2018年産米で最高位の「特A」が発表された。
出品数は154、うち55品が特Aで、日本穀物検定協会の食味ランキングによると、全体に占める特A比率は36%となっている。
ブランド米競争に拍車がかかっているという。
ランキングは、全国のJAや自治体の要請をもとに協会がコメを購入
し、100人のエキスパートが基準となるコメと食べ比べ、香りや粘り
など6項目を判断する。評価は5段階。
私が食べている「なすひかり」が、登場2015年産米から連続で「特A」を獲得している。
弟の父が生産しているものだ。大田原市産。
「なすひかり」は1990年から栃木県農業試験場において,「コシヒカリ」を母、「愛知87号」を父にして交配・品種改良が重ねられ、1998年に「栃木7号」の地方番号で誕生。全農栃木の資料
2004年に、県オリジナル品種「なすひかり」と名付けられ、品質の高さから県の奨励品種とされた。
県北産コシヒカリも特A
「なすひかり」は、県北産。
県北は、関東平野の北端に位置して、
東の八溝山地、西の日光山系との間に広
がっている。北から南へゆるやかに傾斜
していて内陸型の気候で、一日の寒暖の
差が大きく、稲作にはうってつけの地形
になっている。
そして、日光・那須の山々から流れる
鬼怒川・那珂川などの水源に恵まれてい
ることが特A米を生み出している。
今でも「こしひかり」の生産量が70%超。
食味がよく、お米の粒が大きいので、しっかりとした味わいが
ある(と全農栃木が宣伝している)。
ツヤがよく甘みや香りもしっかりしている。粘りは「コシヒカリ」と
同等か少し強めなので、食べごたえがあり満足感が得られる。冷めても
美味しいので、おにぎりや弁当にも適している、とか。