともいわれている。
症状が出たら直ちに医療機関に搬送し、閉塞した血流
を開通させる治療を行うことが重要だ。
これは、正月明けの出来事だった。
晦日に振り返って、食生活と住(生活習慣)を換えて
いこうと思った。
食 血液そうじの食生活
住(生) 血管を若返えさせる暮らし方
を考えていく。
]]>
今夕は夕焼けがきれいだ。
雲が出て、沈む瞬間にも間に合わなかったという
のに・・・。
おおよそ、心の問題であった。
夕陽を見て、そう思うことがあった。
また、そう片付けてしまえば、後退もしないだろう
とも・・・。
私はモチベーションが上がらないと、思考努力を
怠っていた。
前向きの練習や試行など今更無用とも考えていた。
それが、よしこれで何とかなる、と気付かされた
のだ。
今日の偶然は、
よし、これからだって何とかなる
不調は、取り越し苦労だった
運を呼んだのは、俺の力が発揮したと思った。
偶然とは、今年最初のゴルフコンペで5位に
なったことだ。
通年で24回約180人が参加する1月のコンペで
上位入賞するのは昨年の成績がもうひとつで、
どうしたらよいかとモチベーションが上がらず、
ひどいショットを繰り返してきたのには、いい
薬になった。
自分にかけた期待の割に成績がよくなく、
モチベーションが上がらず、悪いショット
を続けていた。
それが、新ペリア方式のコンペの上位に
入ったことですっ飛んでしまった。
結果だけで、中身を問わないでいい。
私は、モチベーションが上がる方法を考えて
いた。
新たな目標、上がらない理由から新たな動機
付け、具体的な環境・方法 ・・・どうしたらいいか
私の考えていたモチベーション復活戦略は、少し
緩やかでいいかもしれない。
アマチュアには、オフも引退もないという
先輩の言葉を思い出した。上手い人の常識に、
スランプに陥ったとき程、スイングはいじら
ないというのがあるらしい。
戦略は、少し転換を考えた方がいいようだ。
不調から抜け出すには、スイングの迷いを
取り去ることで、自分のスイングは完璧である
と考えることらしい。
完璧とは、ミスショットを出さないこと
ではなく、今の自分の心と身体に合った・・・
という意味だ。
パフォーマンスの向上に、このモチベ戦略で。
]]>
団塊の世代が75歳を迎える2025年にゴルフ業界が直面す
る問題点があるという。私は予備軍。
日本に約800万人いると推定され団塊の世代(1947-
49年生)が75歳以上の後期高齢者となることで、様々
な社会問題が噴出するといわれる2025年問題。
ゴルフ業界も、その例外ではないと考えられている。
もちろん個人差はあるが、後期高齢者といわれるように
なる75歳という年齢は、一般的に多くの人が体力や気力の
衰えを感じ始めるタイミングだ。
私が今行っているゴルフ場の様子を見れば、迷いなく直
ぐに頷いてしまう。
来る25年 いやもう始まっている
ハーフ2時間30分の後を回るのは地獄だ
後期高齢者となったゴルファーは、ゴルフ場への足であった
運転免許証の返納を周りから勧められることもあるだろう。
かつて毎週のようにコースに集っていたゴルフ仲間が
徐々に離脱していくという、寂しい現実と向き合わねば
ならないこともあるだろう。
さらに年金生活を迎えたゴルファーにとっては、メンバー
シップコースの高い年会費等が重くのしかかって、経済
的な問題が浮上してくる可能性も考えられる。
日本のゴルフ産業を長らく支えてきた団塊の世代が、
2025年に後期高齢者になることで、こういった諸問題が
一気に増えてくる可能性が高いと考えられている
―― のが、ゴルフ業界の2025年問題。
日本の人口の5人に1人が後期高齢者となる2025年。
この機に、先の諸問題を抱えた団塊世代のゴルファーが
遠ざかって、ゴルフ人口が激減したり、メンバーシップ
コースの退会者が徐々に増え始め、ゆくゆくはゴルフ場
の経営を圧迫するのではないか ・・・ 、というような
ネガティブな見方も当然出てくる。
ゴルフ場関係者には、昨今ウワサされているほど、
2025年を境にゴルフ業界が落ちぶれていくとは思え
ない、と強気の考えも確かにある。
ゴルフ業界は斜陽産業だと思われたことを乗り越え、
コロナ禍に若い人の増加を確認しているからだという。
これまで盛り上げてきた熟年層も高齢者層も、相変わら
ず元気だなどと喜んでいる、スタッフもいるが ・・・。
― ゴルフ場に、新たな努力はみられない。―
業界は、二極化が進む と言ってもいる。
生き残るのは名門 とプラスアルファ充実のコース。
中途半端なメンバーシップコースは、何か特別な
魅力がないかぎり淘汰されていくらしい。
さて、私の所属する二つの倶楽部はどうか。
もう、会員権は処分したいと考えて久しい。かつて
技を競い歓喜を共にした昔のメンバーは一人もいない
から。
電車とクラブバスを乗り継いで行けたり、
スタッフのホスピタリティーが優れていたり、食事が
安くて美味しかったり ・・・ が、また行きたい
となる訳だ。
来25年以降、日本のゴルフ人口が激減すると言われ
ている
ゴルフ場は、ゴルフ人口の増減にかかわらず生き
残っていけると強気でいる。
もう太陽光発電のパネルは並ばないだろうから、
草茫々になったコースでクラブを振らせて貰おう。
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ある人が、金を貯めたいなら、それ以外にも貯蓄したい
ものが3つあると言っている。
私には大した蓄えはないが、それほど窮してもいないし、貯めようとも思っていない。
それ以外の3つにこそ聞いてみる。
蓄えていくと、自然と金も貯まるようになる3つの貯蓄の初めは、健康だと。健康貯蓄
必要な栄養を摂るだけでなく、運動などヘルシーな生
活を実践することで、健康を蓄えておくことは豊かな人
生に繋がる。
そして医療費を節約できる。長く仕事が出来れば収入
が得られる。食事も美味しくいろいろな場所にも行ける
次は 信用貯蓄
自分がして欲しいと思うことを、見返りを求めずに
行動する。
見られていなくても、人のためになることをする。
遅刻をしない。任されたことを責任もって全うする。
信用につながる行動は、徳として積まれていくもの
徳を積むと、それだけ自分に返ってくると。
豊かな人生をおくりたいなら、これだという。
3つめが 知識貯蓄
昔に比べて勉強する機会は減ってきているが、努力
して知識を蓄えたいと思う。
知識があると、公私で人との会話が進み易くなる
こから、仲間をつくることができ世界が広がる。
資格を取得すれば仕事の幅が広がる。副収入を得る
健康、信用、知識はなくても生きていけるが、あれば
あるほど豊かな人生になるような気がする。
こういう貯蓄習慣を無欲に三日坊主でやってみようか。
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夜の炭水化物は肥ってしまうからなるべく食べない、と
してきた。
付いてしまうのは贅肉で、望ましいパフォーマンスを出
す筋肉の邪魔をしてしまうだろうという危惧からだ。
朝食
ダイエットしようとしている訳ではない。
夜は寝るだけだから息をするのと、日中の疲労や痛んだ
筋肉の修復にだけエネルギーが必要だろう、などと考えて
いたというわけだ。。
これは、マラソンをやっているころから始めたのだが、
減った体重は筋肉量を落としてしまったことを如実に訴え
かけるようになった。
そして解消されずに、骨に薄い筋肉がくっ付き、皮が
被っている身体がぎくしゃく動いている我が身を、外側か
ら眺めて溜息をついている。
― 別に、病気という訳でもないが、何とも心許ない。
好ましい筋肉を作ろうとして、
デメリットを享受してしまった。
摂りすぎは肥るが、抜きもよくない。夕食で炭水化物を
抜くと、次の食事までの時間が長いため、エネルギー源の
確保はやっぱり必要らしい。
炭水化物の抜き過ぎや炭水化物ゼロの生活は、栄養学
的に見ると、とても危険なもの。体が炭水化物の不足分
を蛋白質や脂質で補おうとするため、通常は弱アルカリ
性に保たれている身体が酸性に傾き、 「ケトーシス」
という状態になってしまう ・・・ とか。
朝食は炭水化物を積極的に。減塩と水分摂取を意識して
米飯がよいだろうといわれる。
大切なのはバランスのよい食生活。黄金比の、
炭水化物:蛋白質質:野菜&フルーツが、1:2:3 。
「手ばかり」で、バランスをチェック をする。
夜に食べる麺をスーパーで見付けた。
80g(麺のみ) 80g(麺のみ)
80gー245kcalー蛋10.7ー脂1.5ー炭46.9ー食塩0.5g
80gー200kcalー 5.4ー 0.7ー 43.0ー 0.2g
どっちの数値が、饂飩か蕎麦か。どっちがいいか。
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まだ正月気分で暮らしている。
歳の初めに特別な事がある、という訳ではない寝正月を続けているということだ。
寒さのせいにしている。北西の風で、気温は3℃ほどしかない。
元旦の初日に小さく誓った事などを、とっくに忘れてしまったかのように ・・・ だ。
誰にも何にも責められたり急かされたりすることもないので、のんびりとやっている。
朝になってやっと晴れた穏やか日の出だった
このままでいい。
この安らかな時がゆっくりと流れていけばいい、一人
頷いている。
そこに、まだ吊されずに立ち上がっていない暦がある。
