さくらは、西行の桜か、石部の桜か、ある山桜か・・・。古に倣して桜を眺め 

    自らの過去・現在・未来の生への執着・悔恨・不情理・謝罪・希望・理想を記して      

    この生の証しとする。
負の実力発揮
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      県知事杯ゴルフの地区大会への参加結果を記しておかなければならない。
     

      南部地区Aの会場は栃木が丘ゴルフクラブだった。41・41で  
    カットラインに2打届かなかった。この予選通過ラインは意識しながらホールを重ねていったが、何とも残念な結果になってしまった。日程だけで大会会場を選んでいるので、練習ラウンドなしで出場したが、そこそこのプレーが出来るだろうと高を括っていた。調子がいい期間にこそありがちなことだ。
     言い訳になるが、腰の状態が最悪・・・。練習場へ行ったら痛くて打てない。打っても腰が引けていて、1Wも5Iも150yds位しか飛ばない。急いでロッカーに戻ってストレッチ・柔軟運動を30
    分間。パターを練習してNo1へ。オナーの1W、何とか・・・。 
     OUT・INをそれぞれ3オーバーを目標とした。No8の打上げの410ydsをパーオンさせながら3パットでも引き摺らないよう意識。次のNo9は515ydsのpar5(右図)、押さえたつもりで3Wが
    真っ直ぐに打てた。それが突き抜けて池へ。池はOB。
     INはNo12、13でカラーから3パットで2オーバー。今年はどのゴルフ場でも「おそく」、ここも同様だった。その後も遅いグリーに参った。カラーやグリーン少し外した程度の距離からパターを使ってきたので、迷わずパターを使い続けた。これが裏目だった。そしてNo16、17で、下1ピンに付けたバーディーパットもショートしてしまい、想定した結果を得る事が出来なかった。

     うぐいすのもり馬頭が東部地区Bの会場だった。自宅に近いこともあって選んだコースで、日程も調整して練習にも行って、第2ブロック「那須GC」に進みたいなあと考えていた。結果は42・39で、こちらも予選通過ラインに2打届かずに終わってしまった。INスタートのNo10で、いきなりのダブルボギー。残り169ydsの2ndを7Iで左バンカー。出してカラー、パーパットが1ピンもオーバー、返しが上通過。こういう事もあったと我慢・・・。そしてNo17







    残り100ydsは絶好のチャンスの2ndは、ピン横からグリーンの外までバックスピン。3rdが、また1ピン上まで。何でそんなに行くんだ。池に向かって順目の下りになっているはずなのに。練習グリーがいつもと違って速いと思ったが、やっぱりそうかとここへ来て合点した。(後で聞いたら、大会前日の午後にローラーをかけたと言うことだった。大きなお世話じゃないか。)No18でも、3パットしてしまってダブルボギーでショック。
     ここでも後半OUTをパープレイに近いスコアが必要とされてしまった。3ホールをボギーとしてしまいながら6ホールでバーディーチャンスがあったが、入れられなかった。特にNo7、8、9は1ピン半以内で、「よーし」と思ったがショートしてしまう情けなさ。「実は速いんだ」というイメージに押しつぶされてしまって、目標のスコアを出すことが出来なかった。

