新青森から北海道新幹線に乗り継いで札幌へ向かう。
北海道に渡ったら新幹線は新函館北斗までで、在来線に乗り換える。
駅の構内からは出なかったが、周りには何もなさそうだ。
新幹線が通ったから出来た駅だから、在来線との接点に都合がよかっただけなのだろう。
田園風景の中にある。
並行する1番ホームの屋根の間から望む東側の山並みは低いが、実は遠い。
田んぼの中を走っている観光バスが、小さく見える。
進行方向にも、何もない。
駅の設備には、まだ真新しさが残る。
一気期に目的地まで行こうとするから遠いのかもしれない。
観光するところがあって人の乗り降りがあるから、そんな計画を立てればよかったのかもしれない。
進行右に内浦湾を臨み、室蘭の方の山並みを見ながら進む。
頭の中で地図上の室蘭本線をなぞった。
やっぱり遠いと思った。
新函館北斗と苫小牧との間の所要時間を、1時間少ない1時間41分と勘違いしていたことに、ここで初めて気づいた。
まだ、1時間スーパー北斗に乗ることが出来た。
また、列車の電光掲示に、次の○○まで 20km と、距離が出るのを初めて見た。遠い、広いと思った。
来月も、札幌に来る予定だが、飛行機を使う。
こんなのんびりな旅にはならないだろう。
JR「大人の休日倶楽部パス」のお陰だ。
半袖で心地よいが、走るにはちょっと高すぎる。(21℃ 18:00)