何も願う訳でもない。
九紫 避けるものだけは
お供えを下ろした。関東では七日に、正月飾りとともに
下げるところが多いということだが、我が家では十五日
ぎりぎりとしてきたので、それに従った。
流石に正月気分から抜け出さないと駄目か。
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雨が来そうな空の、古びた家並みの間を北に向かって走っている。
小さな街を抜けたところ、ローカル線の高架の手前で信号待ちに
あうと、遠くにその二両編成がやってくるのが見えた。
私はそんな偶然に出合って、過ぎてから車を降りて眺めてしまった。
乗っている人は、いるのだろうか。
家から北へ約50kmのところにいる先輩の経験を聞きに出かけてきた。
初めて訪ねたのはまだ冬で、北からの風に鉛色の空だった。
間もなく話好きの長○○さんが迎えたくれた。
すでに二人の先客があった。
私の質問は後回しになったが、その人たちの話も聞くことが出来て、
私の疑問の解決には外堀が埋まってしまった。
一度止んだ雨は再び降り出して、誰も腰を上げようとはしない ・・・。
雨でも、気温は16℃ある。
私のところと同じ暖かさになっている。
忌憚のない雑談にが、耳にアピールしてきたり素通りしたり ・・・。
東側の丘の上に白い塊が見える。りんごの樹、花だった。
ここら辺りでは今が満開だ。自家用で摘果もしないのか。
私の疑問はたいしたものではなかった。土産まで貰ってしまった。
穏やかな気持ちになって、R118をなんかする帰路についた。
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庭の向こうで鳴いている鶯は、この頃になると誰にも、いい声だなあ
なんて言われない。
だから、もう少しすると鳴かなくなってしまうらしい。
北海道の千島桜は咲いただろうか。
ここらは例年よりずっと早い満開が散ってしばらく、八重桜が枝に重
そうなほどの花片を付けている。
私は、焼酎に漬けてみようと摘んできた。
残念ながらちょっと遅い。
昨日の雨や思わぬ低温に、花気を失っている。
満開の時というのは、実は短いのかもしれない。
だから何でも、旬 しゅん を逃してしまうことが多いのかもしれない。
さくら ― でも、桜えびを求めてきた。
舌で楽しむ さくら となった。
一杯の桜と、一手 ひとて ほどの桜えびに、春が進んでいると
楽しみ味わった。
眼や舌はもちろん、私のすべてが喜んでいた。
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今日の神は、対中日デーゲーム。バンテリンドーム ナゴヤ。
先発は村上。なんと、2ー0と完封でプロ初勝利を飾った。
五回一死まで完全。全28打者に105球、2安打無四球、10奪三振。
バッティングでも先制点をお膳立てした。
流行言葉のように、二刀流とはやし立ても ・・・。
監督、笑顔でも、12日の完全逃しは帳消しではないぞ。
完全逃しとは、12日の巨人戦。
5奪三振で7回をパーフェクト。大記録がかかる中、84球での降板。
初回をわずか8球で三者凡退に抑え、快投ショーの幕開け。
二回先頭では、プロ入り当初から対戦を熱望してきた智弁学
園の2年先輩岡本と初対決。148km高め直球で空振り三振に。
五回も二邪飛。アウトを重ねる度に、場内に緊張感と高揚感。
ー 監督、1点リードでも、降板。
チームの勝利を最優先にすれば、降板は当然と思う人もいるかもしれない。しかし、私がピッチャー出身だからかもしれないが、納得しかねる降板だった とは、西本聖のコメントだ。
シーズン全143試合の11試合目の采配。
1軍で登板のなかった投手に記録に挑戦させる余裕はなかった。
22日現在18試合消化で、首位 ・・・ などと考えている場合ではない。
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私は、先日福島県のある市の、仁公儀(にこぎ)という土地を訪ねた。
最近知り合いになった人の住所が、こういうところだとは知らずにい
て、「儀」を使う謂われは、どんなだろうかと一人思った。
いつも行きたいと思っている沖縄に、余儀(よぎ)という呼び名がある
地名にも、公園の何も、学校の名にも付けられている。
これらには、全く関連がない。
私が、いつも、沖縄に行きたいと思っている証しになっている。
特別に海、という訳でもない。
ところが今、沖縄は、陸自ヘリ不明で、近づけない。
陸自のヘリが宮古島沖で消息を絶った事故で、自衛隊は残る
4人の捜索の真っ最中だ。
今月6日消息を絶った事故から、これまでに隊員と見られる
6人が見付かっているところで、機の一部などは確認されてい
るが原因の究明には至っていない。
沖縄に、私を待っている何があるということもない。
ニライカナイの久高島へは、憧れを持っている。
こんな時期では、あまり相応しくないだろう。
余儀が、私を待っているように感じているうちに行きたい。
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今年は季節の進むのが、1週間から10日は早いと言われている。
木々の中はどうか、雑木林に入ってみる。
入り口に、山あいの田んぼに水を供給する溜め池がある。
山桜が水面に、花筏を作っている。
もうすぐそこに、シラネアオイが咲いている。
薄紫も、白いのも、昨日の雨にやられて、花弁がちょっと悩ましくも
ねじれるように俯いている。
ここは標高にしたら200mくらいで、栽培された園芸種を移植したも
のだが、うまく定着して花が広がっている。
ボランティアの人たちの思いやりは実り、
花を見に来る人も増えているとか。
遊歩道の近くには、ニホンサクラソウも植えられ、林の中での歩を確認するに咲いている。
自生種よりも花弁の色が濃いような気がする。
生長のはやい周りの雑草に埋もれそうだ。
まったくの野草だって花開いている。イカリソウ。
山野草の緑や開花が進んでいる。
みなそれぞれに自己主張しているのを認める ・・・。
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学習院大の目白キャンパスに、4年生への進級後、初めて通学された
様子が映し出された。
nikkei.com
文学部日本語日本文学科に在籍中で、今後は卒業論文の
執筆などにも取り組まれるという。 12th April '23
「大学最後の1年間、この緑豊かなキャンパスで、よい学びができ
ましたらと思っております。」と笑顔で話されたとか。
20年の入学以来、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、登校を控え
オンライン授業を中心で、
今後は、感染状況を注視しながら基本的には通学を続けるという。
もう学習院の緑は濃いね。
アカデミックな雰囲気が柔らかいのは、そのせい。
ああ、ごめんなさい。
]]>
機械式腕時計離れ進んでいるという話題が眼に入った。
外出時に腕時計をする人の割合は、なんと43.7% だそうだ。半数以上の人が外出時に腕時計をしない……。
ものを減らす、スマートな生き方の時代へと、生活様式が移行しつつ
あるのか。車や服も必要な時にレンタル、シェア。
腕時計なんていらない、スマホやスマートウォッチで十分、となる。
ある人、「高級腕時計を1本は持ってみよう。」と言う。
それはなぜか。 社会人の身だしなみとして、ステータスシンボルだから、いわゆるマウントを取るためとし、ロレックスのサブマリーナーを買ったとか。
グランドセーコー復刻モデル 手巻き プラチナ950ケース
こんなのもいいが ・・・
私も、ランニングウォッチやゴルフ用時計を付ける機会が多い。
だからいざという時に、電池切れなとどということがある。
ああ、私も機械式の腕時計を、と思うようになった。
仕事をやめてから公の場に出ることがめっきり減って、ケースの中で
眠っているものがある。
SEIKO CREDOR 18K 。
金の値段が上昇しているから、こんなのもケースから出してみようか
ここ10年で金が4倍になっているとか。square 98g round 72g
満開の桜が散り始めているように、金もここまでなのか。
口座に寝かせておくより、金を買ってみようかと思っていたが、今か
らでは遅いだろう。
ブレスレット、ネックレス、腕時計は身に着けることにしよう。
金には何かわからない隠れたパワーがあるという。金を持つだけで、
活力が生まれるという声も聞こえる。生きるパワーの源としてもケース
から出すことにしよう。
]]>
山間の村の我が家に来る水道管で、漏水があって修理して貰った。
国道(400番台)から町道を250mくらい入った所で、こっちに引き込む
継ぎ手の部分で漏水していた。
ここまで行き着くまでに、すでに多くの労力を費やしていた。
ウォーキングをする近所の人たち、水道課の職員、知り合いの水道業
者、周りの土地の所有者などの推測、過去の記憶、事前調査、そして掘
削して探すこと3時間近く。
私の家の方に来る箇所で漏れていたのだから、キッチンや風呂などに
来る水量は、来るべき量より少なかったのだろうが気づく筈もない。
アスファルト道路に地図や模様を描いたり消したりしていたが、全く
なかったり噴水を作ったりもしなかったので酷く深刻ではなかった。
