さくらは、西行の桜か、石部の桜か、ある山桜か・・・。古に倣して桜を眺め 

    自らの過去・現在・未来の生への執着・悔恨・不情理・謝罪・希望・理想を記して      

    この生の証しとする。
「生かさぬように殺さぬように」
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     25日 自民党が、農林水産省の提示した米の生産調整(減反)廃止に伴
        う補助金の見直し案を了承し、
     26日 政府が「農林水産業・地域の活力創世本部」を開いて、米政策の
        改革を正式決定した。

      ** TPP交渉をにらんだ農業強化?のために、「主食用米を
        重視してきた政策を転換して、農家の大規模化を促す」とし
        ている。         米が聖域が外れる準備か ・・・。 **

     2014年度から減反補助金を7,500円に半減し、18年度に廃止して
         創設する新しい交付金「日本型直接支払い」を改革の柱にする。
           年間 480〜3,000円/10a
     
           飼料用米の転作に 55,000〜105,000円 
     

     これが、見直し前後の農家の収入に
    ついての農水省の試算だ。
     補助金 現   836,000円
         
        →後 1,326,000円
     収 入 現 8,881,000円
         
         
        →後10,011,000円
          
           ## 13%増 ##

     ※ 平均的な農業集落の耕地面
      積を34haとしているが、現
      実とズレていないか。
     
     □現在の収入:万円□見直し後

     
    朝早くから夜まで働きながら、価格低下や農業機械・農薬・肥料に喰われ
    手元にはそれ程残らないと聞く。
     あの手この手で、百姓を働かせ、食べるだけの米が確保できれば、後は、
    少し飴をばらまいて、これらの政策を決める側からあまり離れぬようにして
    いる。まさに、生かさぬように殺さぬように、だ。

     

     那須を背に広がる大田原市の水田地帯、大豆等への転作は既に始まって
    いるが、収穫をしていないところも目立つ。

     

     政府は、声高に工夫と努力を求めているが、農家はそれ以前に、あらん
    限りの力を尽くしている。
     減反した水田に、大豆や小麦、ソバなどを作って、大きな収穫を上げて
    いる。品質も良く、純国産品の製造原料となっている。

     また、稲作だけに頼らず、野菜や果樹等を組み合わせた農業を続けてい
    る。水田の間に見える大型のハウスでは、花卉類・トマト・イチゴ・ニラ
    アスパラガスなどが生産されている。
     農家は様々な工夫や努力を続けている。高齢化の問題を孕んでいるだけ
    に、一層のそれを望むのは、酷というものだ。


     来年の米作りは、始まっている。  
     

     

     省庁の政策案を鵜呑みにして、農家を「生かさぬように殺さぬように」と
    する議員を選ぶ農家が理解できない。
     「土地」からは逃げられないが、今までのしがらみを切り離せないか。
     

    Posted by : 桜の好きなKOMUT | ことば | 06:58 | comments(0) | trackbacks(0) | -
    ホームコース閉場へ
    0
       ゴルフ場の経営難の波に、私のホームコースとする新UiG.C.が容赦な
      く、さても軽々と飲み込まれてしまった。
       

       ゴルフ需要の長期減少が顕在化すると言われる「ゴルフ業界の2015年
      問題」を先取りして閉鎖せざるを得ないのだ。。
       需要に対して施設の供給過多が「余剰ゴルフ場」を生んだが、県内でも
      あちこちに見え始めている。
       開場当初の考え方も変わっていないようだし、バブル期のつけと、その
      後の低料金での過当競争によって、もうどうにも身動きが出来なくなった。

       すでに皐月の9ホールには、新しい所有者によって工事が入り、ソーラ
      ーパネルを設置したメガソーラー発電の計画が進んでいる。椿桜の18ホ
      ールは牧草地化されるらしい。

