さくらは、西行の桜か、石部の桜か、ある山桜か・・・。古に倣して桜を眺め 

    自らの過去・現在・未来の生への執着・悔恨・不情理・謝罪・希望・理想を記して      

    この生の証しとする。
五輪原点に戻って
0

     

     昨日今日起こっていることの確認に、Yahoo! News をよく見る。

     

     「どう森 外出自粛が追い風に」という見出しが、私に飛び込んでくる。

     

     1年程度の延期で、五輪組織委の森会長が何か言ったのかと思った。

     

     

           

     

       週末のTV出演は知っていた。

       延期に立ち会ってはいたが、自身の意見は述べていなかったから

     

     

       「来年夏に、ウイルスがもし終息してなかったら …か。」の質問に

       「それは考えたくないですね。」と強気に答える。

     

     しかし、その顔色、死相に近いんじゃないかなあ。残念ながら。

      (癌克服の結果と見ることも出来るが …。)

     

     立派だ、といえるだろうが、自分にしか出来ないだろうというのは単なる思い過ごしだろう。過信や肩書にこだわる先輩には頷けない。

     

     

     ところで、「どう森」は、 … だったんだね。

     

           

     

       外出自粛で、ゲーム「あつまれ どうぶつの森」が、3日間で

       188万台販売され、過去最高の売れ行きだったニュースだった。

     

     

     

     国民は、その程度だ。私も、そのあたりだ。

     

     東京都で今日も、60人以上の新型コロナ感染が確認された。

     そして、安倍首相は緊急に会見し(28日夕)、東京五輪の延期を、「新型コロナウイルスに打ち勝った証明としてのオリンピック」を強調し、「完全な形での開催」を望んでいると再び力を込めて語った。

     

     

       東京2020オリ・パラ競技大会を、東日本大震災被災地の福島など

      の復興の後押しをするとともに、復興しつつある姿を伝えるため、と

      いう所期の目的を忘れてはいないか。

     

     

           

     

     

       新型コロナに勝った証として…になっているが、震災で思わぬ被害

      を受け、いまだに苦しんでいる人たちのことを忘れてはならない。

     

     

     ああ私は、大それたことを思っても来なかったが、多くの人も眼の前

    の雑事に身を尽くし、一生を終わるのだろうと一人頷いた。

     

     

     

     

    Posted by : 桜の好きなKOMUT | ひとりごと | 19:58 | comments(0) | - | -
    早春を走る
    0

       

       一週間に1度走ることにしている。

       その間に、イメージトレーニングもやる。

       どうしたら楽に走れるか、所要時間を縮めることが出来るか。

       走り方なのか、鍛え方なのか。

       

       今日は、気になる「運動連鎖」という考え方を試そうと走った。

       

       

               

       

           

         正しい姿勢で体幹を意識して走ることで身体を安定させ、推進力

        を浪費させない。

         走るときに使う部位、足指―脚―腰回り筋肉―腹筋胸―肩甲骨―

        肩―腕手―頭 等をスムーズに連携させることを言っているようだ。

       

       

       コースに、比較的平らな那珂川東岸を南北に走る道路を選んだ。

       何にも気にせず、のんびりとやることが出来る・・・。

       

       

           

                             遠景に雪山

       

       

       弱い北寄り風が、向かい風になっている。

       腰高の姿勢で肩甲骨を閉じるように、腕を後方に引こうとするがそれに前傾が崩れて重心が浮いてくる。

       

       身体に無駄な力が入るのを意識して避ければ楽に走れる。小さな上りが平らに、風が弱くなったところで、骨盤が脚を動かしているように意識して走る。(脚は胸に付いている。)

       

       

       周りの自然も楽しみながら走ることにした。

       たんぼ道の菜の花、河岸の藪の鶯の少し上手になった歌声 ・・・。

       

       

            

                          柳の芽もあおむ

       

       

       5kmからの戻りは、ほんの少しだけの下り、ときどき追い風。

       骨盤の回旋運動により、足を運ぶ感じにいっそう近づいた気がした。

       