先の人たちの勧めで水道課に行くと、すぐ現地調査に来てくれた
水道工事の業者に届くには1週間はかかったが、知り合いだった
ので事前に見に来てくれていて、水道課のGOサインで今日になった
工事は3人の人が関わって、重機で掘って、新しい部品を付けて
埋め戻した。水が再開通するのに4時間はかかったろう。
水道管は塩ビだったか、太さは20cmか、5cmほどだったか。
「老いる水道管、全国に13万キロ 行進阻む財政難」というニュースを
見たことがあり、これだなと思った。
和歌山市の紀の川に架かる「水管橋」が崩落した。(2021.10.3)
震度5強で市原市の川に架かる水管橋から水が噴き出した。11.20
2018年調査
町史で確認すると、私の所の水道管は、昭和54年4月3日布設だ。
水道管路の法定耐用年数は40年。平成39年度には、布設後40年
以上経過する管路延長は全延長の51%に増加する、とあった。
町水道事業は、総務省通達「経営戦略策定ガイドライン」 に沿って、
平成30年度から平成39年度までの10年間を計画期間とする那珂川町水
道事業経営戦略を策定したとある。
水道事業に関わる施設のほとんどは老朽化しているだろう。
業者に聞くと、私のような処置を依頼する人が結構いるという。
汲み上げて浄化して配水して、流してしまってはもったいない。
直して貰って助かった。もっと早く気づくべきだった。
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雑木林の入り口に溜め池がある。水田を耕していた頃の灌漑用で、今でも水がたっぷりある。
水が温み始めた水面に、若芽が張り出している。
沢に沿って少しずつ分け入る。
早い春の花は、その近くに群生していることが多い。
白い花の色のせいか、ひっそりと佇むようなイチリンソウに会う。
あるところでは、一畳ほども集まっている。
風などにやられたか、花びらに切れ込みが深い。
カタクリは、それこそたくさん踊っている。
いつもより、コントラストが弱い。
先月末に2日も雨の強い日があったからね。
隣に並んでいるのが、エイザンスミレ。
ぽつんと咲いて、こちらに顔を向けてくれた。
紅をさしているようにも ・・・ 。
谷間の水からちょっと登ったところに、イワウチがパラーっと散らしたように咲いている。
細い首に白化粧、ふちどりがおもしろい。
山あいに来た花の春を確かめて歩いた。
桜と同じに、思っていたより2、3歩進んでいた。
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2日続きの雨で閉じ込められていたので、1週間は早いと言われてい
る野も季節が進んだろうと外に出る。
家の近くの枝垂れ桜は、桜吹雪をつくっている。
暖かいが、北の方からの空気の流れがちょっと冷たい。
さらに菜の花畑では、大島桜 オオシマザクラ も満開になっている。
2日前
オオシマザクラといえば、カンヒザクラの交雑種の河津桜が
紫紅の花弁と早咲きで注目されている。
これは、園芸用に育てられ農地に移植されたもの。
雑木林の少し高いところで、山桜も葉を赤褐色に際立たせながら、
まだ茶の樹々の中に明かりを点している。
標高にしたら、200m くらい。
外の花たちはどうか。これから、林に入ってみよう。
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ここらの桜は開花はしたものの、二分、三分から止まっている。
東京から10日、宇都宮から6日遅れ、満開は2週間経ってからか。
今日も、雨にやられている。
催花雨になればいいのだけれど ・・・。
今日のところは、じっと我慢してくれ。
そして、入学式までとは言わないが、新年度を始める
人たちに祝福をやってくれたらいいなあ。
昨日はね、気温が上がったけれど、風が強くてね。
散る花もあったんだよ。
私の勢いを示すかのような辛夷。
こんな風景に喜んだら、テンションは下がるばかり。
すべて、他人のせいにする。流れが悪い。
3つ (No.13→16)、進む。
いやー、きれいな椿の落花だ。
ここらでは早い椿も、暖かさで、強いられた様相。
私は芝の上を歩いてきたが、のんびりとやらざるを
得なくて、ちょうどいい間合いになっていて、この上
ない命の洗濯をしている。
帰り道で朝の椿を再び見る。
これは、散華だ。
信心の浅い私には、さして有り難さはないとしながらも
父母が思い浮かんでしまって、僅かでも前に進まなければ
しかられると言われているようなのだ。
今やっていることを、昔になぞらえれば、
生活・健康管理、環境整備 ・・・
練習・ピーキング ・・・ と考えてしまうむ。
そういう状況をつくって暮らしてきたトラウマでもあるのだろう。
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暑さ寒さも彼岸まで ― は、いい天気になるということではない。
気温は穏やかに上がって、やや薄雲が広がっているから、桜のない花
曇りといったところか。
山あいの村でも、彼岸の間は仕事が休みになるから、墓参りに行く人
たちの話し声が聞こえたり、庭先で遊ぶ子どもの姿が見られたりした。
仲日を過ごしてしまうと、すっかり寂しいところに戻っている。
辛夷がみるみる満開に向かっている。
ここらでは、昭和の終わりまでは、温泉神社の春祭りが行わ
れていた。農作業が始まる前の一休みの楽しみになっていた。
30年代には御仮屋に露天が出ていたのを思い出す。
平成に入って、幟も立てず廃れていった。
それらは、時の流れだから仕方がない。
皆、誰も、今の暮らしの中で、「こうだったらいい」、「これがいい」
くらいの価値観でも、変わっていくことを操作することは出来ない。
いやそれだけ、今の私たちに、思考しない傾向が広く蔓延している。
同調圧力に屈し易く、右へ倣えを好み、すぐ流行に乗ってしまう・・・
さらに、思考停止に陥って、前の人に付いていく ・・・。
そのうちに、今これを ・・・、・・・ ねばならないを失ってしまう。
東海桜cf.河津桜
だから、彼岸どころか、WBC なり 高校野球の日本列島 ・・・。
父の13回忌の話をしておかなければならなかった。
今しておかなければ、子の世代、孫の代には続かない。
私は事前に計算していたが、御破算にする機を逸してしまっていた。
この流れの威力は相当なものだ。手強い。切り込み口はあるか。
スクランブル交差点の渡り方 part2になってしまった。
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あちこちで桜の開花が続いたのに、この寒さは何だ。
未明に降り出した雨が冷たいせいで、季節も逆戻り。
いくら私が元気だといっても、外では動けない。
差し込むのは、それに濡れた野の、樹々の暗さ。
晴耕雨読ではなく、明稼雨聴にしよう。
中島みゆきにする。暗さにはこれで抗するか。
「わかれうた」、「時代」から始める。
昼近くなるが、ヒーターの温風が止まらない。
「スクランブル交差点の渡り方」というのに出くわす。
初めて渡ったときは気分が悪くなり しばらく道の隅で休んでいました
それから何年もそこを渡るたびに 気持ちを使い果たす程に疲れました
おそらく人に酔ったみたいなことです おそろしく沢山な敵ばかりでした
私には向いていないと思いました
信号のない島に行ったりしました
誰も来ない道は 道と呼べませんでした 3つ隣の 中くらいの島に着いて
信号の灯に喜んだのは確かでした とはいえ街に戻るとめまいがしました
あまりにも複雑な競い合いでした 私には向いていないと思いました
私には向いていないその交差点を やむなく めまいしながら何年も渡り
ほんとに偶然に気が付いたんです みんななぜ楽々と渡っているのか
人と違うほうへ出ようとするから 人とぶつかるばかりだったんです
人の後ろに付けばいいんだと知りました
スクランブル交差点では 渡り方にコツが要る
それでも時折意外な所へ着いてしまったりもするので
人の行く先を予測するのが大事です
スクランブル交差点では渡り方にコツが要る
スクランブル交差点では渡り方に・・・・
『常夜灯』収録(2012年)
中島みゆきらしい、リフレインとメタファー ・・・。
無理な笑顔をしてくれなくていい。
誰か聴くか。youtubeにはcoverしかない。
夜会より
終盤にため息が入るなど、少しおどけた演出になっている ・・・。
どうして内容は奥深い。
この頃の新しき日本人の国民性を皮肉っている。
中島みゆきは一旦譲歩してみせるが、「意外な所へ着いてしまっ
たり・・・、行く先を予測するのが大事です」と。
交差点がどんなに渡り ・・・、人生でどんな状況に遭遇しても、
思考停止に陥ることなく、自分の頭で考えて渡らねば ・・・。
冷たい雨は降り続き、外の寒さは動かない。
私には、いい雨だった。
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日本人で二人目のノーベル文学賞を受賞した作家の大江健三郎が亡く
なった。88歳、老衰だった。
現代人の魂の救済をテーマに文学的な思索を重ね、日本文学史に残る
名作を著して続けた。
「書く」ことと同時に何より「読む」ことを大切にした。
ただ読むのではない。「真面目な読者とは、『読みなおすこと』をす
る読者のこと」と語り、決めた本を何度も読んだと言われてきた。