       建設・開場から管理まで長く携わって来た方に話を聞くが、私たちには
      その無念さは計り知れないものだろう。

       
       かつての皐月 No4          無残に工事が進む皐月

       こう比べてみると、「ゴルフ場が自然破壊」だったかどうかの議論は、
      不要だっただろう。「儲かれば何でも有り」に、敗れたのだ。


       メタセコイアも陽光を受けて、   平日もリピーターで一杯。日没を
      オレンジ色に輝き、スタート前の  心配してくれるキャディさんたち。
      弾む会話、以前と少しも変わらず  椿の9番で3組のプレーヤーが楽し
      秋が深まっているいうのに。    むのをクラブハウスが眺めている。

       


       年内一杯での閉場まで一ヶ月あまりとなり、メンバーは今までともにプ
      レーしてきた仲間と、出来るだけ多く来場しようと声を掛け合っているよ
      うだ。私も同様だ。

       23日には、「野村会さよならコンペ」に参加した。
       野村證券OBを中心とする方々が10年以上にも渡って継続してきた。
      今月が最後なので懇親会もあり、宿泊で参加した。今までの参加回数は少
      なかったが快く迎えてくれ、楽しくプレーすることが出来た。

        
        桜 No1        桜 No3
       今後は会場を変えながら、5月と11月の年2回で継続すると決まった。


       24日は、月例だった。
       いよいよ残り2回となった月例競技で、連休でもたくさん参加していた。
      同伴は、姉さんの立場で強気のパットの梶さん、バーディーラッシュの齋
      さん、先日アルバトロスの日さんだ。
       この組合せでのプレーが最もスムーズで、ストレスがなくリラックスし
      てよいが、なぜかスコアにつながっていない。
       最後の参加になった梶さんが、第3位に入り 有終の美を飾った。


        
        プレイ仲間     梶さん 第3位

       休憩や昼食の時間になると、1月からのホームコースをどこにするかが
      話題になった。それぞれ新しい活動の場を決めて、近隣のゴルフ場へと行
      く人が多いようだ。 
       新Uiのスタッフの皆さん、お世話に    
      なりました。フロントからレストラン、    優 勝 田さん 
      スタート室からキャディさんたち、そ
      してコース管理皆さん、ありがとう
      ございました。

       腰痛を患ってゴルフへの取り組み方も考え直しながら、もう一花咲かせ
      ようと思った矢先の「晴天の霹靂」だった。
       私は、ここ10年以上を、土日ごとに、自らの3度目か4度目の青春の
      日々として、ここで過ごしていたから。



       
      Posted by : 桜の好きなKOMUT | ごるふ | 23:54 | comments(0) | trackbacks(0) | -
      見たかった満開の皇帝ダリア
      0
         那須の裾野では20日に、この秋2回目の霜の朝を迎えた。(今年の初霜
        は12日で3日間続き、通算4日目になる。気温はもちろん氷点下だ。)

         あっ、忘れていた。皇帝ダリアを見に行こう ・・・と。

          

         朝 露地野菜も霜だらけ







         5mに達しようかとも思われる幹になりながらも、すっかり霜にやられて
        葉は黒く縮み、蕾は固く、花はやっと一つ二つ俯いて咲いている。           

         やっぱり駄目だったか。昨年までの何年かと
        同様だ。どうしても、霜には負けてしまって、
        蕾の数だけの花を咲かせることが出来ない。
         南の方の皇帝ダリアの写真を見ると、木一杯
        に花を付けているのに ・・・。

         そう。皇帝ダリアの魅力は、その背丈にあり(別名を木立ダリアという。)
        秋の真っ青な空に、すっくと立っていることだ。
         また、その身の丈に合わせたように花の数の多いことだ。花はこの薄紫が
        多く、一重で、手のひらほどの大きさもある。
         そして、冬に向かうこの時期に咲くのがいいだろう。



          

          

         この皇帝ダリアがあるのは、北緯36°くらいの土地(標高約140m)
        だ。この寒い土地では無理なのだろうか。
         栽培者は、ビニルの被いをしている。

         このダリアと10kmの範囲に、もう2人の栽培者がいる。
         ダリアを囲むように大きな芦を植え、気温の下がるのを抑えている人が
        いる。もう一人は、四方をビニルで囲んでいる。
         それでも、きれいには咲いてくれない。