         珍しく、少ない辛さで走り終えた。

         体幹・骨盤を意識した脚や腕などとの連鎖にちょっとだけ成功した。

       

       今まで限界としてきた50分を切った。

       ナイキの厚底に走らされている感もあるが、悪くはない。

       

       

       

       

      Posted by : 桜の好きなKOMUT | らんにんぐ | 22:15 | comments(0) | - | -
      新型コロナウイルス怖い
      0

         

         夕方のニュースが、新型コロナウイルスの国内感染者が、1000

         

        人を超えたと言っている。まだ、増えてしまっている。

         

         ウイルスの画像が、その勢いを見せつけている。

         

              

             午後10時までに、兵庫県、東京都などで合わせて

            39人の感染が確認された。これでチャーター機で帰国

            した人も含めて、1054人となった。クルーズ船の乗客

            乗員が712人と合わせると1766人。死亡したのは、国

            内感染の36人とクルーズ船8人で44人。


         

         見やすいグラフがあったNikkei.com

         

              

            19日の専門家会議が言った状況だ。

         

            3月に入って愛知や大阪、兵庫を中心に感染者の集団

         

            (クラスター)が発生、感染確認は最大1日60人に上った。

         

           都市部で経路不明の感染者が増えており、爆発的な感染

         

           拡大(オーバーシュート)防止に向けた「瀬戸際」状態は

         

           続いている。

         

         

         

         今後の感染拡大が警戒されているのは都市部らしい。

         

         感染者のうち感染経路不明の割合が、東京都と大阪府で2月下旬から

         

        3月中旬まで増え続け、5〜10%前後を占めているから。

         

         そして、専門家会議は、大規模イベントなどの開催の是非を地域ごと

         

        に判断するよう求めた。

         

         私は地方の田舎に住んでいるが、新型コロナウイルスがずっと遠い所

         

        にいるものとは思えない。ニアミスも起こっているのではないか。

         

         

         

         

        Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 23:11 | comments(0) | - | -
        桜巡礼始め
        0

           

           横浜と埼玉で桜の開花宣言が出た。

           平年より8日昨年より3日早く、満開まで1週間ほどかかるとか。
           新型コロナウイルスの感染拡大を受け、○○桜まつりが中止となっているのは、まったく皮肉だ。


           横浜での最高気温が17.2℃で、4月上旬並みの暖かさだったらしい。

           私のところも17.9℃まで上がったが、ソメイヨシノはまだまだ。

           きれいに開いたのは、トウカイザクラ東海桜だった。

           

           

                

           

               北向きの晴れた空に精一杯広げるちょっと色濃い花びら

           

           ソメイヨシノに先んじて開花し、淡泊な咲き方ながら梅からのつなぎにはあらずと自己を主張している。

           箒を逆さにしたような樹形だと表現されるが、それこそ20本も30本も集めたように、遠くからでも桜色が見える。

           

           

           これより早く開花したのが河津桜。

           伊豆の河津にあらず、関東の山沿いでも3月の上旬に咲いて、何とも有り難みには欠けるような気がする。

           それでも、追いかけてしまうのだが ・・・。

           

           

                

           

               色濃い花びらを透かして春先の田んぼが見える

              

           これは、2日前の山間の河津桜だ。

           まだ茶色ばかりの雑木や土の中で、濃い桜色を思い切り花びらを広げ、枝を伸ばしている。

           この頃、当地ではなくいろいろなところで植栽され、こんなきれいなものが楽しめることは全く皮肉ことだ。

           

           私の「春の心は のどけからまし」だ。

           いよいよ、さくら巡礼の始まりだ。

           

           

           

           

          Posted by : 桜の好きなKOMUT | さくら | 21:08 | comments(0) | - | -
          学校年度末行事
          0


             

             高・大入学試験の一方、全国一斉休校の措置がとられている

             

            小・中学校は、卒業式が縮小、短縮されて行われいるようだ。

             

             来賓を呼ばない、在校生参加なし、国歌・校歌斉唱は音楽を

            流すだけ ・・・。

             

                  

             

             

