さくらは、西行の桜か、石部の桜か、ある山桜か・・・。古に倣して桜を眺め 

    自らの過去・現在・未来の生への執着・悔恨・不情理・謝罪・希望・理想を記して      

    この生の証しとする。
大田原反省
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     今年は少し暖かいぞ、そんなふうに思っていたら、朝から北西の風。

     

     

         

     

     

     もしかして追い風ではないだろうかと、出発した。

     

     加冶屋通りからライスラインへ。

     福原から佐良土へ、南に向かって走る。少しだけ下り、弱いがフォローだと信じて走った。

     

     中間点を1時間57分29秒で通過。予想より2分くらい遅い。

     第2関門は23.7km。2時間12分33秒(5分35秒/km)

     サブ4のためには、5分42秒/km内で走らなければならない。

     

     

     ここから北に向かって走る。

     緩やかな上りと、北風(後で確認8m/s)に、前に進むのを邪魔される。

     さっき、姪の由李・奈緒の給水を受けたばかりなのに ・・・。

     

     300m先の25kmで走るのを止めた。

     後で確認すると、2時間20分34秒(5分37秒/km)で、2秒/kmしか落ちていなかった。

     

     

       もう止め時かもしれない。

       足も、頭も、もう 42.195 を、もたなくなったように思う。

     

     

     今年は3回エントリーした。

     12月の「はが路ふれあいマラソン」(昨年6分29秒オーバー)を残している。

     ゼッケンが届いた。仕事がはやく終わっても、走る気がわかない。

     

     

     

     

    Posted by : 桜の好きなKOMUT | らんにんぐ | 21:41 | comments(0) | trackbacks(0) | -
    悠久の望月
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       23日は、旧暦の神無月の十六日だった。

       東に大きな満月が昇った。月齢15.5

       

       

           

       

       

       これが、「道長の望月」だったという。

       

          平安時代に栄華を極めた貴族藤原氏の中で、最も威勢を

          誇ったのが(藤原)道長だった。(966~1027)

       

       その事を自らに、歌として詠んだ。

       

          この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば

       

       

       それが、ちょうど千年前の満月だったという。   

       そして、今夕昇った満月は、移り変わった時を経てなお地上を照らし続けている。

       

          道長自身の日記(御堂関白記)によると、この歌を寛仁2年(1018)

          10月16日に詠んだと記している。

       

       千年後が、2018年の旧暦10月16日、今日11月23日というわけだ。

       道長の栄華を象徴する望月が照らした私に功あれ。

       

       

       

       

      Posted by : 桜の好きなKOMUT | ことば | 23:44 | comments(0) | trackbacks(0) | -
      極僅かだが前へ
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         今季2度目、大田原まで4日となった。

         今さら走っても疲れを残すだけかもしれないが、走らないと落ち着かないので走ってしまった。昨日、今日の10km×2だ。

         1ヶ月前の距離が、200km直前までだった。

         疲労は残っていないようだ。練習用のシューズはくたびれている。

         

         

              オナモミが付いた

         

         

         

         ハーフでも、30kmでも、まあまあの時間(5'30"〜6'/km)で走れるようにはなったが、スピードが出て来ない。

         

         そこで、姿勢などの走り方に目を向けた。

         手遅れではあるだろうが、いくつかのアドバイス試すことにした。

         

            走る速さは、ピッチ × ストライド で、おおよそ計算出来る。

                 ピッチ 185 は平均。ストライド96cmは短い。(身長165)

                 1km5分48秒でしか走れないからサブ4は無理だ。

         

            そこで、ストライドを100cm まで何とか伸ばそうとした。

                 前傾姿勢を保つこと。骨盤の前傾保持だ。

                 股関節に柔軟性を持たせること。

                ○鍛えた体幹で上半身を捻るように足を運ぶ。

         

                  

         今日は上手くいった。

         時間は縮まった。50'50"/10km

         消費kcalは、1kcal/1km程度の増だった。

         

         これで 42.195 行ければいいのだが。

         出来るところまで、やろう。

         

         上半身を捻ってパワーを生み出すのは、投手の動きと同じだし、ゴルフにも役に立つから、この走り方を信じていくことにする。

         黄色くなり始めた月に見守られていた。

         