         那須烏山市   大子町  
         このダリアから真南に約20km    東北東約10km(標高約
        の山間(標高約180m)で、みかん   170m)では、りんごも育
        が栽培されている。みかん栽培の北   てられている。こちらも観光
        限かもしれない。近年は、甘みを増   化されたり、盛んに食べられ
        すことに成功して人気も上がり、訪   たりしている。りんご栽培の
        れる人が増えている。         南限かもしれない。
                
         

         そんなにいいのなら、「自分で栽培しろ。」と言われそうだ。自然と
        の闘いなので辛そうだ。
         今年は暑い夏だったので、世話が大変だったろうと想像した。幹は細
        いから風の強い日や台風の時には、どんなにか心配したことだろう。

         霜にはとても弱いらしく、3℃以下にならない所がいいという。鉢植
        えで始めればいいだろうか。
         皇帝ダリアは短日植物らしいから霜を避けて開花をさせるには、この
        地方なら11月上旬には開花するように仕向けなければならないのか。

            
        Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 07:07 | comments(0) | trackbacks(0) | -
        製造元がないのはなぜ
        0
            
            「隠す」というのは正確ではないか
           もしれない が、「表示」しないのは
           なぜか。
            問い合わせると、製造業者名までは
           明らかにしないらしい。

            PB商品を製造する業者の都合があ
           るらしい。また、販売業者との関係を
           保つとか、物流コストの問題とか、製
           造業者間の駆け引きとか、様々な理由
           
           があるという。

            販売者を大きく表示し、すべての責
           任を負うことを約束している。
            香港で回収騒ぎになった「塩ラーメ
           ン」も製造元は不表示だったし、その
           後も公開を拒否した。

            消費者としては、購入して食べなければいいのだが、別の製品には表示されていたり、国産品(一部)には表示されていたりすると余計気になる。
           

           法律上は、製品の一括表示には販売者か製造者のいずれかを記載すればいいらしい。
           中国製や韓国製が嫌なのだ。「誤表示」もあろうが、消費者として「表
          示」によって確認したいと思う。

           販売者は安い中国製などを売った方が、消費者に買ってもらえると思って
          いるに違いない。製造元を表示しなければ思い通りだ。

           企業が関わる問題や事故のほとんどは、「儲かれば何でもやる」という企業
          倫理からきているのではないだろうか。


          Posted by : 桜の好きなKOMUT | ひとりごと | 23:10 | comments(0) | trackbacks(0) | -
          肉親の死に
          0
             極細い線が金属をこする乾いた音を聞いている。

             
             叔父の火葬に臨み、収骨が始まって、遺骨を骨壺に収める箸と刷毛・骨受
            の動く音だ。

             音は、否応なく母の元気だった頃のことをを思い出させ、父の死も昨日の
            ことのように思い起こさせる。
             ああ、遺族もきっと思っていることだろう。骨になってからでは仕方がな
            いが、もっと長生きさせたかったと。

             人の死は、呆気ないものだ。70年も                        80年も必死に生きてきた。病魔に襲わ
            れ、1年足らずの静養も効果なし。
             

             肉親に見守られながらも、2時間もあ
            れば、慣れ親しんだ物や花に包まれた身
            は灰になってしまう。

             この地方でも、ほんんどが火葬だ。火葬になってからは、葬儀全体が速く進んでしまって、死者との別れがあっという間に流れてしまうような気がする。高齢化も一因をなしてはいるが、どこか心のやりとりが薄れているようにも思う。

             「両陛下、火葬方式で」という宮内庁の発表も、時代に即して ・・・と。
             
             

              通夜から自宅ではなく、葬儀場で行
             うのも一般的になっいる。内容も簡素
             化のマニュアル通りだ。

              肉親を亡くした遺族の悲しみを、少
             しでも安らげようとする者の仕業の入
             り込む余地を、与えてはくれない。

             棺の死者は、僅か2時間ほどで火葬にされてしまう。
             「人は煙になって天に昇る」と信じているから、その間煙突から立ち上る
            煙を見ながら、亡くなった人を思い出すことがある。しかし、施設が一層新
            しくなると、それも許されなくなっている。