その原点は、愛媛県の田舎で育った子ども時代にあるとも言われ
る。戦中から戦後の厳しい時代、母が手に入れた物語を読み耽り、
その楽しさに目覚めたとも。
松山での高校時代、渡辺一夫の著作に感銘を受け、上京後仏文学
を学び国内外の文学作品に浸り、創作を始めた。
私は、2012年、『根本的なモラル』という題の講演を聴いた。
文学(小説)における〈文体〉について。
生い立ちや読書生活から思考過程が成立していったこと。
国家の文化とも呼ぶべき子ども(いわば 大江自身)の教養を
仏文学から受け取ったこと。
ポール・ヴァレリーのナチについての表現位置(理解・描写)や
ミラン・クンデラの表現方法もとても興味をそそられた。
根本的なモラルとは、すべての中で根本にある倫理的なもので
いわばモラルエッセンシャルである。これこそが文学の目的であ
り、子どもたちが受けとめるべき、生きる社会環境である。
それが今危うくなっている。子どもたちに受け継ぐべきものを
その危惧とともに私は持ち続け、言い続ける、と。
― 子どもと言ったのは、聞き手に教員が多いということも・・・
死者たちは、濃褐色の液に浸って、腕を絡みあい、頭を押しつ
けあって、ぎっしり浮かび、また半ば沈みかかっている ・・・。
初期作品『死者の奢り』の一節だ。生硬でイメージ豊か。読んだ言葉
が、文学の言葉となり自らの体からあふれ出したかのようだ。
書くことと同時に読むことを大切にした大江の言う
「真面目な読者」になるべく、読み直すことになるだろう。
また、大江健三郎は、戦後文学を牽引しただけでなく、一貫して反
核・反戦のメッセージを発信し続けた。
東日本大震災の11年の、6月19日には「6・11脱原発100万人
アクション」として脱原発デモを呼びかけ、6万人規模のデモが
行われた。
講演のどのあたりだったか、「九条の会」にも参加しているという話
があった。余談だと前置きして ・・・ どんな内容だったか、記憶もメモも
ない。ただ、梅原猛や澤地久枝などの名前が出たのを覚えている。
大江文学が大きな感動を与えるのは、生き方そのものに裏付けられて
いるからだ。
私は、次世代に読み継がれることを待っている作品群の繋手になる。
]]>
本州で一番早く咲く河津桜の話題からもう1か月も過ぎてしまった。
観る者が怠けている訳ではなく、季節が早く進んでいるので、戸惑っていると言った方がいい。
染井吉野の開花予想 3/9 tenki.jp
私のところだって、連日20℃を超えれば、あるかもしれないと思った
かくして私は、その顔を見に出かけた。
毎年見ている、私の標本木だ。
こんな南向きの傾斜地に、今年も早めに咲き始めた。
開花と言っていいのだろう。二分咲きか。
正面から眺めている。
10m は見上げているか。
この濃い桜色は、河津桜。
河津より200km 近く北にある、山の中。
電柱やガードレールがちょっと邪魔している。
これだけ気温が上がれば、咲かずにはいられなかっただろう。
この水田に張り出した枝に付いた花房がいい。
幹から出た若枝を失敬して来て、鼻先に眺める。
去年より3日早いという、今年一番の桜の話題。
ああ、この間、桜餅を食べたっけ ・・・ 。
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今日のスギ花粉の飛散は凄かった。
朝から遠く近くの山々が、こんな煙の中にあった。
さて、思いつきが一つあり、それを求めて出かけようか、じっと家の
中で過ごそうか迷った。
花粉を吹きかけてくる南風は弱くならないで昼近くになった。
果たして、正午のチャイムが鳴る前になって、北に向かった。
どこへ行ったって花粉の中にいることになった。
慣れている人は平常、私は再燃だった。
よく晴れて季節外れの暖かさになり、スギ花粉の飛散がピーク。
九州から関東にかけて、帰宅時間帯まで「非常に多い」予想。
花粉症には万全な対策が必要。数日続く ・・・を、みていた筈。
ここのところ花粉症は出ていなかったので、甘くみていた。
ここらでも、朝からよく晴れて、20℃を超えていった。
飛散量の数値を見てはいなかったが、相当大きかったのだろう。
週末にかけて「花粉大量飛散」。週明けは雨で一旦落ち着く ・・・
東日本は、今月末までスギ花粉ピーク続くという。
この花粉の中を出かけたのは、飼っている黄色い金糸雀に春の篭を、
春向きの篭に入れてやりたいと思いたった訳だ。
洋鳥には鉄製が使われることが多いが、私は竹製を与えてきた。
以前からこの人の制作した篭を使っていたが、小鳥店から聞いた携帯
電話の番号しか持たずに出かけてしまった。
やっぱりね。出て貰えない。SMS を入れるが・・・。
自宅から40km程北の田舎の町、近所のことは聞いていても、
名前は、○○保で、亡き父の保夫の一字と同じ ・・・ なのに。
ここから行き着くのに、3時間近くかかった。
やっと辿り着いて、留守番の奥さんに話をした。
当の○○保と連絡を取ってくれて、用件だけ話すことが出来た。
― 小鳥店から私のことを聞いてくれていたようだ。
私が帰宅するのを追いかけるように、彼は(5つ先輩)電話をくれた。
すべて承知した ・・・ 雑談に花が咲いたほどだ。
彼は、19番ホールだったと笑っていた。
今日私は彼に家に着くまで、何人もの親切を得た。
手に、名刺が2枚残っている。
私には、仕事を辞めてから立場も、肩書もない。
ちょとした興奮が収まるのには、酒の酔いが回ってきたころだ。
花粉も居座っている。
鼻水とくしゃみで、目が痒く顔がくちゃくちゃになりながら、
この歳になって、カナリアの篭一つで、友だちが広がったと、
嬉しいこと限りない ・・・。
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午前11時25分頃、北海道真狩村の羊蹄山 1898 mでバックカントリー
スキーをしていた親子の親族から、1人が行方不明になった、と地元消防
に通報があった、というニュースが流れた。
道警がヘリコプターで捜索したところ、札幌市豊平区の会社員(35)が
雪に一部埋もれた状態で見つかり、搬送先の病院で死亡した。
FNN プライム
倶知安署によると、この人は60歳代の父親と入山し、途中から
別々に滑っていたところで、雪崩に巻き込まれたとみている。
そのニュースが、別の遭難も告げていた。
午後0時20分頃には、北海道清水町のペケレベツ岳 1532m で
も、60歳代とみられる男性1人が、雪崩に巻き込まれたと110番
があり、道警が捜索している。
男性は知人3人とバックカントリースキー中だったという。
そのニュースの画像の一部
1月、2月と本州でもバックカントリースキー中の人が、雪崩に巻き
込まれて遭難する事故がたびたび起きている。
私は、雪の北海道に行ったことがない。
連休の頃のトムラウシの花畑を訪ねてみたいと思っているから、
― 09年7.14悪天候による史上最大の遭難事故 ガイド含8人死
北海道の山の天気や雪には関心を持ちつつある。
雪の絶景に、バックカントリースキーを楽しんで、想定外の雪崩に
遭ってしまったのだろう。命と引き替えにしてしまった ・・・。
家族や仲間を亡くした人たちの悲しみはいかばかりか。
塩狩峠で、雪の中に死ぬ女性の話が小説になっている。
実在の女性の死だが、このニュースとは対極にある不幸だ。
その作家のことを考えていたものだから
ついそこに落ちてしまった。
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QRコードには、馴染めない。
そして、完全にやっつけられたと、どこかで言ってきた。
この間、金融機関の口座から料金を振り替える申込をWeb、QRコード
からやれという、あっちの要求に応えようと、読み込んでやっと開いた
と思ったら動かない。― そっちの不都合には、無言の
アナログ人間のシニアの私に出来るはずがない。
スマホから、少しましなPCに取り込んで始めたら、
途中でブロックされてしまう ・・・。
その方が時間がかからない、簡単にできる・・・というのは、
熟考の余地を与えない、
途中は何でもいいから、こっちの言う方がいいから、
同意しておけ、この手順で進めろ、と
返答と作業を急かしているだけだ。
スマホも、どうなのかな。
私の偏見かもしれないが、
PCは携帯電話に対して固定電話のように見える。
今時、そんなことを言ったら笑われるだろうが、
どこまでも、携帯電話は、 私―私 を、
固定電話が、 公―私 を繋ぐもの と・・・。
だから、QRコードを読み取って行う、何らかの証明や処理は、
検品や棚卸し、クーポン配信、入場管理、作業工程の管理、
QRコード決済 等の場・時にやらせればよい。
一方、日本郵便、郵貯銀行が、未だにそんなことをやっている。
郵政民営化(2005年10月の郵政民営化法の公布から2007年10月)を
行った後でも、まだアナログ領域が残っていて面白い。
まとめがつかない。酒のせいだ。
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二月も下旬になって、朝も寒暖を繰り返していた。
今朝は、寒い方。
昨夜未明にぱらついたらしい雨粒が、もう落ちそうな臘梅の花びらにくっついている。
冷えたんだろう、凍っている。
もうずっと前に咲いたから、もう散りそうだった。
氷の雨粒は朝日に光っても、間もなく一緒に落ちるだろう。
その向こうですぐに、ホオジロが囀りを始めた。