     どちらの地区大会でも、お前の実力はそんなものだと証明されて口惜しい。ショットはそこそこで悪すぎでもなかったが、パターやアブローチに課題を残す結果だった。負の実力を発揮してしまった。これまでにない腰痛で、治すことを考えてプレーしろということかもしれない。
    Posted by : 桜の好きなKOMUT | ごるふ | 11:39 | comments(0) | trackbacks(0) | -
    偶然だらけのプレー
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        県知事杯ゴルフの予選も、大日向CCが最後の会場となっていた。東部地区Bで自宅に近いので、私自身も最終挑戦として参加した。「大日向」はよく知っているつもりだったので、多少普段とは違った雰囲気もあるだろうが、そこそこのプレーは出来るものと想像していた。
         ところが、参加申込みの時点で「キャンセル待ち」を言い渡されたり、不安定なプレーの進行等にも振り回されたりして、私自身のプレーは想像を超えてしまった。何とか、次の地区大会へ進むことが出来たが、「lucky−unlucky」に左右されるゴルフになってしまつたことに、深い落胆と反省ばかりとなった。
       前半ハーフの中コースで既に9オーバーにしてしまったいた。熟知し ていると思っていたコースがなかなか思い出せない。残り150ydsをショート、バンカー ・・・。2歩のパーパットかカップに届かず・・・。No8のpar5の3打目を同様にバンカーに入れると、今度はホームラン・・・。8打のホールアウト。万事休す。
       後半は西コース。パープレー36で回らないと予選は通らないだろうと考えていた。ところがNo2でボギー。(このままで上がって82。これが最終カットラインだろうな。)それからバーディーのチャンスも続いたが、No8でパーパット入らず。(これで駄目だ。よく我慢した。)
       最終No9には特別の思いがあった。私がゴルフを始めた頃、幼馴染みの田さんが厨房の板前として勤務していたので、仕事が一段落するのを待ってラウンドしていた。私は夏季休暇を集中的にとって、終日ここで過ごした。時々内緒で、このNo9とNo1を繰り返し練習させてもらった。
       諦めながら心のどこかで、ここでバーディーを取れば何とかなるかもしれないとも思っていたか。嘗てはセンターの樹を左からまいてスライスで、右OBラインを超えていたことが思い出された。左に軽く振ったら、あの頃と同じ左傾斜へ。ところがボールがない。同伴の皆さんにもよく探して貰ってもない。LOST。キャディが「打ち直しましょう。」私は、「もう、いい。午前中に打っているから。」再三の説得に(まあ、いいか。)、ティーに戻って暫定球を打った。5打目90ydsをいつものように打つと、ピン横に落ちてバックスピンで下8歩。ディボット跡は20cmくらい左。直しながら、ああこれが入ってしまうこともあったんだなあと思った。きれいなプレーや勝ちに拘っていたかなぁ・・・。次の瞬間、「入ってしまった。」結局ボギー上がり。西3オーバーでホールアウト。
       スコアは別として、以前と同様に大日向CCには優しく
      迎えて貰った。昔を思い出しながらブレーすることが出来
      てよかった。お世話になってきた人たちへの不義理も改め
      なければならない。
       18番をホールアウトしたとき、いつも同伴してくれた
      人たちには、丁寧に「ありがとうございました。」と感謝
      の気持ちを伝えるようにしている。最近こそ少なくなった
      が、悪いショットをしたり思い通りに行
      かなかったりすると、大きく独り言を言
      ったり表情に出したりしていたから。
       今日の組合せは、一般男子、シニア、
      グランドシニア、一般女子でおもしろか
      ったが、ティーも4人別々だった・・・。
       スポーツは団体競技であれ個人競技で
      あれ、数字との戦いだ。また、人が相手
      になることも自然が相手になることもあ
      る。だから、運が近づいてくれることも
      あるし、偶然に押しつれられてしまうこ
      ともある。今日のゴルフも偶然だらけだ
      ったが、luckyを引き寄せ続けたい。
               
                
        








       
       
      Posted by : 桜の好きなKOMUT | ごるふ | 19:55 | comments(0) | trackbacks(0) | -
      送り盆
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          13日に〈お迎えした精霊〉を、地域
         の言い習わしや先祖からの言い伝えによ
         って送った。精霊は16日の夕方家を去
         り、仏様の世界に戻っていくという。
         だから午前中までは 食事を欠かさず、
         帰途のために質素ながら「お帰り団子」
         を 用意した。飾り棚の供物を「まこも」
         で包み、卒塔婆・水・花・線香を持った。
         一日で一番暑い時間帯だが、墓地に通じ
         る参道は常緑樹の林にあって、いくら か涼しく静かで、いつでも何か考えさせる空間だ。饅頭など持って行った物をお供えして、「また来年、お会いしましょうね。」と、墓石の前で手を合わせた。