            Posted by : 桜の好きなKOMUT | ひとりごと | 07:55 | comments(0) | trackbacks(0) | -
            「誤表示」のウラ
            0
                これ以上お客様から不信感を頂戴することはないようにしなくては ・・・」
                −「おせち商戦」への影響を尋ねると、大丸松坂屋の広報担当者は声を
                曇らせた。〈J-CASTニュース〉

               阪急阪神ホテルズのレストランで発覚した食品の「誤表示」は、「高級」
              を売りにする百貨店業界にも広がった。表示と異なった食材を使っていたこ
              とを「誤表示」をしているが、「認識不足・教育不足」などとしてきた言い
              訳を、内部調査の結果からどういう「誤魔化し」を述べるのか楽しみだ。

               「誤表示・欠落等」については、JAS法の品質基準に係る国(消費者庁及
              び農林水産省)による指導がなされ、平成23年度では約700件あった。
               具体的な内容を見たことがなかったが ・・・。



                「誤表示」としてきた内容から見ると、明らかに「不正表示」・「虚偽表示」
              と言い表すべき状況ではないだろうか。

               なぜ、表示している材料と違ったもの(より安価なもの)からなる料理を
              出すのか。−儲け、利益を出そうとしているに違いない。
               自由競争の世界で、どこまでも、それを追求しようとすれば、そこに行き
              着くのだろうか。勤め人だった自分には、よく理解できない。

               多分、その発端は同じところにありそう                       だが、中国産冷凍食品の偽装など可愛いも
              のだ。
               仕掛け人が日本人(企業)で、中国で作っ
              て日本人が食べているのだから笑ってしま
              う。

               企業のコンプライアンスが厳しく注目されている中で、とても勇気のある
              仕業だと思える。
               「脱原発」・「公害」なども、こういう観点で考えてみたい。






               
              Posted by : 桜の好きなKOMUT | ことば | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) | -
              阿波尾鶏を食べる
              0
                 誤表示なのか、偽装なのか ・・・私たちには、目の前に出てきた料理の食材
                の真偽に必要以上に慎重なところが出てきているのではないだろうか。

                 この間のゴルフコンペの賞品に、「あわおどり」を貰った。保冷袋に入っ
                ている。表彰式の司会の言葉に、「あ-わ-お-ど-り」 ・・・という妙な響きに
                首をかしげた。

                 手元にして、「阿波尾鶏」を確認したが、単なる「阿波踊り」の語呂合わ
                せだろうと思った。包装や冷蔵状態が少し慎重だと感じたので、帰宅して調
                べたら「阿波尾鶏」なのだと分かった。

                  確かに、「阿波踊り」の徳島県産だが、
                 「地鶏肉特定JAS規格か付いている。
                 2001年の認定。
                  徳島県立農林水産総合技術支援センター
                 が、10年かけて軍鶏と優良肉鶏を合わせ
                 て改良したものだという。
                  出荷数、シェアともに日本三大地鶏(名
                 古屋コーチン、比内地鶏、薩摩地鶏)を抑
                 えてトップらしい。
                  美馬市などの自然豊かな飼育環境で、80日以上平飼いされている。




                  さあ、味はどうか。
                  まずは、唐揚げにしてみる。

                  鶏の外観から「しゃも」を連想したので
                 固い食感をそうぞうしたが、ほどよい歯ご
                 たえが感じられ、なめらかで適度な「弾力」
                 を味わった。





                  トマト煮にしてみた。

                  あまり調味料を使わず、野菜もタマネギ
                 とアスパラを加えて、トマトだけで時間を
                 かけた。
                  うま味成分のグルタミン酸を多く含むと
                 いうPR通り、肉に「こく」があるように
                 思えた。
                  生産現地で、「たたき」で食べたい。