今朝の冷たさは、冬のものではないだろう。
三寒四温というのでもないが、春に向かう温かい雨が急に冷やされた
のだろう。
思いつきの三寒四温は、春先の時候の挨拶や天気予報の例えなど
にも使われる。
寒暖を繰り返しながら春がやって来るという意味で、本来は冬の
季語(旧暦による)。ー 今日は新しい暦でなら冬だから、気候も移り
変わるし、言葉の使い方にも少しずれが出ている。
先日発表された桜の開花予報(第1回)は、例年より早まるとの予想だ。
今日からも順調に暖かさを加えていったら、生活は楽だが ・・・。
そして、弱い、冬残りの風の中を出かけた。
久し振りに知人と昼食を摂った。歳を重ねたが、みな元気でよし。
帰宅して、土産に貰った饅頭を供えた。
そう言えば、曾祖母の命日だったかと思ったが、違った。
こんな天気だったなあ、と50年も前のことを思い出そうとした。
こういう日の午後は、縁側で
みんなでお茶を飲んだだろうと ・・・。
あの頃の家族は、8人だった。
今は、ひとり。
もう寒さの厳しい冬に逆戻りすることはないだろう。
しかし、春が近づいているのが感じても、何時という確証などない。
すぐそこまで来ている、と期待を膨らませて信じるしかない。
春遠からじ、春近し、春隣はるとなり ・・・ なんだ、と。
滑稽な 友の話や 春隣
思わず、頬が緩んでいることだろう。
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団塊の世代の人たちが元気に働いている姿を見かける。
私は、予備軍。
「2025年問題」が目前に迫っていると言われても、今なお「社会の主役」
という意識が根強いらしい。
社会保障を巡る世代間対立を招きかねない、も何のその。
国民の約3人に1人が65歳以上の高齢者、に向かっている。
2021年の日本人の平均寿命は、男性81.41歳、女性87.45歳と伸び続
けているから、当然のこと言えるかもしれない。
健康寿命も男性72.68歳、女性75.38歳(2019年)と、ここ10年の間で
も伸び続け世界第1位。全体・男女別と3冠だという。
生涯現役と頑張っている人たちを見ると、自分は怠け者ではないかと
感じることもある。
始めよう、やろう、というモチベーションは復活しそうもないが ・・・
高齢者心理学に、「活動理論」、「離脱理論」というのがあるらしい。
社会と関わりアクティブに活動する人ほど幸福感が高いと考え、
引退を考えずに積極的に活動する。
「離脱理論」は、現役引退をネガティブにとらえず、ダウンサイ
ジングしてのんびりと余生を送ることこそ幸せだと考える人たち。
生産性が微塵もなく、消費のみの生活を繰り返しているだけだ。
現役時代、これまでに周囲や世間から享受した恩義のようなものは
まだ返しきってはいないか。
体調や心情を無視して活動理論に押しつけられるのはつまらない。
90代で現役のプロ選手、年齢を感じさせないミュージシャン。
自分の年齢を考えて引き際を考えるべき、などという言葉で追う。
陶芸家として活動する元政治家。仏教研究活動する元俳優。
今、ここ、考え方だけでも、軟着陸出来るだろうか。
高齢者の域に入っても、生き方に迷うのは当たり前だという。
若い頃と同様に、若い頃より貪欲に挑戦していきたい
走るペースより、歩くペースで日々の生活を楽しみたい
決断も月日が経てばまた違う思いが浮かび、移り変わっていく。
年齢を重ねるごとに、身体の状態や生活も変化し、影響してくる。
迷いや後悔は、高齢者であっても若い人であっても同じだという。
もっと自分に正直になってもいいんだよ、と言われているようだ。
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岸田首相が、性的少数者の支援団体と面会して、
先般の前首相秘書官の発言について、不当な差別と受け取られる
極めて不適切なものであり、多くの皆様方に不快な思いをさせたこ
とに関しまして、心からおわびを申し上げたい、と謝罪した。17日
さらに、自身の国会答弁で、同性婚などの法制化をめぐり、「家族観
価値観、社会が変わってしまう課題だ。」と発言したことについて、
「しまう」という言葉遣いが問題だった。ネガティブな意味では
ない、と釈明した。
― LGBT・性的マイノリティーの人たちへの理解を促進するための
法案 だとさ・・・。
事の発端は、荒井前首相秘書官の発言。3日 荒井氏は同性婚などをめ
ぐり「見るのも嫌だ」などと発言し更迭に追い込まれた。7日
スピーチライターとして歴代の経産省出身のピカイチの発言に、野党
だけでなく、政府・与党内からも首相秘書官は政権を支える人なのに足を
引っ張ってどうするなどと厳しい声が相次ぎ、多様性のある包摂社会の
実現を掲げながら、多様性を認めない内閣だという指摘もあがった。
5月広島でのG7のサミットの準備が始まった。議長国というのもある
今回の出来事を契機に、世界からも注目が集まってしまったので、で
きればG7までに理解増進法を成立させ、世界発信しておこうするという
事実、G7メンバー国の中で同性婚が認められていないのは日本だけ。
海外メディアも、日本には LGBTQ、女性、外国人への偏見が根強く
残っていると伝えている。
日本は伝統的な男女の役割と家族の価値観に縛られているなどと批判
的な報道もある。 ― それでいいじゃないか、そこがいいじゃないか。
それこそ日本の伝統的な文化が絶える。
せんじつめれば男と女 月と影との色模様
月が痩せれば影もついでに 人目忍んで細くなる
地獄 極楽 行ったり来たり 恋の逢う瀬はうしろ髪
・・・・・
首相は、秘書官を差別発言で更迭した後、国会で、
性的指向、性的自認を理由とする
不当な差別、偏見はあってはならないと述べた。
― これは、昨年の独サミットで採択されたG7首脳コミュニケ。
ジェンダー平等の項目の、性自認、性表現あるいは性的指向
・・・・・
政権が掲げる「多様性・包摂的社会の実現」が、かけ声だけでなく、政策
を実現させ説得力をもつか、岸田首相の覚悟が問われているらしいよ・・・
広島では、市立小中高校の平和教育で使われてきた教材を2023年度に
改訂し、漫画「はだしのゲン」の掲載を取りやめることを決めた。
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テーブルの上の notePCは、私の life−mate だ。
これに、スキミング目当てだと思われるメールが止まらない。
朝入っているのを削除すると、午前中にはもう一度入り、さらに削除
しても、夜までには2度、3度と送り付けてくる。
その通販サイトから購入したこともなく、
取引も、口座を持たない銀行からも来る。
さらに名前を英語の大文字小文字、カタカナなどに換えてくる
かくして、メール削除済みアイテムホルダーはすぐに一杯になる。
G-e での検索からいくつかの方法で、メールをシャットアウトしよう
としたが、なくかなか上手くいかない、でいる。
買われた名簿に具体的な情報が加えられ、闇名簿に流れたら大変だ
来たメールを削除すると、すぐに次のメールを送るように、配信ソフ
トに組み込まれているに違いない。
― あれ、のように、海外から送りつけているのか。
それらしき名称が使われていることを、それぞれの企業等は把握
しているのだろうか。
各種の情報を収集・処理担当する部署だってありそうなものだから
HPで注意喚起するとか、削除や拒否する方法を知らせるべきだろう
― 大企業でも、そういうコンプライアンスを持たないのか。
いっそメールを開いて、嘘のID等を書き込んでやろうと思ったが、
息をのんで止めた。
誰か、いい方法を、知らないかなあ。
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昨日の雪を掻いている。
南岸低気圧による春の雪だった。
湿った雪だったからガチガチに凍っている
夜半には雨になっていたから、雪は少しは溶けたが、樹々にへばり付
いて、時々音を立てて落ちる。
雪掻きは進まないが焦るほどでもない
春は、光 → 音 → 気温、と来るというらしい。
ここだけでも、確かにね。
積もった雪の表面が、きらきら光っている。
身体に受けているのは、東の方から差しているのは、まさに春の光だ。
音は、雪融けの音。
屋根に降った雪が溶け、滑り落ちる。雨樋を雪融け水が走る。
地面を叩く。 ― その積もった雪の表面で、融ける音が跳ねる。
暖かさは、どうか。
順調に気温が上がった。10℃超10:30
寒く、冷たかったが、やっぱり春の雪だった。
森羅万象がより活発に動き出す春が、そこにあると実感する。
遅ればせながら、私のモチベーションも、ちょっと上がりかけたか。
昨日の雪、よく降ったからねー。7〜10cm 1/25-5cm
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遊び仲間から連絡があった。
みな先輩で、お前がゴルフ場に来ないのは、おかしいという。
体調が悪いのか、どこかに出かけているのか。
シーズンなら、週2日もあったからね ・・・。
実は、1月下旬の「友の会コンペ 雪中止」から、モチベーション
が下がりっ放しなのだ。
まあ凍って跳ねるグリーンはよしとしても、行く気にならない。
未だ冬で、野良仕事はない。あれ、歩くか走るかだ。
かくして、ここに来てしまった、八溝山。
340m/h.