         「送り火」は、この地域ではあまり行われない。あの世に戻る精霊が気を
        付けて帰ってくれるよう帰り道を照らすものだ。京都五山の送り火に倣った
        各地の大文字焼きの映像を目にする。花火大会も、そのような意味が込めら
        れているのだろう。同時に「灯籠流し」も行われているだろう。終戦記念日
        がお盆の期間中にあることは、本当に相応しいことだと、この年齢になって
        初めて思った。
         
         歳時記などにより、お盆がその他の法要と同じで「廻向」ということが中
        心であることも分かった。(多少、「真言宗」的解釈であろうか。)またお
        盆が、「花まつり」と並んで古くから行われ、私たち日本に住む人々の血肉
        になっていることが窺える。

         お盆は、先祖や故人が苦しむことなく成仏してくれるようにと供養する
                                                 
        習わしだが、供養を通じて私自身を見つめ直し、今までの考え方・生き方を思い起こし、自らを取り戻す時となった。このお盆の間に、中村草田男の俳句に出会った。
           〈 父の墓に母額づきぬ音もなし 〉

         夕方には日中の暑さも少し収まり、蝉の声なども幾分引いて、ゆっくりと暮れていった。
        Posted by : 桜の好きなKOMUT | ひとりごと | 20:10 | comments(0) | trackbacks(0) | -
        マイ・ゴルフ−ショート・スパート
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            学校などが休みに入り、企業も間もなく盆休みに入ろうとしている。私のゴルフライフは、この頃になると義務的な所属倶楽部通いも一段落する。仕事も夏季休暇が取れるようになるので、よく県知事杯に挑戦している。決勝まで3段階の予選があるので、ある程度の期間にわたって調子を維持しておかなければならない。そして、8月に入ると暑さも加わり予選の会場も限られてくるので、移動も早朝から長い距離になる。一方、仲間が4人揃わなくてもいいし、普段は一人では行けないようなコース(例えば、日光CCや那須GCなどだ。)での大会に参加できることも楽しみの一つだ。そして所謂セルフプレーで互いにマーカー(競技確認者)となってプレーフィーを抑えることも、ゴルフの原点に回帰しようとする気配もある。
           今回、南部地区Aの渡良瀬CCでの予選に参加した。旧藤岡町谷中湖の北側の広大で平坦な土地が、アシやメタセコイア、ヤナギなどでセパレートされたコースで構成されていた。OUT-3376yds,IN-3252yds,TOTAL-6628ydsであった。フラットなだけに数字一杯の距離だし、ドッグレッグでショートカットしないとグリーンが遠かった。何よりコースがゴルファーを迎えるように整備されていて、施設などにも過度な経済負担をかけず、サービスの人たちも気配りの出来るベテランばかりだった。
                                                                                                                                 
             No17 グリーン・・・ずうっと右
             watacc-No17.PNG              watacc-No9.PNG                                                
                           No9 左右に白杭の列

            INスタート。No10,11,12の3ホールで5オーバー。No13のpar5でバーディーをとって、そのまま40ストロークでホールアウト。午後のOUTも同様。No1〜3で4オーバー。No6でバーディー、No7でボギーの40。固いバンカー、2ndの悪い外し方、par3での距離判断のミスなどで序盤で大きくオーバーパーとしてしまい、クラブをスムーズに振り切ることが出来なくなっていった。コースをセパレートするアシの前の白杭(OB境界線)も妙に気になっていた。とりあえずTOTAL-80ホールアウト。予選2位で通過した。29パットはよかったが、いくつかの課題もはっきりしてきた。それらを克服して調子を上げていきたい。