                Posted by : 桜の好きなKOMUT | ことば | 22:45 | comments(0) | trackbacks(0) | -
                活気欠くプロスポーツ・ゴルフ
                0
                   ゴルフ場に賑やかさが減っているのは、気のせいではない。入場者数や売
                  上額の調査を見ると如実だ。

                   男子プロゴルフの低迷は、10月の国内最大大会の日本オープンで顕著だっ
                  た。台風で天候か悪いせいにしても、第一、二日目の観客数が2,000人を
                  切っていた。韓国勢の優勝が続く女子にも考えられないし、人気若手が海外
                  参戦のための不参加だとしてもひどい。まして会場が茨城ゴルフ倶楽部(つ
                  くは未来市)という首都圏であったにもかかわらずこの状態だったので、大
                  会関係者の嘆きも大きかった。

                   今週は第21戦だ。(今年の大会数は、昨年から3戦減った26戦だ。)
                   この大会「HEWA・PGM in 霞ヶ浦」のスポンサーは、(株)平和 だ。
                   今年加わった第一回の大会で、会社自体の景気の良さを表しているのは間
                  違いない。




                    
                    美浦ゴルフ倶楽部

                   
                    No 18

                   ゴルフ場の低迷は、経営不振にある。乱立による過当競争からの収益減、
                  預託金の返還、施設への過剰出資による債務超過・返還の停滞による倒産が
                  広がった。

                   この流れで、平成12,3年から2大外資系ゴルフ場企業を中心とする買
                  収が進んだ。

                   ◇ PGMの設立母体である米国ファンド系企業ローン・スターグループ
                   
                    は、3ゴルフ場から始まり、11年までに130以上のゴルフ場を取得
                    した。同12月、「平和」がTOBにより株式の80%を獲得した。

                   ◇ (株)アコーディア・ゴルフの設立母体である米国金融大手のゴールド
                    マン・サックスは、すぐに30コース近くを傘下に収めた。やはり11
                    年までに130以上のゴルフ場を取得している。

                   ◇ この11年には、2大企業による保有ゴルフ場は311で、全体の
                    14%に上っていたらしい。前後したリーマンショックで、これらの投
                    資意欲は減退し、代わって韓国系企業が伸ばしているという。50コー
                    ス近いコースを保有している。

                   PGMの「平和」の創設者中島健吉氏は、在日韓国人だったらしい。この流
                  れにも乗っている。動いているのは、韓国系資本なのだろうか。
                   景気のいい「平和」の賞金で大会が開けて誠にいい。
                  Posted by : 桜の好きなKOMUT | ごるふ | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) | -
                  書棚から酒
                  0
                     「瓢箪から駒」ならぬ、書棚から酒が出てきた。
                     知識の宝庫であるべき場所から、こともあろうに酒だ。

                     思い出した。書棚の隅に、こけしや記念写真と同じように、酒を眠らせて
                    いた。酒に本を読ませておいて、味が濃くなった酒を飲もうとした ・・・。
                     今でも、老松酒造の骨董屋〈こっとうや〉、吟華泉〈ぎんかせん〉の空瓶
                    が、古い昔を思い出させる。

                     















                     戸を開けると、果実酒があった。ガマズミ酒だ。4,5年たっただろう
                    か。いや、もっと昔だったか。

                     仕込んだ直後はきれいな薄紅色だったが、すっかり黄ばんでしまってい
                    る。香りも弱い。確かに林檎のような果物特有の香りだ。仕込んだ頃のこ
                    とがなかなか思い出せないくらい時が過ぎてしまったのだ。

                     おぉ、ガマズミ焼酎だ。舌に、喉に、アクセントを残す。


                     時は、新しくガマズミ酒を仕込む頃となっている。  

                     
                      
                     
                        ガマズミ                 ナツハゼ

                     子どもの頃、ガマズミを「ヨットドメ」(正しい名のヨツドメからか)と
                    呼んでいた。ヤマブドウやナツハゼ(ドンビンチャンと呼んだ。)などと同
                    じように、霜が降りる頃になると、少し甘く熟するので、果汁だけをしゃぶ
                    った。

                    Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 23:01 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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