             がっかりする人もいるのかもしれない ・・・。両親での臨席を予

            定した人たちには手持ちがなくなったから。

             式の主役である子どもたちにとってはどうか。正直窮屈な時間

            によかったいうのだろうか。

             卒業式は証書の授与だけなのだから、窮屈な時間が短くなっと

            喜ぶ保護者ばかりではない。

             

             

             今の保護世代が児童生徒であった頃、静かにこの式の1時間を

            我慢するように指導されたことだろうから ・・・。

             

             

             なぜ、そんな時間があるのか。

             小学校から大学までカリキュラムの上では、学校で行われてい

            る行事は教科の授業の一環として扱われ、国語や数学などと同様

            の時間にカウントされる。とは知らない。

             

             

             これらの行事には、日本の学校教育史上でも、それだけの価値

            があった。

             今は軽視されつつあるが、明治の新しい学制になって「卒業証

            書を授与すること」には、特別な意味を与えてきた。

             

             

             学校に勤める教員さえ誰も、それまでに聞いたことがないと言

            うだろう。

             「教員養成」の学部の趣旨は軽くなり、カリキュラムでは省略

            されているところが多いのだから。

             

             

             卒業式に歌われてきた『仰げば尊し』にある、「互いに睦み

            し ひごろの恩 別るる後にも やよ忘るな 」などというと

            いう世界は、今は皆無だ。

             

             日本の教育は、政治の望み通り退化の道を進んでいる。

             そんなことを言う私は、そういう中では異邦人できた。

             

             

             

             

            Posted by : 桜の好きなKOMUT | もん・さいじき | 21:04 | comments(0) | - | -
            那須のゴルフはまだ寒い
            0

               

               ゴルフ仲間の誘いで、那須の麓にゴルフに行った。

               標高にしたら500~600mぐらいだから、3合目あたりなのだろうか。

               それでも、それは見上げる位置にある。これ19・・m。

               

               

                    茶臼と朝日

               

               

               気温は上がって12,3℃ある。

               雪山から吹き下ろす風がなければ、もっといいのに。

               

               ここも、例年ならコース脇に雪が残っているのだろうが、そんな様子が全く見られない穏やかな様子だ。

               枯れた芝の上を歩くと、かつて1打を競った頃の思い出か蘇り、納得のいくショットが続き、真の春を迎えるのにいいアクセントなった。

               

               

               打ち上げは厳しい。

               

               

                    +20yds

               

               

               雪解け水をたたえる池に向かって打つパットをショートしてしまう。

               クリーンも刈ってないので、夏のものとは大違い。

               ここは、山からの風で芽がきついはずなのに ・・・。

               

               

                    ショートしてしまう

               

               

               夏はね、池まで行ってしまうような感じだった。

               リゾート向け、になっているのだろう。

               

               

               同伴の仲間は、悔しくて夏にまた来ようと繰り返す。

               

               

                                                                                                                                      

               私は、帰路のチーズガーデンの「さくらチーズケーキ」に満足してしまう。

               

               

               

               

              Posted by : 桜の好きなKOMUT | さくら | 20:59 | comments(0) | - | -
              真っ直ぐな線
              0

                 

                 臨時休業で学校に行けない子どもが、課題の計算ドリルをやっ

                ている。

                 

                         

                      

                               2桁×2桁(小3)

                 

                 筆算の線を定規で引いている。

                 

                  10年余前その近くにいた頃も、そういう姿はあった。

                 ある程度計算のスピードを求めるのだから、定規を使用をす

                ることは勧めなかった。否定もしなかった。罫線が入っている。

                多少ずれたっていいだろうと言っていた。

                  

                 真っ直ぐに引くよう、脳が手指に命令を出す。

                 

                  筆算の線を引くのに定規を使うことは一般的で、学校とし

                 て統一した上で指導しているという話も聞いた。

                  「へぇー。」だ。 ― この様子では、鉛筆の持ち方の方が

                 問題ありではないか。

                 

                 

                 定規を使わずにまっすぐな線が引けなくなる。

                 まん丸な円はどうだろう。いつもフリーハンドで描いている

                人の円はきれいだ。

                 丁寧に描くいても、自分の円はいつも歪で、恥ずかしい。

                 