          Posted by : 桜の好きなKOMUT | ごるふ | 07:13 | comments(0) | trackbacks(0) | -
          ちたけを食う
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              「ちたけの採取・出荷・摂取」について、7月末の〈 指定地域(2市)を限定して出荷自粛〉から、〈 チチタケ放射能汚染 採取、自家消費控えて 〉と報道されるまでになった。(下野)   
             私は5日の日曜日に採って、茄子と炒めて食べた。ちたけ(チチタケの近縁種と言われている。)を食べることやその食べ方は、この地方に伝わっている通りだ。〈 栃木県では好んで食べられ、炒めたナスとチチタケのつゆを使った「ちたけそば」は代表的な郷土料理だ。 〉(農産物直売所のパンフレット)とも紹介されている。強い香りと切り口から出る乳白色の汁が、うどんやそばのつゆや具として好まれてきた。
             
             その通りだと思う。まさに美味しく頂いた。−−ちたけは秋のきのこ類と違って、毒性のあるものかどうか区別することが簡単なので採りやすいとも感じてきた。かなり身近なきのこだっただけに残念だ。また、この地方ではちたけの最盛期がヤマユリの満開の時期と重なるとも言われていて、季節感を感じさせるということからも惜しい。
             
                             
             

             2日には、県環境森林部の発表を受けて、〈 野生チチタケ 旧日光市で3000ベクレル 3市1町の4地域で基準超 〉と報じられている。(下野)私の町も含まれていたが、まだ深刻には考えていなかった。4月1日からの「食品による内部被曝を防ぐため、すべての年齢の人に配慮されて設定した基準値」をはるかに上回る放射性セシウムが検出されたのだから仕方がないか。

               そして政府の原子力災害対策本部が、原子力災害特別措置法に基づいて、これら5市町のすべての野生キノコの出荷停止を指示した。野菜の直売所からちたけの姿が消えた記念すべき日となった。放射性セシウム(セシウム137)は半減期が30年と長く、体内に入ると癌になる心配があると言われているので聞き流す訳にもいかない。
             7日には、旧今市市で採取された野生のチチタケから3万1000ベクレルもの放射性セシウムが検出された。全国最高の値だそうで、摂取制限が出される可能性を告げた。(同)またこういう高濃度のセシウムの物は、国が処理責任を負う指定廃棄物に当たるという。さらに鹿沼市が6市町目として、野生のキノコの出荷停止の指示を受けた。 
             摂取自粛を含む対策や汚染の経緯等も研究されているようだが、みょうがなどの季節を感じさせる食材への汚染拡大は避けたい。
            Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 08:22 | comments(0) | trackbacks(0) | -
            暑さには負けない
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                連日最高気温が30℃を超えている。1週間続いて8月に入った。昨年のことを思い出すと、7月末に大雨があり8月に入ってから高温を記録していった。
                
               暑さも変わらずにやってきているが、その対処法もこれまでに獲得してしてきたものを固く信じている。鰻という人もあろうが、私は冷やさないビールと大根おろしである。少々アレンジはするものの、基本的にはこれが私の夏バテ防止策だ。大根おろしは、子どもの頃に祖母から教えられたもので、今でも最も効果的だとして私の中に生き続けている。残暑の頃でも美味しいし威力を発揮してくれる。鍋物や焼き肉にだって合うと思う。
               一方夏の日の終わりは、少し寂しさをもって暮れていくように感じられる。街中の緩やかな人の流れの中を帰宅すると、西の空からあかねが指していて、ヤマユリが庭一杯に独特の芳香を漂わせている。次いで前の山から一斉にひぐらしの「カナカナ」の蝉時雨が、突然夕立のようにやってくる。−−いつもと変わらぬ夏の一日の終わりだ。

               
              夏の月.PNG〈 夏は夜。月の頃はさらなり。・・・。〉
               千年以上も前の文章で、その情景が
               いまでも変わらずに追体験出来るこ
               とは素晴らしいことだ。また、作者
               の自然観に関するDNAをほんの僅
               かでも引き継いでいると考えると嬉
               しいこと、この上ない。

                   (1日 旧暦6月14日 月齢12.9 )
               一日は釜蓋朔日で、この日に饅頭を供えないと地獄の釜の蓋が開かないと、やはり祖母などに聞かされていたから、母が亡くなってから手作りではないが忘れずに行っている。お盆の始まりだ。暑さに負けてはいられない。

               
               
              Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 19:11 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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