登山口の鳥居から1km(340m/h.)ほど上ると、陽を
受けないところはアイスバーンになっている。
6℃もあったから、息つぎが楽だ。
それでも、走る元気はない。帰りの下りに任せる。
2,3台の車に追い越される。轍を上れば大丈夫だろう。
私はトレーニングのつもりだから、融けたところを追いかける。
こんなに雪が残っているとは思わなかった。
トレッキングシューズでなく、ランニングシューズでは失敗。
800m/h. あたりまで来ると、道の両側はほとんど白い。
まだ、足を着くところがある。
大腿筋も、臀筋も、歩いていることに反応している。
これで、しっかり飲み食いが出来るぞ。
例年は、もう少し春に近づいてからやって来ていた。
今年はこの時季に家の辺りに雪が降ったせいで、ウォーキング・ランニングが長めになってきた延長で、ここでの上り下りを始める段階に追い詰められた。
山頂に着く。さすがに、1000m 天気がいいのに寒い。
1時間30分で、雪深い八溝嶺神社の前に立つ。
一生懸命な暮らしを誓ったら、屋根の雪が落ちた。
とにかくここまで来た。
展望台から冷たい風の来る方を眺めていこう。
上りは 怖 怖 下りはよいよい で帰る。
上り部分の8kmを歩き、下り6kmは走る。
足が滑るのに注意しても、半分の時間で戻れる。
出発の鳥居の近くに地下水が湧いているところがある。
乾いた身体を少し潤してくれた。
また、食べては走る暮らしを復活させることが出来るだろう。
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同性婚をめぐって、「見るのも嫌だ」などと発言した荒井首相秘書官
を、岸田首相が政権の方針と相容れない発言で言語道断と更迭した。
荒井氏は3日夜オフレコ前提で、性的少数者(LGBT)や同性婚に関し
そういう発言をしたことについて、その後に陳謝、撤回した。
岸田首相周辺は、差別的な発言に政権への打撃は避けられないと、
「オフレコでも許されない発言だ」との認識を示して追い込んだ。
首相は1日の衆院予算委で同性婚に関し、「家族観や価値観、社会が
変わってしまう課題だ」として慎重に対応する考えを示した。
荒井氏の問題発言は、この答弁に記者が質問に対して飛び出した。
― 首相より、荒井氏の発言の方が、答えになっている。
性的少数者に関する情報を発信する団体「fair」代表で、ゲイであること
を公表している松岡宗嗣は「こんなド直球の差別発言が政権中枢から出て
くることに衝撃を受けた」と話したとか。
荒井氏の「同性婚について、秘書官室もみんな反対する」発言に、「政権
中枢が同じような考え方で ・・・ 根深い差別感情を感じる」とも。
― あなたたちに、そんな市民権を与える世の中を私は信じない。
岸田首相は荒井氏の発言について、
今の内閣の考え方には全くそぐわない言語道断の発言だ。
「性的指向や性自認」を理由とする不当な差別や偏見はあってはなら
ないと述べたが、反応を見た発言で偽善者だ。
「異次元の少子化対策」は、どうするというのか。
子育て支援、ではなく少子化対策だ。あの人たちに子が生まれるのか
私はもともと、この「異次元」の少子化対策なるものがどんなものなの
かと注目してきた。
この「異次元」とは、ア○○ミクスで、あの人が、黒田日銀総裁をして
「異次元の金融緩和」に踏み切るために、年頭記者会見で使った
それを、岸田首相が、国会冒頭の施政方針演説で用いた。真似た
野党に違いを聞かれて、「違いは無い」と答えている。
その後も、首相の異次元は、ふらふらしている。
いや、私にはそう見える。対子育てなのか、対少子化なのか、と。
いずれにせよ、日本の政治のDNAも、国民のそれも、
LGBTに 市民権を認めるように 退化したということが哀しい
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プロ野球が、暖かい土地でキャンプに入った。
3月末の開幕に向けて、本格的な練習が始まったのだ。
シーズンのために、秋・冬のオフのトレーニングから
より実践的な内容になっていくのだろう。
オールドゴルファーの私は、年間120ラウンドくらいの芝好きだか
ら、この時季雪が降ったりすると閉じ込められ、足掻いている。
アマチュアだって同じで、寒中の雪からクローズが溶けて、2週間ぶ
りで芝の上に出た。
未だ雪が残っている。厚手のウェア。
北に向かっているから、弱いが冷たいアゲインスト。
10時で気温が5℃もあれば普通で、好条件だ。
だから、ここでは飛距離が出ないことにも、嘆かずに前に進む。
アマチュアにはオフがなく、1か月ごとにコンペがやって来る。
だから、10日も芝の上に出なかったら、次にどんなプレーが出来るだ
ろうかと心配になることがある。
今日はまあまあの自然な条件だったので、そこそこ身体が動いた
案ずるより産むが易し だった・・・やって初めて分かるのだが。
スタートからの3ホール、アウト9ホールの出来が、その日の結果に
つながる。昼食後イン9ホールは、リラックスしたショットになる。
南に向かっていくのに、未だ雪が見える。
日陰は未だ凍結していて、予想以上に転がる幸運も。
雪の中に入っても、ペナルティなしで出せる。
凍っているクリーンに乗っても、奥に跳ねることも。
芝、砂、風、光、音、地面の起伏・傾斜 ・・・ など自然が相手だから、
こっちの都合のいい時ばかりはない。
私がちょっと少なめのストローク数でラウンド出来るのは、
身体に痛いところがほとんどないためだろう。
また芝が薄い(短い)時季、グリーンやその周りからパターで、カップ
インさせる回数が少ないことだろう。
ボールとカップの間に2本の線が見える。
雪を転圧機で払うために歩いた跡だ。
2mくらいの真っ直ぐなラインを、これが邪魔をしている。
2本は右上がりだから、打ち出しが弱いとボール右に逸れる。
5mm は、凹んでいる。幅が5cmほど、2列。
私は、真っ直ぐなラインなら、100 %入れる練習をしている。
しかしこの場合は、半分の確率だろう。
今日は、外してもいい。もう1回打ち直して、記憶に回す。
ゴルフは心の格闘技 と古市忠夫プロが言った。
メンタルの勝負だという人もいる。
フィジカルが許せば、メンタルを超える練習が出来るはずだ。
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その日の最低気温が零下10℃を下回り、週に2回も雪が降った。
何年ぶりだろうか。ここらでは、節分前後が最も寒い時分だが。
確かにあった。平成ではなさそうだから、昭和の終わり頃だ。
いま住む家に移ってきてからは、それ程酷いのはなかったから。
今朝、外気およそ−4℃、家の中だって1℃しかない。
いつも通り起床して、朝食を食べても午前中あと4時間ある。
ニュースを端から端まで読んでも、その半分。
脳トレのためにナンプレをやる。ボケ防止の10分×5問。
― このまま過ごしたら、1月が終わってしまう。
大根(下ろし)・豚で、ラーメン(温)を食べる。想定550kcal
雪が残っていて何も出来ない。外気4℃。
走るしかない。
WALK でいいが、先週―今週前半 の負荷を考えると、走るしかない。
雪が残る林道 野鳥はいっぱいいる
5km行って、5km帰る。アスファルトだが、90%は雪道。
250m/h から 450m/h まで登る。下りを走り、上りを歩く。
誰にも会わないから、ここを選んでいる ・・・。
その折り返し点近くに行くと、西側が開けているところがある。
日光から高原の雪の様子が見える。
誰かに見られているというのは・・・あの山々だ
午後の日差しがあって足下は雪が溶けている
1時間半までは、かからず帰ってくる。
一応、トレーニングの3原理・5原則を意識している つもりだ。
だからやったのだが、誰かに言ったら笑われてしまうだろう。
出発点に戻ったら日没になっていないかと思っていたが、日が伸びた
ので帰宅しても、いい夕陽が見られた。
愛用の SF-810 は、消費cal 660 と表示していた。昼食分+100だ。
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やっぱり、未明に雪は降っていた。いや、降り続いている。
そして、積もっている。3〜5cm か、今冬初の本格的な雪。
10年に一度という寒波は、ここらを取り残すことはなかった。
気象情報を確認すると、午後は晴れるらしいが、終日零下・冬日の予報
には、ゴルフ場へのキャンセルの連絡を強いられた。
昨日のうちに決めていたことではあったけれども。
だから、起床は外出しない日と同じにしていた。
まず、血圧測定から。124-85(60拍) 降る雪に驚いているかな。
仏壇に、御飯とお茶を供える。
体重などを測定する。気にして心拍数が上がっても関係はない。
57.7−21.5−5.0−52.0−1.0−1460−52
一汁一菜の朝食を摂る。
黄色い金糸雀に餌をやる。
まだ、弱いながらも雪は降りつづいている。
さてと、もう一杯、お茶を飲む。
何をしようかと考えることもない。雪で、どうすることも出来ない。
神が私に与えた褒美かもしれない。
体組成計の示して数値が、2週間の足掻きで戻っていたのだ。
12日(木)の突然の悪夢と思える値が続いていた。
生活習慣を整えたり荒療治をしたり、苦悩したきた。
それが、こんな雪の日に、改善の第一歩があった。
これに満足して、後は流れに任せるか。
うっかりすると、悪夢は直ぐにやって来る。
そんなことを言うと叱られるかもしれない。
いい雪だった。休息をとれということだったろう。
昼になるというのに、まだちらちら
今日は一日、閉じ込められてしまう
覚悟しよう。雪読になったらいい。
私の暮らしのどこかに、頭のほんの片隅に、ストレスでもあったのか
どこか特に調子が悪いということもなかった ・・・ まあまあ幸せだ。
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TVがONになっている。
画面に何か流れている。
「登場人物の心情に寄り添うことや。」が耳に付いた。
昔、やったことがある。
「なんでやねん 。ほんま びっくりするわ。」
youtube で観られないかと探してみる。
あった。繰り返して観てしまう。
面白い。
飛んで、その昔。あれは、こんなだった。
動画で保存しておいて、JT の ・・・
スマホで確認させながら、使った。
伊勢物語の第一段 初冠 うひかうぶり
