さくらは、西行の桜か、石部の桜か、ある山桜か・・・。古に倣して桜を眺め 

    自らの過去・現在・未来の生への執着・悔恨・不情理・謝罪・希望・理想を記して      

    この生の証しとする。
ゴルフも先輩に学べ
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     ホームコースとした凮月CCに行った。2か月ぶりだった。
     暑いせいか、顔を合わせる人たちは、いつもと同じ人たちの小数で、元気な人ばかりだ。
     コースの人たちも変わらぬ顔ぶれで、他と同じでどこか疲れているようにも見える。


       ゴルフに意欲が湧かない日々を過ごして、半年以
       上を過ごしてしまった。
        ゴルフ好きのサラリーマンの「月一ゴルファー」
       である。
      「月例」ならば、名前を書いておけば組合せをし
              てくれて、キャンセルもしにくいだろう …と…。


     今年のゴルフシーズンも、あと3カ月ばかりになって、何か小さなものでいいから残したいと願ったからだ。仕事に余裕ができれば、ささやかな挑戦もあるかと考えてきた。
     そのための準備期間に残された時間は、もうそこまでというところ来ていた。

                          中 No.3
     
     かつては右の松の上を越えていかないと、2ndの距離が残ってしまったが、今はメンバーが高齢化してティーマークを前にしている。飛距離が落ちてきた私も、以前の番手と同じくらいで打てている。

     暑かった。パターを構えた時、帽子のつばからボールに汗が滴り落ちた。
     それでも、昼には「冷やしてない」ビールを飲んだ。

       昼休みに、声をかけてくれる人があった。                                    
       田口雅一さんであった。私は U i に移って
      以来、ずっと年賀状や暑中見舞いなどで近況
      を報告していたから、心に留めてくれていた
      のだろう。一回り以上の年齢だが、まだまだ
      昔と変わらぬ口調で、叱咤激励された。かつ
      て、倶楽部対抗では共に戦い、倶楽部選手権
      や理事長杯などでは1打を競った。(田口さんの先を行くことはほとんどなかったが、私の勝負〈気〉を評価してくれていた。故村田昌一郎さんとともに、私のゴルフの師匠である。)                                
                                


            

     かつて、1打を競った 南 No.9 の2nd 地点。私には、簡単にパーを与えてくれた。

     田口さんに、次回のラウンドをお願いした。
     眼差しに変わりはないが、お腹周りにはいよいよ貫禄も出て、時の流れを感じた。それでもまだまだ、先輩には学ぶところがありそうだ。


     
    Posted by : 桜の好きなKOMUT | ごるふ | 17:25 | comments(0) | trackbacks(0) | -
    最後の授業
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       県内の公立学校は、先週金曜日17日に終業式を行ったところがほとんどだで、少し早く夏休みに入った。

       1学期の最後の授業は、前日の16日。
       夏休み明けに、任期が満了する私にとっては、この日の7時限が文字通り最後の授業であった。

       1年4組で、古文の授業だ。                               

               

         この児養ふほどに、すくすくと大きになりまさる。三月かり
        になるほどに、よきほどなる人になりぬれば、髪上げなどさう
        して髪上げさせ裳着す。帳の内よりも出ださず、いつき養ふ。
         この児のかたちのけうらなること世になく、の内は暗き所な
        く光満ちたり。翁、心地あしく苦しき時も、この子を見れば、
        苦しきこともやみぬ。腹立たしきことも慰みけり。

       口語訳を黒板iに書く。便覧で髪型や服装の話をする。文法事項を説明する。〈 翁と嫗の愛情ですくすくと育った比類無い姫の美しさを原文から話すが、見てきたような …だ。

       
       学校では、「授業アンケート」として、授業を生徒に評価させている。

        A あなたは、この授業にどういう態度で取り組んだか。
        B 授業の進度 C 話し方 D 説明の仕方 E 質問への対応
        F 授業の印象 G 授業の満足度 H 学力は付いたか

            

       古文は、よく理解できていないうちに、先へ先へと進まれてしまっている感じがしているのだろう。心の中では、分からない、面白くない、何でこんなのやるんだ …、だろう。

       このアンケートの最後に、授業の感想・要望を聞いている。
       古文(古典)の授業が楽しくなった。好きになった。質問をうけ、丁寧に答えてくれた。よく辞書で調べさせられた。教科書にない説明が良かった …など少数ながら書いてあった。

       「古典(古文)を教えたい。」と講師の職に手を挙げた私には、まあまあ満足できる生徒の反応だ。


       課外授業で、7月21日から29日、8月24日から28日まで、まだ授業があるので古典(古文)に関する思いのありったけを伝えることにしよう。



       
      Posted by : 桜の好きなKOMUT | ひとりごと | 12:06 | comments(0) | trackbacks(0) | -
      ハーフは走れた
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         今年初めて、ハーフを走った。
         私を取り巻く様々な雑事の合間に選んだのは、福島県二本松市で開かれた第46回東和ロードレース。

