パッションフルーツをいただいた。
いろいろな果物が栽培されたり流通したりして身近になっているが、初めて
食べる機会を得た。ゴルフ仲間からいただいた。
最近流行の緑のカーテンとして作ったものではなく、盆栽仕立てでたくさ
ん実ったものをお裾分けして貰ったものらしい。
縦長の球形で紫色の果皮に、主張する個性 を感じた。果物特有の芳香を放っているもの
を横に二つに切ると、黄色のゼリー状の果肉
と果汁に、黒い種を埋め込んでいる。
果皮にしわがあり、切り口の円形はくずれ
ている。このしわは、収穫後に追熟が進んだ
もので、酸味が減少して食べ頃だという。
黒い種ごとスプーンですくって食べる。種はパリパリの歯ごたえがあり、
噛んで飲み込むが甘酸っぱい果肉と調和していく。
ヨーグルトにかけて食べてみた。完熟の
パッションフルーツの甘みが、ヨーグルト
の酸味を超えたくらいだ。
さらに、種が柔らない食感にアクセント
を加えている。
なかなか面白い果物だ。食べ方、取り合
わせがいろいろありそうだ。
美味しいだけで十分だが、いわゆる「身体にいい成分」を含んでいるらし
い。βカロテンで、体内においてビタミンAに変わり、抗酸化作用によりアン
チエイジングに役立つという。カリウム、ビタミンB6も ・・・。
緑のカーテンづくりで栽培を始めたのも見た。輸入もされているらしい。
また、沖縄や鹿児島などでも栽培されているというから、より身近な果物に
なるかもしれない。