さくらは、西行の桜か、石部の桜か、ある山桜か・・・。古に倣して桜を眺め 

    自らの過去・現在・未来の生への執着・悔恨・不情理・謝罪・希望・理想を記して      

    この生の証しとする。
ももこさんの夢をまる子が
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     「ちびまる子ちゃん」の作者が53歳で亡くなった。

     スポーツ報知が伝えた。

     

     

        さくらももこさん、落語家になりたかった

                  幻に終わった小朝への弟子入り

     

      国民的人気漫画家・さくらももこさんの突然の

     訃報に、日本中に悲しみが広がった。さくらさん

     は中学生の頃から漫画を描き始め、紆余(うよ)

     曲折の末に少女漫画界に「エッセー漫画」という

     ジャンルを持ち込んだ。亡くなる直前まで漫画を

     描き続けたさくらさん。

       「小さい頃から漫画が大好きで、いつも漫画を

     描いていました。」 さくらさんは2014年頃の

     インタビューで、そう振り返っていた。

     

       自身のエッセーなどによると、中学生の頃から少女漫画雑誌に

      投稿。当時描いていたのは正統派の恋愛漫画だったが、賞には縁

      がなかった。親にも反対され、漫画家は無理だと見切りをつけよ

      うとしていた高2のある日。学校で行われた作文のテストで95

      点の高得点を取った。教師からは「エッセー調の文体が高校生

      とは思えない。」と大絶賛。批評欄には、少し引いた視点で構成

      するうまさが「現代の清少納言」と記された。うれしさから「エッ

      セーを漫画にする」ことを思い立ち、直後に書いた投稿作が「り

      ぼん」で初入賞。「ちびまる子ちゃん」の原型ができた。

        ( さくらさんの生い立ち・略歴・作品やリボンの編集長談話・

                   ちびまる子ちゃんのスタッフのコメント等あり)

     

     

     これをデジタル版で読んだが、丁寧な書き方だと思った。

     そして、「現代文」の読みの意欲付けに使った。

     

       ○ 「ちびまる子ちゃん」には、親しみを持っていること。

       ○ 親に反対され漫画家に見切りを付けて諦めようとしながら

        作文での高得点と大絶賛を受けたのが高2の時だったこと。
       ・ 新聞記事は常用漢字(小中1945字+191字)の範囲で書かれ

        ている。カタカナ語、四字熟語、慣用句等が入っていたり、

        十分な理解には文学的知識も必要とされたりすること。

     

     

     彼らの睡魔は後退せず、相変わらず元気だったようだ。

     新聞を読むことは、社会人のイロハだ(った)と言った。

     紙ベースの購読が減っているようだが、スマホやPCで読めばいいんだが。

     

     

     

     

     

    Posted by : 桜の好きなKOMUT | さくら | 22:54 | comments(0) | trackbacks(0) | -
    アニメの力
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       「大ヒット上映中」、「120万部突破」・・・ 。

       こんな言葉で始まるのは、アニメの話題だろう。

       

       20年のパラリンピックに向けて、5分間の短編アニメを放送するプロジェクトがある。パラリンピックの正式種目を題材にした親しみやすいアニメを通じて、パラスポーツやアスリートの魅力を知ってもらい、20年に向けたヒーローを作り出すという。

       

       

           

       

          音でピッチを360°イメージでき  風を感じた日から車いすの少女

          るブラインドサッカー選手       がアスリートへと変わる物語

         

       

       これらのアニメは、観る者に相当の力を持って語りかけ、作者が意図するものを理解する手助けとなってくれるだろう。プロジェクトの思いは叶えられるに違いない。

       

       

       話題にたものを拾ってみた。

       

            

            となりのトトロ          この世界の片隅で

       

           

             未来のミライ        君たちはどう生きるか

       

       

       それぞれに、いつになく優しい気持ちになって、アニメを楽しむことが出来る。視る者は大人だっていいのだが、童心に返るというようなことだろうか。作者の想いを受け取ったような気持ちになる。

       

       

       『君たちはどう生きるか』を中高生に読ませてみた。導入に漫画版、そして文字版に代えたら、明らかに物語への興味を失い、読みは停滞した。

       アニメの力は大きい。

       文字を読んで、自らの心で受け止め、疑問や感動、共感などの機会はいっそう少なくなっている。

       