昔、男、初冠して、奈良の京、春日の里に、・・・
男の、着たりける狩衣の裾を切りて、歌を書きてやる。
スマホなど通信技術の普及拡大で、
手紙のような意志表現をしなくなったことに、
平安時代の恋愛事情、現代の恋愛を憂う年寄りの冷や水
などを 言おうとした。
― 思惑は少しも成らなかったが ・・・。
もう使う機会はないが、アイフルの ・・・
現代文講師編のセリフも大阪弁で柔らか、早口は関東には分かり
にくいが。
大切なことはな、登場人物の心情に寄り添うことや。
あんた、そこに「○○」は、あるんか。
私の見方は、CMを制作・拡散させようとしている JT・アイフル の企業意図
を応援するものではない。
今時の高校生で、前述の説明・指導などを受け取ったのは、
人数も内容も1割程度だったろう。
CMは映像・音声の面白さに押され、内容が文学的すぎる ・・・ かも。
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17日は、阪神淡路大震災から28年だったという。
ここ暫く早朝の震災に家族を失ったり、あるいは生死ぎりぎりで逃れ
たりしたことを思い起こしているというニュースが流れていた。勿論震
災を契機に、万が一の被災を最小に食い止める様々な取り組みが続けら
れていることもあった。
いつも日常些事をニュースにしていたところが、特集していたことを
喜んだ。またあるところで、翌18日が安田講堂事件から54年で、かつて
の映像を出してもいた。
1969年(昭44)1月18日
全学共闘会議・新左翼の学生が東大安田講堂を占拠し、
これを大学から依頼を受けた警視庁が封鎖解除した。
1960年代後半、ベトナム戦争が激化の一途をたどっていた。また
1970年(昭45)で期限の切れる日米安全保障条約の自動延長を阻止・
廃棄を目指す動きが左派陣営から起きていた。Wikipedia
これに伴い学生によるベトナム反戦運動・第二次安保闘争が活発化
した。同時に高度経済成長の中、全国の国公立・私立大学ではベビー
ブーム世代が大量に入学する一方で、ときに権威主義的で旧態依然
とした大学運営がみられた。これに対し学生側は授業料値上げ反対・
学園民主化などを求め、各大学で結成された全共闘や、それに呼応
した新左翼の学生が闘争を展開する大学紛争(大学闘争)が起こった
私はこの年、13歳。中学1年だったろうか。
中3の時に、三島由紀夫割腹から逆算とても ・・・。
大学に入ったのは、1975年だったか。
学内に僅かに立て看の壊れたのが残っていた。
同級生の安下宿に、赤字の落書きが残っていた。
文武両道のつもりだったが、二兎を得ずだったようだ。
思い出す。父母にも、世の中にも甘えて過ごした学生時代。
そして、今がある。田舎教師を果たした中老人 ・・・。
あるが、中味は軽い ・・・。
柴田翔「されど我らが日々」
新しくは、平野啓一郎「日蝕」などで振り返る。
昭和98年、こんな思いで時が過ぎつつある。
この「60年安保」が、静かに守られ続けている。
すでに時代に逆行していると考えざるを得ない。
19年9月
可笑しな方向に行ってしまった。酒のせいだ。
それでも、密かに私は50年ほど前とは変わっていない ・・・。
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ちょっと使わなくなっていたタブレットをチャージしている。
いや、かなり寝ていた。
使わなかったのは、この部屋も同じ。
ディスプレイには、○○% ではなく、低温注意が出ている。
これは部屋が冷たいためなのだが ・・・。4℃
とにかく寒い。寒いのに間違いない。
年末年始、特にそう感じたが、バケツの氷の張り具合などを見ても、
やっぱり寒いのだと納得させられて過ごした。
コロナにもインフルエンザにもやられず暮らしたのは幸運だった。
寒い日本の家は 静かなる殺し屋を招く 冬は最低18℃
高血圧や循環器の病気は、住環境による生活環境病としても捉え
る必要がある。日本人の多くは、寒すぎる部屋で暮らしている ―
というのだ。22年10月(京都)第29回国際高血圧学会
WHOは18℃を推奨しているが日本の家は寒く、静かな殺し屋を
招いているようなものだ とは、凄いタイトルだ。
実際に14年度から、「スマートウェルネス住宅全国調査」を始め、
冬の2週間、居間や寝室、脱衣所の室温を10分おきに測定した結果を
まとめている。(ただ対象は全国約2190軒の戸建て)
私の栃木は、15.1℃ くらいの室温で、全国でも
寒い状態で生活している、と頷いている。
そして、寒いのだからと我慢しないで、節約もしないで、家の中でも
出来るだけ薄着で暮らす習慣にしている。
脳科学者も言っている。(西剛志氏)
健康で長生きするには、脳年齢を若く保つことが重要。
寒い部屋は認知症リスクが高く、脳の老化が進み易い。
室温は18度以上に保ったほうがいい ― 。
長生きしたければ冬場の暖房代をケチっては
いけない 脳がボケる部屋の条件 というタイトル
脳が身体の各部位に命令を出している。
だから、何より脳の働きを活性化ししておかなければならない。
寒さを避ける無駄は、私の暮らしに必須だ。
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鏡餅は何時下げられるのだったか、すっかり忘れている。
七草粥の時だったか、小正月だったか ・・・。
何でも、その日が明るくなって、強くなる風に当てないように下ろし
てくるようにしなさい、とは聞いていたように思い出した。
白飯と交代した。
この餅を食べるには、工夫と忍耐が必要のようだ。
近くにある箱が眼に付いた。
林檎だった。まだ、残っていたのだ。
昨秋末に貰ったものだ。
私は少し完熟気味が好きで、そのままにしておいた。
これを食べて、胃腸の調子がよかったのを思い出す。
また、食べるだけある。再開しよう。
りんごに含まれる果糖は、低温で甘みが増すという。
青森では冷蔵庫より温度の低い外に保存しているらしい。
北海道は、これから自然の野菜室に冷蔵庫が玄関にできる・・・と。
いま、早朝の我が家は5℃を切っている。保存には丁度いいのか。
私は、歯茎から血が出ない程度の固さがいい。
焼き林檎も好きだ。
りんごは身体を解毒するという。これはいい。
含有ペクチンは体内の様々な化学物質に結合し、老廃物の
副産物を濃くし、腸の活動を刺激して、それをきれいにする。
林檎の健康効果について採り上げているところがあった。
免疫力を上げる など、15 あった。
渡りに船。一石二鳥だ。
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今日は、七草粥。
松の内(一般的には1月1日〜7日)の最後の日にあたる。
七草粥が定着した背景には、正月のご馳走に疲れた胃腸をいた
わり、青菜の不足しがちな冬場の栄養補給の効用もかねて、この
日に七草粥を食べることで、無病息災を願うようになったとか。
七草粥の七草は、春の七草を指している。
せり なずな ご(お)ぎょう はこべら
ほとけのざ すずな すずしろ
― 私の口に付いている順番で
今年は野の雑草も青々としているが、これら七草が手に入らないか
らネギやホウレンソウ、ミツバ、はくさい等も加えて7種にしている
そういう暖かいはずの冬、正月のはずだったのに、小さいが心にも
身体にも痛いミスを犯してしまった。新年早々にだ ・・・。
― ここに記すことで、自らの失敗を認め、再犯せぬよう誓う。
七草粥は簡素で旨い。その手助けを心の中で願っていた。
その草の蒼 ・・・この冬、年末年始を暖かいと私は勘違いしていたよ
うだ。この間、近所の人にも打ち消されていたから。
実は気温は高くもなく、頭(脳)も心も、身体も思い込みよりも動い
ていなかったのだと思った。(あるデータがあるが、次にする。)
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2023年最初の取引となる4日の大発会。
東京株式市場では売りが先行し、日経平均株価が22年末比一時400円
余下げ、
取引時間中の 2万5600円 台は、22年10月3日以来ほぼ3か月ぶりの
安値水準だったという。
終値 25,716.86 円 − 377.64 円
年末年始を挟み米株式相場がハイテク株を中心に続落したことで
積極的な買いが手控えられた。
世界景気の悪化懸念を引きずり日本株も輸出関連を中心に鈍い幕
開けとなった。
昨年末より 377.64 円値下がりの低調なスタート。
卯うの年は株価が上がると期待されるが、今年は日米の金融政策の先行
きの不透明さに、海外経済の減速懸念も加わり、不安材料は少なくないよ
うだ。
― ど素人の私にだって、そう見える ・・・。
今年の株価の行方は 。
新たな株価上昇トレンドを生み
出していく1年となっていくこと
を期待する、と鈴木財金相は期待
を示したとか ・・・。
証券業界では「卯跳ねる」と、
卯年は株価があがるとされる。
1927年以降の過去8回の卯年で、年末の株価が前年末を上回った
のは5回。十二支の中では巳み年と並んで7位だが、
年間の騰落率は3位だという。○○証券資料
一喜一憂が続くのだろう。
株に限らず、今年一年あまりいい年にはなりそうにない。
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雲が出て天気はあまりよくない、と予想されていた。
そこだけ晴れるを、少し高いところに登って待つ。
初日が昇る頃、その山の端に限って晴れた。
眩しいくらいだ。
歳神様がお出ましになったと、拝んだ。
そして、日頃八百万の神にすると同様に、一生懸命暮らすからお守り下さいと念じてしまった。
今年は、ますます外に向かおう。
山の中の不便な所に住んでいるせいか、外出が面倒になっいる。
家に縛られる理由はなく、億劫になっているだけ。
刺激の少ない生活は穏やかだが、一層老け込んでしまう ・・・。
積極的に遊びの約束を作っていく。
歳を重ねることで起きる変化を楽しみながら、
過去にも未来にもとらわれず今を楽しむ。
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一年の締めくくりとしてつくって、新しい年の誉かれを念じて供える鏡餅が出来上がった。
お供えするのは元日の早朝だから、歳が明けてすぐ暗いうちがいいのかもしれない。