         昨年暮れのはが路M.の15km過ぎで右ふくらはぎを痛めてから、長い距離を走っていなかったので不安だらけだった。
         心の中では、4時間(フル)を切るペース(5'41"/km)で走りたい、根拠のない期待を募らせていた。 

                   46回を数える大会

         雨は止んだが、気温は20℃ぐらいはあった。
         コースは、上っていって折返し、下りでかえってくるが、思っていた以上にup-downがあって足にはこたえた。

         目標の2時間を5分19秒オーバーして帰ってきた。
         ゴール脇の大きな時計を見た時、一瞬「やった。」と思ったが、すぐに「やっぱりだめだったかと気付いた。」
         折返しで6分30秒で走っていたから、後半の下りはずっと楽に走れると考えていた。しかし、繰り返すup-downに、完璧にやっつけられてしまった。もう歩きたいくらいだった。

         再び降り出した雨は、道路や通路に水たまりをつくり、すべての物を濡らした。私は早くこの場を立ち去りたい気持ちに駆られた。初めての大会で様子も分からずにハプニングだらけだったが、走り切ったという思いは、成果と考えてよかった。


         もう一つ、成果と考えられることがあった。
         あの〈 野口 みずき〉に会えたことだ。この大会のゲストランナーになっていたのだ。
         前日に気付いて、どこへくるのか追っかけていたら、小学生と何度も走ってくれていた。小さくて見逃しそうだった。


                      小学生と走る野口                
         

         そして、一般のハーフも一緒に走ってくれた。小学生にも紛れて分からないくらいだから見つけられなかった。
         ところが、500mくらい走ったところで、何と隣を走っていたのだ。
         「元気な姿が見られてよかったです。あえてうれしいです。写真、撮りました。元気なのを、ブログにupします。」と声をかけた。
         「ありがとうございます。ハーフ、がんばってください。」と返してもらった。

         野口みずきは、最も好きなマラソンランナーで、2013年8月10日の世界陸上モスクワ大会出場(途中棄権)後、女子駅伝にも出ていないので、とても気にしていた。練習と右大腿骨骨折を繰り返していたようだが、復活を期待している。

                            


         私には、「走る」ことが目的ではなかった。ゴルフや外のスポーツをやるために、下半身を老化させまいとして始めたランニングだ。そして文字通り、ミイラ採りがミイラになってしまったのだ。さらに、自らの限界にも挑戦する姿勢になってしまっていた。  
         2011年の震災以降は、腰痛ですべてが御破算になってしまった。その後は、無理をしないとしながら、少しでも以前に戻したいと生活してきた。



         2日後、左右の大腿部裏側の筋肉痛だけは残っている。(心拍数は、その日の夕方には、60から70に戻っていた。)
         まだ走れるかもしれないが、股関節や体幹を鍛えるには、「自転車」に変えてもいいのかと思っている。

         今年も、半年が過ぎた。二人の美人に遭った。三人目に会えるだろうか。



         
        Posted by : 桜の好きなKOMUT | らんにんぐ | 22:35 | comments(0) | trackbacks(0) | -
        来夏参院選 17、18歳の65%が「投票」
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           「投票に行く」と答えているが、実現するかどうか楽しみだ。

                6月17、18日、
                   調査会社「マクロミル」の17、18歳の登録モニター
                  1038人から回答による。

           選挙権年齢を「18歳以上」に引き下げる改正公選法の成立を受け、共同通信社が17、18歳を対象にインターネットを通じて実施したアンケートによると、来年夏の参院選で投票する意向を示した人が計65.7%に上った。

           総務省によると、前回2013年参院選での20歳の投票率は31.4%(一部の市区町村を抽出した平均)で、単純には比較できないものの、一定の関心があることをうかがわせた。(資料 時事通信)


           この「前向きな態度」には、疑問を感じている。

             ○ 政治に関心があるかを尋ねると「大いに関心がある」と「ある程
              度は関心がある」が計63.4%、「あまり関心はない」と「まった
              く関心はない」が計36.6%だった。

             ○ 選挙権年齢の引き下げに伴い、民法で大人と見なされる成人年齢
              も18歳に引き下げるべきかどうかを聞くと「18歳で成人にする
              べきだ」が33.0%で、「今まで通り20歳でよい」が57.5%
              と上回った。成人年齢の引き下げには消極的な傾向が見える。

           私の周りの同年代の人たちを見てみると、「政治に関心がある」ようには感じられない。「まだ、対社会的に責任を持つ立場」ではなくてよい、と考えているように思われる。

            
           人口減少で投票率が下がることに危惧する政府の考えに導く方策に合致しそうだ。
           何も考えずに、考える能力を持たない選挙人をつくって、投票に行かせる一方法に過ぎない。

              選挙権年齢の引き下げに賛成する人は多かったが …。 

                   

           政治の行方を考えて、選挙をもって政治に参加する国民が増えることを期待して止まない。
           改正公選法は来年6月19日に施行され、施行後初めて公示される国政選挙が最初の適用対象となる。
           投票率がどう出るか、楽しみだ。


           

          Posted by : 桜の好きなKOMUT | ことば | 22:03 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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