       

       

       

      Posted by : 桜の好きなKOMUT | ことば | 21:12 | comments(0) | trackbacks(0) | -
      障害者雇用水増し栃木
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         中央省庁の障害者雇用に水増しの疑いのある問題が拡大の様相を見せている。静岡県など地方自治体でも新たに発覚した。

         私の栃木では、栃木県教育委員会で行われていた。読売新聞

         

         

               

         

           記事の内容

         

           障害者の雇用割合(法定雇用率)の水増し問題で、栃木県教育委員会

          精神疾患で休職した教員らについて、障害者手帳や指定医の診断書がな

          い場合でも精神障害者として扱い、水増ししていたことがわかった。水

          増しは数十人規模とみられる。障害者雇用促進法

           県教委は、病状などから申請すれば障害者手帳を取得できると判断し

          ていたという。栃木労働局は、2017年6月の障害者雇用率は2.36%で

          水増し分を差し引くと、法定雇用率(2.5%)を下回るとしている。?
           県教委は県立学校や市町の小中学校の教員、事務員を任用している。

           県教委の障害者雇用率は、11年全国都道府県教委で最低の1.4% 。

         

         

         

               

         

         

         県教委は教員を任用しているが、小中学校の教員の任免権は市町にある。

         だから精神疾患で休職する教員の認定には、市町の教委が大きく関わっている。そして、申請は小中学校長で、精神疾患までに追い込んだ自らの指導力不足が問われることになる。

         休職する教員を「精神障害者」にして傷病休暇を与えれば一石二鳥だ。

         

         

         いじめがなくならない子どもたち、精神疾患者を出す学校は、それぞれに

        起こり得る根深い要素を持っているだろうけれど、そういう管理職に問題が

        ある。力量不足か、誠意や努力が足りない。

         

         

          国レベルなら、あの「安倍首相への忖度」が、地方で行われているそれ

         の帳尻が合わなくなっている一つだ。

          もうそういう時代ではない、丁寧に「説明」するのではなく、疑念を抱

         かれたことを明らかにし、心から「謝罪」して再出発した方がいいのでは

         ないだろうか。

         

         

         

         

        Posted by : 桜の好きなKOMUT | ひとりごと | 22:36 | comments(0) | trackbacks(0) | -
        金足農84年以上を
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           第100回の3回戦、金足農が5−4で横浜に、大逆転で勝利し8強入り。

           


             2点ビハインドの八回、連打で1死一、二塁。立ち上がりから力投

            を続けてきた板川から、高橋がバックスクリーンへ逆転3ランを放ち

            土壇場で一気に試合をひっくり返した。

           


             そして、剛腕エース吉田輝星投手は4点取られたが、 3試合連続

            2桁の14奪三振で、強打の横浜を抑えた。

           

           

                9回161球目に150キロ
           

           

           見る者に、1984年・第66回の「金農旋風」を思い起こさせた。

           第1回大会以来となる秋田勢の決勝進出がかかった準決勝のPL学園との戦い。

           

           

           

           夏の甲子園初出場の金足農は強豪校を次々と破り、「金農旋風」を巻き起こしていた。

           準決勝の相手は、前年優勝のPL学園。後にプロ野球へ進む桑田真澄、清原和博のKKコンビ。

           

           

           金足農のエース水沢博文は、味方打線が一回に先制すると、テンポ良く変化球を内外角へ投げ分け、PL打線を抑え込んだ。五回までの被安打は1。大舞台を楽しんでいたと伝えられている。打線も桑田のカーブや直球を攻略し、金足農は再び適時打で勝ち越す。

           そして八回。1死後清原に四球。次打者の桑田に決勝の本塁打を浴びる。

           

           

                一球の恐ろしさと

           

           

           

           1984年の、その試合と同じ八回。

            一死一、二塁の好機。                                

            6番高橋が初球をフルスイング。            

            ボールがバックスクリーンに吸

           い込まれる。

           

            九回吉田投手が、4番万波、5番

           内海を連続空振り三振に抑える。

            強豪横浜を力で撃破した。

           