それでも、苦餅を避けながら年末にやっている。
そして大晦日までに出来れば、自分の役目が果たせた思っている。
12月に入っても、友人との交流や掃除などに時間がとられ、準備もなか
なか進まない。
すぐに月も末になってしまい、水も空気も一層つめたくなってから取り
かかる常となってきた。
それらは、いつも時が解決してくれる。
習わしとしている弟たちの応援も、強い味方だ。
それで何とか形になって、帳尻があったと喜んでいる。
餅つき機もこっちの意志に反してスムーズに動かない。
午後になると風も出て寒い。
餅は熱いが、準備に水を使うから冷たい。
いろいろなクレームに、ストレスが増えるばかり。
しかし、それでもお供えが出来上がったのは、自らの手でつくるという
意志を持ち続け、心身の苦に抗ってきたからだという考え方がある。
まさに、苦と楽の帳尻が合ったのだと頷くことが出来る。
私たちの生そのものが、帳尻が合うように出来ているという人がいる。
来る歳の準備に、今年最後の雑事に励まされた。
不幸だけも、幸福だけもない。得たら失い、失えば手に入いる。
苦労したら後に楽ができる。楽が先に来たら後で苦労する。
最後はプラスマイナスがゼロ、帳尻が合うようにできている ・・・。
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3年ぶりに行動制限がない年末年始に、 出国ラッシュ始まるという文字
が流れた。
成田空港は出国のピークを迎え、旅行客らで大賑わい 。
マレーシアに旅行する、6日間ワクワクしかありません ・・・。
「水際対策の緩和などで、国際線の予約は新型コロナ感染拡大前の3年
前と比べて半分程度まで回復しているということです。」と出国ラッシュ
を告げる記事。
「国内の帰省ラッシュは、空の便、鉄道とも、明日に下りがピークとなる見込みで、上りは来月3日になるとみられます。」と。
「年末年始の新幹線、在来線の指定席の予約状況は感染拡大前の8割近くまで回復しているということで、明日、明後日の下りは空席が少なくなってきています。」らしい。
箱根・伊豆方面すでにラッシュ 小田急線
「高速道路の帰省ラッシュは東名や関越道などの各高速道路の下り線で明日から始まり、ピークは30日の午前中になる予想です。」 ― あの、数珠つなぎの光景が見られるのか ・・・。
行動制限がないと喜んで出かける人たち。
新型コロナで、心も身体も痛んでいないのか。 ― こういう人たちに、○○支援など無用だ。
そこの、都会に住んでいる人たちか。
地方では、新型コロナウイルスの流行「第8波」で医療現場の逼
迫が進んでいるところもあるという。
入院患者数が確保病床を上回る「超過入院」の病院も出始める。
救急や一般医療に影響して、インフルエンザの流行も追い打ちを
かけている。
年末年始は休診する医療機関が多く、前線の医師からは感染対策
の徹底を求める声が上がっている。
雑踏や混雑には圧倒される。
それでも、大きく息をして、そして吐きながら、歩を前に進めることが
出来る自分は、それだけでも幸せだと思う。
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都道府県別の平均寿命の調査結果が出た。但し、2020年時点。
厚労省が7月に出したのは、国の2021年分の平均寿命が記載された令和
3年簡易生命表。
男・平均寿命 81.47 年 女・平均寿命 87.57年
男0.09年、女0.14年下回り。東日本大震災の2011年以来とか。
平均寿命'21と健康寿命'19との差は、男8.79年、女12.19年。
長生きしているところは、やはり、自分ところが気になる ・・・。
男・滋賀82.73歳 女・岡山88.29歳
最下位は男女ともに青森、男性79.27歳、女性86.33歳だった。
やはり、自分の住むところの数値が気になる。栃木県
平均寿命 83.17歳 44位 男80.1歳42位 女86.24歳46位
健康寿命 72.12歳 19位
わが栃木は、そこそこだと思う。何と言っても自然災害の少ない、スト
レスになるようなことも目立って多いということもないだろうから、納得
のいく数値だろう。
そう考えると、男女とも最下位になっている
青森が不思議でならない。
1965年から5年毎の公表、男10回連続、女5回
連続ワーストとか。当然ながら県は、生活習慣に
関するデータに注目した施策で、17年以降改善が
みられるとか。
野菜摂取量 塩分の摂取量 喫煙者の割合 飲酒習慣者の割合
食塩摂取量 1日の歩数 肥満者の割合 健康診断の受診率
野菜の摂取量 子どもの肥満 所得の高低 等が考えられている。
これらの生活習慣項目は、相互の関連しているようで、私たちにも大い
の参考になる。暮らしの指標となり得る。(詳細青森県のHP)
私の今朝の体重は、57.7kg だった。身長が164.0cm。67歳と6か月。
21.5 5.0 52.0 1.0 1460 52 120・77・52
BMI 体脂肪率 筋肉量 内臓脂肪レベル 基礎代謝量 体内年齢 血圧最高最低心拍数
毎朝測定する。
食べる物、運動量、睡眠時間、飲酒量 等を気にしている。
これらの数値は記録するが、見えるところに置いている。
これには、2日前の冬至の食べ物が効果的だったろうと思う。
南瓜味平の煮物
南瓜バターナッツの味噌汁
小太りぐらいが長生きする ―に、ある意味挑戦している。
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夜中にトイレに起きる。未明だ。
歳を取ったと思う。
毎夜ではないが、こんなことはなく暮らしてきた。
隙間から見える近くの家の窓から、灯りが溢れている。
受験生だろうか。
私の50年前を外から見たら、こんな風景だったろうか。
共通テストまであと3週間ほど。
年末年始の行事抜きで時間が進むのだろう。
孫世代の子どもたちの奮闘に、そっと声援を送る。
一期校・二期校、一次試験・二次試験、共通一次、センター試験と変わっ
てきたが、厳しさはどうか。推薦入試なども横行していて、なんとも頼り
なく感じてしまうのは 私が老人のせいだろう・・・。
努力と挑戦は、ちょっとだけ上を見てやろうと思ってきた。
私のような田舎に生まれ育った者には、なおそれがいいと思っている。
政府が16日に閣議決定した防衛力整備計画で、
今後5年間の防衛費を計43兆円としたことに、
海上自衛隊現場トップの自衛艦隊司令官を務め
た香田洋二氏は、「身の丈を超えている。」と
警鐘を鳴らしたのとは、相対している。氏は現役
時代防衛予算を増やせず辛酸をなめたという。
話は飛んだが、私の頃には思いも寄らないことに、今の学生は遭遇して
いる。3つ。 Asahi.jp
1円でも多く稼いで、1円でも多く貯金しなきゃ。
だって、もう母親に頼らずに生きていくしかないんだもん。
コロナが猛威の20年の春。19歳女性は大学に入った。同時に京都
の母親のもとを離れた。家賃も、生活費も、自分の手で稼がなきゃ。
二十歳に満たない若さで、スタートした人生の一人旅。しかし、世
間でいう「夢のキャンパスライフ」は遠ざかっていく。
女性は大学が終われば、塾かキャバクラに真っすぐ向かった。多い
時3つかけ持ちしたバイトで週7日働く時期もあった。体重は36kg。
発達障害学生10年間で6倍に増加。日本学生支援機構の調査
部屋の色や光、音をカスタマイズできる筑波大のアクセシブルスタ
ディルーム。安定するための青い光が部屋。心地よい音楽、水族館の
ような施設。立命館大
ここはれっきとした学び舎の一つだ、と障害科学研究の○○教授
(筑波大)。約1万6500人の学生や院生が在籍、12月時点で170人の
学生が障害登録し、その中で発達障害のある学生は108人。
「我が子の結婚相手が奨学金返済を抱えていたら、反対する。」と
いうツイートを時々自分に重ねるという○○さん(京都府在住・元高校
教員会社員37歳)。学生時代に借りた奨学金は、計約1千万円。今も
毎年約56万円を自分で返済する。あと8年ほど続く予定だ。
借りるのは必然。奨学金で自分の人生の選択の幅が狭まった ・・・。
私の学生時代は昭和40年代末、60年安保に関わる学生運動の跡もほとん
ど残っていなかった。私の周りもみなアルバイトをしていた。袋のインス
タントラーメンを啜る学生も少なくなかった。
思い返してみると、決して豊かではなかった生活でも、金をかけて好き
なことをさせてくれた両親家族に、今ではもう何も返すことも出来ない。
― 冬の冷えた夜、ささやかな灯りに、 父や母を想っている。
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関東の端栃木、そのさらに東k外れの私のところは、朝の気温が連日の
零下。しかも、5℃に近い。手水鉢の水は凍っている。
こんな日に限って日中は気温が上がるはず。
昨日はかぜが強かったから、今日こそ暖っかい日になるだろう。
私は、待った。必ず来る。シジュウガラ、エナガ ・・・。
これだけ寒くなれば、山には餌がなくなって人家近くまで下りてくるに
違いない。いつも来るエゴノキに虫を探しに来るはずだ。
給餌台には、ヒマワリの種をまいておいた。
エゴノキ
果たして、来た。来た。シジュウガラ。
エナガとの集団だ。総勢20わを超えているだろう。
これらは、混群でやって来た。
シジュウガラ
エナガ
葉も実も落としたエゴノキは、一瞬にして賑やかになった。
私は彼らをカメラに収めて、眼をつぶった。
給餌台横に長椅子を出して、彼らの声を聞きながら昼寝をしている ・・・
やっぱり、寒い朝の暖かい日中で、いい日になった。
なんと、ヤマガラやメジロまでやって来た。
彼らは、エゴノキの向こうの柿を食べに来た。
メジロは、秋頃から近くの竹林とを往復していた。
ヤマガラは、エゴノキの下の実を拾って食べた、デザートか ・・・。
ヤマガラ
メジロ
スズメやヒヨドリ、ホオジロも来ている。歓迎されないカラスも。
冬鳥のウソやベニマシコが来ない。暖かいせいか。
それでも、ウグイスが地鳴きを初めて1か月近くなる。
ホーホケキョと鳴くのが楽しみ。
みな一斉に人家の近くにやって来たようだ。
真っ白な霜、だんだん厚くなるバケツの氷、そして日中は13、4℃まで
上がる暖かい日 ― 間もなく雪が来るのだろうか。
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