さくらは、西行の桜か、石部の桜か、ある山桜か・・・。古に倣して桜を眺め 

    自らの過去・現在・未来の生への執着・悔恨・不情理・謝罪・希望・理想を記して      

    この生の証しとする。
RUNNING 再開
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      年明けからの腰痛の改善を図るための目標の一つとして、7月1日(日)の嬬恋高原キャベツマラソン大会(ハーフ)にエントリーした。「走って痛めた腰」を「走る」ことで、治そうと考えている。「走る」ことの目的を「11月の大田原マラソン(フル)で4時間を切ること」として、健康を考えながらゴルフなどのスポーツを楽しめる体をつくることを最終目標にしてきた。

      2月12日(土)の赤羽ハーフマラソン以来なる。この冬は寒く走る量が減少、時々通常より大きい負荷をかけるランニングをしていた。3月に入っても気温が低く、日常的な練習量が少なかった。そしてゴルフも今年は特別で、所属倶楽部において倶楽部対抗が行われ練習会も多く、走ることからくる疲労で体のバランスを崩すことを恐れていた。腰痛を自覚しつつ、3月22日の飯能マラソン(フル)、4月8日日立さくらマラソン(ハーフ)をエントリーしながら出場を断念している。ゴルフも一段落したので、大会参加のための日常的な練習で、腰痛を改善していこうという訳だ。

      腰痛の改善については、以前からお世話になっている宇都宮のもりばやし氏(カイロプラクティック)に施術とアドバイスを受けている。振り返ってみると、寒くて体を動かす量が減少し、土日に集中的に活動する勤め人にとって週末の天候の悪いのは無情な仕打ちである。体重を減らして、腰の切れをよくしてきたつもりだったので、体重を増やさないために食事量を減らしていた。これが栄養摂取のバランスを崩していた。カルシウムをしっかり摂り、「ためして・・・」などの情報も試していくことにする。
      もう決して若くない年齢だが、少しずつの向上を願って、

      地道な作業を続けていこう思う。あっ、走ること、決して楽しくはない。ゴールしたときの爽快感・・・少しはある。負けず嫌いの私が、一番でなく出場者の真ん中ぐらいでいいと取り組める気楽さがいい。プロフィールで、「黙ってやる」と言いながら、宣言してやろうとしている。いや、この際積極的に体のメンテナンスを行って、ゴルフを中心とするスポーツライフにおけるモチベーションを高めていきたい。
      嬬恋高原キュベツマラソンパンフ
     
     
    Posted by : 桜の好きなKOMUT | らんにんぐ | 20:15 | comments(0) | trackbacks(0) | -
    楽しめるゴルフに
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        27日に所属倶楽部・新ユーアイの月例杯に参加した。同伴競技者は日さん、斉さん、梶さんだ。カートに乗らずに芝の上を歩き、ゴルフに関係のない雑談をしながらのプレイは本当に楽しいものだ。スコアはといえば、実に情けない。ハンデを午前中のハーフで消化してしまうくらいだから・・・。ゴルフを始めて20年近くになる。学生野球その後の社会人 としての軟式野球を35歳までやってきたので、それに替わる
      ものとして個人競技のゴルフを選んだのだった。だから  桜No3                桜 No3
      取り組み方は、遊び・レジャーという
      よりは純粋にスポーツとして、練習もすれば結果にも拘っ
      てきた。しかし、2012年が明けて
      から腰痛とも闘い、悪いスコアの言い訳としてきた。

       それ以前にKGA主催の関東倶楽部対抗栃木第一ブ
      ロック大会に出場し
      た。今年はホスト倶楽部として特別な年で、各倶楽部
      8名の選手で構成
      する17倶楽部を迎えた。55歳を境に4名ずつのチー
      ム戦で、私は年長
      の組み合わせに入った。選手にはアマチュアとして有
      名な人も少なくなく、
      そういう人たちとプレーするのは魅力の一つだ。今回は、
      塩原CCのHさんと
      同組でプレーすることが出来た。一回り以上も年上だが
        年齢を感じさせないプレーぶりと、スポーツ  マ  ンとしてのさわやかさを感じ、今後の私自身のゴルフライフの指針を得たようだった。 
       ところで、当日の下野紙の6月生まれの運勢は「時代遅れになっても信念を変えようとしない」だった。私はよく「験を担ぐ」ほうだが、これでもいいスコアが出せるような気がしていた。結果は散々。クラブ内でも最も悪く、皆さんに迷惑をかけてしまった・・・。倶楽部のスタッフの方々、研修会の皆さんお世話になりました。この腰痛を和らげ、以前の自分を蘇らせて、「楽しいゴルフ」をしたい。     Ui研修会