           再びの「金農」旋風を期待しよう。             
           

           

           

           

          Posted by : 桜の好きなKOMUT | ひとりごと | 08:23 | comments(0) | trackbacks(0) | -
          終戦記念日昼
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             サイレンが鳴った。いつもより落ち着いた音で ・・・。

             今日は終戦記念日。正午。

             

             気温が32℃を超えている。

             73年前も、このように暑かったのだろう。

             黙祷を捧げる。

             

             

             頭を上げると、夏空にいっぱいに百日紅が広がっている。

             

             

                 

             

             

             その木の下には、夏水仙が揺れている。

             

             

                   

             

             

                    何事も なきように咲く 夏水仙   知らず

             

             

             暑いだけが不運だという夏、平和の有り難さを伝え、守り続けると言おう。

             

             

             

             

            Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 15:08 | comments(0) | trackbacks(0) | -
            米への危惧から
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               被爆地・長崎の平和祈念式典に参列したグテーレス    

              国連事務総長が演説で、

                名指しは避けながらも、国連加盟国の大半が賛同

               した核兵器禁止条約に背を向けて「使える核」の開発

               をめざすト米政権に向けた強い抗議のメッセージを

               込めた。

               

               米から国連への「圧力」も強まるなか、ニューヨークの国連本部では言いにくいことを、長崎から世界に発信したようにも見える、と伝えられた。毎日

               

               

               

                 一方的に離脱を表明したイラン核合意に、米は経済制裁を強めて

                イラン産原油輸出をゼロにすると公表した。(英・仏・独・中・ロがそれ

                に反対する姿勢を強める。6日ウィーンでイラン核合意存続で合意。)

               

                 また、トランプ政権がイラン産原油の輸入停止を各国に呼びかけ

                たことに対して、イランはホルムズ海峡の閉鎖を警告した。

               

               

                   

                    10日イランがホルムズ海峡北部で対艦ミサイル発射実験

               

               

               「核」と「米」が巻き起こすトラブルだ。

               

               

               日本が米に追随していることが問題だ。

               私たちに直接関係するのが石油で、

                 イランのカゼンプール・アルデビリ石油輸出国機構(OPEC)理事は、

                トランプ米政権のために原油供給の阻害が起こると原油価格が急騰

                する可能性がある、     と示唆している。時事通信

               

               

                   

               

                  原油価格の高騰は、ガソリンの値上がりに直結する。

               

               

               国連の危惧をよそに、米の傘の下にいて、米の分まで、冷たい雨を受けることになる。

               

               

               

               

              Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 22:23 | comments(0) | trackbacks(0) | -
              翁長知事に突然の訃報
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                 沖縄県知事翁長雄志氏逝去の速報が流れた。

                 人にも土地にも関心があるが遠いので、晴天の霹靂だった。

                 

                  今年5月 膵臓癌公表 

                    7月 辺野古埋め立て承認撤回表明

                    8月 謝花・富川副知事の職務代行発表

                 

                 

                      2015.4.17

                 

                 

                  

                    新基地建設を強行する政府の姿勢を、「とんでもない固さ」、 「本当

                   に傍若無人な工事状況」と言っていた。

                    「(政府の姿勢に)国民が違和感なく、沖縄に造るのが当たり前だと

                   思っていることに憤りを持っている。」と更に力を込めた。

                     (強行する政府・容認する国民に対する「怒り」だろう。) 

                                      2018.7.27 沖縄タイムズプラス

                 

                 

                   これで、米軍基地は沖縄からなくならないだろう。

                   辺野古に移転するだけだろう。

                 

                 

                  那覇市那覇市長4期目途中の14年11月の

                 県知事選で、辺野古移設反対を掲げて知事

                 に就任した。

                  その後も一貫して移設反対を訴え続け、

                 安倍政権と激しく対立してきた。

                  まだ67歳だった。

                  もう一度、こういう人が現れるだろうか。 

                 

                 

                 

                 

                 

                Posted by : 桜の好きなKOMUT | ひとりごと | 23:37 | comments(0) | trackbacks(0) | -
                学力テスト分析いろいろ
                0

                   