                 

                 この定規使いは、私の提唱だという人がいる。

                 日本教育学会会長の向山洋一氏だ。

                 

                   位がそろって計算間違えが減るの

                 だという。

                   1970年代「分析批評」と呼ぶ

                 「パターン化した読解法」を紹介。

                 

                 

                 当時の小学校の職員室には関係書籍が見られたと覚えて

                いる。小学校には国語科の教員ではない担任もいるから、

                「読み」の指導に、時にはこんな見本もいいだろうと思っ

                ていた。

                 

                 

                 それから半世紀、昨年12月に公表された国際学習到達度

                調査(PISA)で、日本の高校生の読解力低下が浮き彫りになり、

                文科省はPC形式のテスト形式に不慣れなことや、記述式の問

                題を苦手なことを挙げた。

                 

                 私は外野で、小学校から「読み」の指導の充実を期待して

                止まない。

                               

                 

                 

                 グローバル化の名の下に、

                「日本語の指導を軽視してきたツケ」が

                回って来ている。(後刻具体的に呈示)

                 

                 

                 

                 

                Posted by : 桜の好きなKOMUT | ひとりごと | 20:11 | comments(0) | - | -
                臨時休業の行方
                0

                   

                   新型コロナによる「臨時休業」で、日本は終わった。

                   

                         

                         

                   


                   コロナウイルスによって終わったのではなく、終わっていたことがコロナウイルスによって明らかになったのだ。

                   

                   安倍首相は、官邸主導で、全国の小中高校の一斉休校を要請した。

                     確認しておく。

                     これは北海道知事の要請で出した臨時休校の評判がいいと話題に

                    なり、今井首相補佐官の進言で、細かいところを詰めず、表明した

                    のが真相らしい。側近の萩生田文科相、鈴木知事の親分菅官房長官

                    杉田官房副長官も制止したが、それを振り切ったというのだ。

                   


                   感染拡大を抑えるということだが、子どもの感染率は低い。手段の優先順位が間違っている。

                   

                   

                   

                          

                              カラオケルームに中高生

                   


                   終わった、間違っていると思えるのは、実は国民やメディアだ。

                   子どもが家にいたら働きにいけない、強く反対したの親たちだ。

                   

                   これに対し官邸は、これまた見事に大きな誤りで反応した。

                   公設の託児所、学童は閉めない。

                   こちらは全力で対応し、両親が安心して働けるようにする。

                   

                   

                   

                   親が働きに行けないことで暮らしていけないというのが問題だというのか。

                   このことが、日本が終わりであることを明らかしている。


                     保育園、学童の方が集団感染のリスクは高いのに、親の反発を避

                    けるために全力で開ける、という政府の対応には笑ってしまう。

                   

                   

                   

                          

                             無料でアップされた漫画を見る子ども

                   

                   

                   本当に大事なのは何か。臨時休校によって子どもたちの教育が疎かになることだ。

                   授業がなくなることなのだ。

                   
                   学校教育で最重要なのは授業だ。
                   これまでの日本人を育ててきたのは学校での教育その授業だったはずだ。

                   

                   その授業がなくなったことついての批判が全くない。
                   卒業式ができなくて、友達とこのまま離れ離れになって可愛そうとは情けない。

                   

                   

                      子どもたちは、新コロナウイルスがいる街角に溢れ出した。

                      ゲームセンターやカラオケボックスにも集まったらしい。

                      御丁寧に出版社がアップした漫画をスマホで読み耽る子ども…。

                   


                   学校を一斉に臨時休業にしたことで、国民が「教育」を「空気」のようなものと考えていたことが露呈した。

                   

                   教育によって成したこれまでの日本は顧みられない。これまで以上の姿は期待出来まい。

                   

                   

                   

                   

                  Posted by : 桜の好きなKOMUT | ひとりごと | 22:11 | comments(0) | - | -
                  TOP
                  ブログランキング・にほんブログ村へ
                  にほんブログ村