      Posted by : 桜の好きなKOMUT | ごるふ | 19:15 | comments(0) | trackbacks(0) | -
      桜の写真届く
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          葉桜も蒼く深くなったこの時期に、桜の話題もないだろうと言われそうだ。連休に会った弟の「今年はどこの桜を見に行ってきたか。」という問いに、「何となく気忙しくて過ごしていて、どこにも行けなかった。」と言ったことに応えてくれたのだ。ライトアップされた「寺子のエドヒガン」で、「桜の樹の下には屍体が埋まってゐる。・・・」という梶井基次郎の小説の一節そのものだと思う。
         私がこのブログのテーマに「さくら」と名付けたり、                        寺子のエドヒガンニックネームを「桜の好きな・・・」としたりしているのは、この「さくら」から始まっている。それからずっと、この地方では4月初めに満開になる染井吉野に、「世の中に絶えて桜のなかりせば・・・」と暮らしてきた。また、川端康成の『古都』や渡辺淳一の『桜の樹の下で』を読み、京都を旅した。そして、中島千波のシルクスクリーンの「石割桜」などに出会って、何百年も咲き続ける古木を見て回った。その後、西行の桜は千波の「春麗山桜」のようではなかったかと思うようになった。
         今年は桜前線の北上が、例年よりも4、5日遅れただろうか。14日には最北端の稚内で、エゾヤマザクラが平年並みに開花したニュースを聞いた。那覇から約5ヶ月かかって最北端に達したわけだ。会津五桜は、今年はどのように咲いただろうか。那須岳日の出平のミネザクラの見頃は、いつ頃になるだろうか。

        ウワミズザクラ     八溝の山間でも1週間位前まで、
           このようなウワミズザクラ・上溝桜
               が咲いていた。
          
            

                 参考文献 小杉国夫の写真集 
                             小川和介『桜の文学史』 

        Posted by : 桜の好きなKOMUT | さくら | 02:06 | comments(0) | trackbacks(0) | -
        父の一周忌に
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            父保夫の一周忌を行った。父の部屋や持ち物の整理などもまだ残ってい
          て、月日の経つのは速いものだと感じる。この一年慌ただしく過ごしてき
          たが、年忌は命日よりも前の連休のうちにと考えて準備をしてきた。松慶
          寺の原田照信住職のお経と墓参だけで特別なことは考えず、葬儀同様私の
          兄弟とその家族のみで昼食をとりながら父のことを思い出した。
           近隣に住む父の同級生を見ると、もっと長生きさせたかったと思うが、
          結構自由に暮らしていたのかなぁなどと自らを納得させているところもあ
          る。父は農家の長男に生まれ戦時中でも食べ物に苦労しないで幸せだった、
          これからもずっと穏やかに生きていけるだろうと、母がよく言っていた。
          その通りだった。そんなことを覚えている私は勝ち気な母の遺伝子をより
          多く受け継いでいるようだ。
           一年経って同じ季節が巡り、今年も庭のつつじが、父が亡くなった頃と
          同じく辺りを真っ赤に染めている。母が亡くなったのは4月20日で、
          涙目で優しいはずの桃を見ていたことが思い浮かぶ。
            

           P5080041.JPG  地方公務員の私にとって4、5月
            は忙しくなかなか休みが取れない
            時期で、父も母も、もっとよく看
            てやりたいと思いながらもせわし
            く暮らして二人の死を迎えてしま
            った。父を玉川温泉に連れて行き
            たい、介護休暇を取って母を看て
            やりたいと思いながら生活してい
           た。そして今、悔恨と鎮魂の気
             持ちで、真っ赤なつつじを眺め
            て いる。
           
          Posted by : 桜の好きなKOMUT | ひとりごと | 00:39 | comments(0) | trackbacks(0) | -
          耳障りなシンドローム
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            100_0028.JPG
              「定刻です。研修会を始めさ
            せていただきます。私は今日の
            進行役を務めさせていただきま
            す○○です。」と研修会が始ま
            った。〈社員の教育に力を入れ
            ない会社が増え、正しい言葉遣
            いが教えられない大人も減って
            若者は「させていただく」を付
            ければ丁寧なのだと勘違いして
            いる〉という意見を思い出した
            それをいい年をした◇◇が連発
            している。                                  石部の桜
             この間違った敬語の多用を「させていただく症候群」と呼ぶそうだ。先の
            ような進行役なら「です・ます」の丁寧語を用いればよいのであって、謙譲
            の意を込めたような言い方は、誤りで不適切だと言ってよい。〈謙遜を美徳
            とする日本人に好まれる〉とする人もいるようだが、それは言葉の乱れを招
            いていて困った現象だ。 
             
             「させていただく」の頻用がシンドロームと呼ばれるのは、出現度数だけ
            ではなく、本来の使用条件を不理解で使用するからだ。受け手に「あなたた
            ちが大勢の人に集まってほしいと言うから出席しただけで、どんな内容かは
            あまり期待していないよ。進行役も私がお願いした訳でもない。」というよ
            うな心持ちを起こさせがちだからだ。
             私たちはいろいろな症候群の中で生きている。それにしても、様々な敬語
            の誤用は、話し手の「心」の有り様に起因しているのだと思う。
            Posted by : 桜の好きなKOMUT | ことば | 21:02 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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