                   文部科学省が「2018年度全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト・4月実施)の結果を発表した。

                   地方紙SOONも、栃木県のデータを伝えた。

                   

                     文科省が公表した平均正答率(整数値)を基に算出した全国順位は、

                    毎年調査している小6・中3の国語や算数・数学など8科目で17〜28

                    位の中位にランクした。3年ぶりに実施した理科は小6が14位、中3

                    が13位。正答率は全国との差が縮小し、ほぼ全国平均並み(総合24位/

                    47)となった。

                   

                   

                        to-do.net より

                   

                   

                   「ほぼ全国平均並み」と片付けられている。

                   深刻過ぎるほどに考えることもないが、記事としての表現なのか。

                   

                   この正答率は公立校のもので、国立・私立校は含まれいない。国立・私立校が多い地域では、実態から離れている可能性があるという受け取り方もある。

                   

                   

                   また、小中とも地域差の縮小が続いているという見出しも見られる。

                   全国平均正答数を100とし、上位3県と下位3県の平均を出すと、下位3県の底上げが進んでいるとも言う。

                   

                   

                         日経など

                   

                   

                   気になる分析が2つある。まず、相関ランキングを見ると非正規雇用率や離婚件数と負の相関があるとする。(児童生徒の意識調査が同時に行われる。)


                     非正規労働者や離婚が多いところで正答率が低いことを意味しており

                    不安定な家庭が多いところで正答率が低いと言えそうだ。小学6年生と

                    中学3年生の正答率からは、中学生の方が家庭環境の影響を受けやすい

                    ことが分かる。

                   

                   

                   もう一つは、「新聞の読む頻度を聞いたところ、小学生で6割、中学生では7割が読んでいなかった。新聞を読む頻度が高いほど、国語、算数・数学、理科の平均正答率は高い割合を示した。」

                   

                   小6・中3では、新聞をほとんど読んでいないように思われる。高校生・大学生だって読んでないのだから。

                   「文字を読んで、考える」ことが少なくなっている。だから論理的な思考によらずに、視覚的に答えを導く問いになら、対応できるのだ。

                   

                   辞典や事典などを使って(スマホで検索だっていい。)文章を読ませようとしているが、なかなか進まない。

                   

                   

                   

                   

                  Posted by : 桜の好きなKOMUT | ひとりごと | 22:39 | comments(0) | trackbacks(0) | -
                  タイポグリセミア現象
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                     全国でも「暑いところ」に数えられる茨城県大子町は、私の住んでいるところから東へ15km、車で20分の所にある。

                     祖母の妹が住んでいて、夏休みには久慈川畔の花火に案内してくれたり、大洗へ海水浴ら連れて行ってくれたりした。

                     

                     その「勝代おばちゃん」が亡くなってから10年になるのか。

                     生活必需品を買いに行くこともあり、住まいを壊して更地にしてあるが私名義の土地を車から眺めると、それこそ50年も前のことが蘇る。

                     

                     私が迎えに行くのだが、決まった酒やお菓子を持ってきてくれた。

                     その菓子舗が閉店(倒産)した。

                     

                     

                     

                            風景は変わらず

                     

                     

                     

                     人の暮らしの常ならんや ・・・。

                     

                     

                     富山県の老舗和菓子屋「中尾清月堂」は、看板商品のどら焼き「清月」を大幅改良し、お知らせを出したところ、10日間の期間中5万9200個のどら焼きを売り上げ、過去最高の販売実績になった、とか。

                     

                     

                     

                           

                     

                     

                     

                     文字の順番を入れ替えても正しく読めてしまう文章で広告し、どこが変わったのかをクイズで答えるリニューアルキャンペーンを開催した結果だという。

                     

                     「タイポグリセミア現象」というらしい。

                     

                       みなさまにだいじなおしらせ。このたびなかおせいげつどうが

                      ぜったいにばれないように どらやきのリニューアルをおなこいま

                      した。

                     

                     

                     これは使えそうだ。

                     近隣住民の高齢化、過疎化が進む地域にあっては、難しいだろうが ・・・。

                     

                     

                     

                     

                    Posted by : 桜の好きなKOMUT | ことば | 23:54 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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