         

                  

         

         

         

         

        Posted by : 桜の好きなKOMUT | らんにんぐ | 21:58 | comments(0) | trackbacks(0) | -
        皇帝ダリアが咲いた
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           皇帝ダリアが咲いた。

           

           今年の花には、大きな価値がある。

           蕾を付けるくらいの背丈になったとき、台風に幹の根っこからやられてしまったのが多かった。

           少し寒くなってきた今日あたり大きな花を見せてくれるのは、周りの木や建物・電柱などに助けられたものだ。

           

           

                梅の枝の間で 

           

           

                 ちょっと俯き加減

           

           

           特別きれいに見える。

           今年は霜の来るのが遅いから、運がいいと言えなくもない。

           最後の蕾が咲くまで暖かい日が続くように願っている。

           

           あの、一目惚れしたときのように、口を開けてじっと魅入る。

           

           

               

           

           

           何とも、高貴な紫だ。

           どこから見たら最もきれいか、周りをぐるぐる回ってしまう。

           

           

           

           

          Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 22:42 | comments(0) | trackbacks(0) | -
          銀杏降る
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             銀杏が、降っている。

             黄色くなった小さな蝶は、ゆっくりと舞って落ちていく。

             

             

                  

                               高根沢町歴史資料館

             

             

             曇りばかりが続いて、やっとやってきたら小雨模様。

             積もる、募る、今年の実り。

             

             

                 

             

             

             だから、落ち葉で遊ぶ子どももいない。

             

                 母と子と 拾ふ手許に 銀杏散る   虚子

             

                         といった光景には出合えない。

             

             

             晴れていたら黄金色に輝くのだろうと思いながら、誰もいなくて独り占め

            していることに、どこか悪事をしているような興奮を覚える。

             降る音が繰り返し打ち寄せるしじまのせいだろう。

             

             

                 

             

             

                      金色の ちひさき鳥の

                         かたちして

                       銀杏散るなり 夕日の岡に

                                      晶子の短歌。

             

             

             

             

            Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 20:48 | comments(0) | trackbacks(0) | -
            70歳まで働かせるのか
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               新聞(毎日)に、こんな見出しを見た。

               

                 70歳まで就業 年金33万円 繰り下げ受給で初試算

               

                 社会保障審議会年金部会(2日厚労省)が、高齢者の就労の多様化と、

                それに合わせた年金制度の在り方について議論し、60歳以降も働き続け

                た場合に受給できる厚生年金額を、複数のケースを用いて初めて提示。

               

                 70歳で退職して年金をもらい始めた場合、月約33万円(夫婦世帯)と試

                算した。現在の年金制度の基本となっている60歳退職、65歳受給開始で

                は約22万円で、約1.5倍の額。

               

               

                   

               

               

                 政府は現在65歳までとなっている継続雇用の義務付けを70歳まで引き

                上げる方向で、未来投資会議で本格的な検討を始めている。高齢者にで

                きるだけ長く働いて、支え手になってもらう狙いで、公的年金の受給開

                始可能期間も現在の60〜70歳ではなく、70歳超も選択できるよう検討を

                進めているそうだ。

               

               

               貰う額が1.5倍になるかもしれないという試算            

              を示されたら、70歳まで働いてみるか、と考える

              も増えるだろう。

               私なんて62歳から受け取っている。

               非常勤の仕事はしているのだが。

               

               

               現在日本では、65歳以上を「高齢者」と定義し、超高齢社会を迎えている。

               2017年1月5日日本老年学会は、高齢者の定義を「65歳以上」から、「75歳

              以上」に引き上げ、それより若い人たちは就労やボランティアなどの社会参加

              を促すべき」という提言を発表した。

               

               

                 支給開始年齢を70歳に引き上げれば年金財政に

                心配がなさそうだが、65〜69歳男性の労働力率を

                (働く割合)66.7%に設定していて、3人に2人が

                70歳まで働かないと現水準を維持できず年金額を

                減らすしかない試算らしい。

               

               

               日本人男性の健康寿命は、72.14 歳でもある。

               

               

               

               

              Posted by : 桜の好きなKOMUT | ひとりごと | 22:31 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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